Sapporo珈琲マルシェ2023を振り返る①
あっという間に終わってしまった今年の珈琲マルシェ。
今年で第7回「Sapporo珈琲マルシェ2023」
2ヶ月ほど寝かせてしまって今更ながら振り返る。
今回も引き続きレンタル/購入カップでの試飲。
レンタルは1,000yenで返却時に500yenが返金、
購入は1,501yen。今回の事前決済はレンタルのみ。
今回も丸美珈琲店後藤社長のPodcasts「新解釈珈琲の世界」で
開催前から初出店紹介等の内容を3回、終了後には出店者と総括で5回にわたり配信された。
今回はDKSH MES Japanの協力が入った様でSCAJで展示されていた最新機、
FAEMAのFaeminaが2ブースで利用。
近年最新機があまり見られないのでこういう機会に見られるのは嬉しい限り。
引き続きトーエイ工業からは、NuovaSimonelliのAureliaWAVEとMythos
今回はAppia2とMythosも。
VictoriaArduinoのEagleOneと今回はEagleOnePrimaが各1台と
過去最大台数のエスプレッソマシンが動作している。
その他にこちらもDCSから昨年に引き続きTONE Touch03も。
会期:2023/10/11〜10/16
会場:丸井今井札幌本店 大通館9階催事場
出店店舗
【道内店】
丸美珈琲店(札幌)
StandardCoffeeLAB.(札幌)
CoffeeStand28(札幌)
SATURDAYS CoffeeRoasters(札幌)
RainCoffeeRoastery(札幌)
8A GARAGE COFFEE(小樽)
Sprout(倶知安)
ウトナイ珈琲焙煎所(苫小牧)
yoshinoricoffee(東川)
【道外店】
SazaCoffee(茨城)
Philocoffea(千葉)
GesharyCoffee(東京)※初出店
NozyCoffee(東京)
AmameriaEspresso(東京)
NOUDO(東京)※初出店
RoastDesignCoffee(神奈川)
BontainCoffee(愛知)
Cafe de UN Daniel's(三重)
和珈屋(福井)
OkaffeKyoto(京都)
Unir(京都)
TaocaCoffee(兵庫)
豆香洞Coffee(福岡)
ATTIC出島珈琲焙煎所(長崎)
豆ポレポレ(沖縄)
【国外】
台湾珈琲産業戦略連盟×根元在旅行(台湾)※初出店
【有料販売】
TakaIshitani(東京)
【物販】
野口染舗(札幌)
IntermodeKAWABE(東京)※初出店
HARIO※初出店
今回変わった点は
TakaIshitaniとStandardCoffeeLAB.以外での有料販売ドリンクは
伝票の紙をもらいTakaIshitani・StandardCoffeeLab.ブース間のレジで清算してからブースへ戻り清算済伝票を渡してからドリンクをもらう点。
このルールが中々解り難く、混雑時は列に並んで伝票もらい清算してまた並ぶという流れになってしまう。ここは次回お互いが上手く解りやすい形に改善されると願いたい。
豆や物販のレジで清算(各ブースでスタッフが島ごとのレジに行き清算)が、
レンタルカップ返却ブースの隣で用意された複数台のレジブースで最後に清算。
各ブースでの会計作業がなくなり並びの滞留を軽減出来る点、
スタッフが試飲や豆の説明に注力できる点でも良かったのかもしれない。
前回まで有ったパンやスイーツの販売ブースが今回は無かった点。
エレベーター前がレジブースになってしまったからスペースを確保出来なかったのかもしれないが、会計後に「あれ、パンは?」という少々物足りなさも有った。
スペース的にもやはり今回もみっちり入ったなという印象。
店舗や飲食スペースが増えて欲しいとも思うも、もうスペースが無い。
丸井今井札幌本店の大通館9階と一条館を結ぶ連絡通路が今は使えなくなってしまったので、これが使えれば一条館9階の以前使っていたスペースも使えるのでは?とも思えてしまうのが残念。物理的に使えないので仕方ない事ではある。
一条館9階は電源の問題等も有ったみたいだが…
会場全体としては、
前回よりは混雑のバランスが全体に混雑していて良かった様にも見えた。
(前回は何故か極端に混雑の差が出ていた様にも見えた)
特に土日は混雑していたが、2020年の様な入場制限も無く回る事が出来た。
一定以上混雑するとブースにレーンが用意されていたが、
並んでブースの端で試飲を受け取り販売豆を見ながら逆サイドの出口へ流れる様な形となっていたが、試飲を受け取りそのまま商品説明等を受けて列が滞留してしまうケースが多々有った。これはスタッフも来場者もお互いでもう少し改善が望ましいだろう。勿論豆やグラインダーの商品紹介は必要だろうが、もう2歩出口に寄れば後ろで並ぶ1〜2人が試飲を受けられレーンの待ち行列が進むだろう。
勿論、出口から並んで先頭に来る勢もごく一部いたが…
今回の珈琲マルシェ、公式アンバサダーなる人達がいたそうな。
開催前に「アンバサダーの集い」というプロモーションイベントが有ったと
丸井今井札幌本店がその模様を掲載しておりました。
正直な所、「これは恐ろしい。大変だろうな…」というのが知った感想。
そんな大役だと流石に全部回らないといけないだろうし、
一通り伝えられる様に有料販売や試飲をしっかりしてお店の特徴やお勧めをお伝えしていかなければならないだろうか。
最大の問題はこの催事を全部しっかり回る時間が取れるか。これが最難関だろう。
アンバサダーの方々は大役お疲れ様でした。
今回は物販が少し拡張。
珈琲の出涸らしを染料として使う珈琲染の野口染舗は前回に引き続きの出店。
IntermodeKAWABEはMIA MIA TOKYOやCoffeeメディアでお馴染みのVaughan氏の「COFFEE TIME WITH VAUGHAN」の雑貨等を販売。Vaughan氏も来場していた。彼が来場していると地方百貨店の催事から珈琲業界注目イベントなんじゃないかと思えてくる。
HARIOも今回が初出店。(過去Kalitaが入っていた回も有った)
今夏色々プロモーションされていた「Pegasus Dripper」を販売。
まだまだ店頭で見た事が無かったアイテムなので注目。
その他主力商品を展示販売。
とはいえ正直、V60が普及しきった現在において何が売れ筋だったのかは気になる所。
朧げな記憶で振り返った過去回と違い、今年終わったばかりのイベント。
という事で肝心の各珈琲店ブースについては、また別の話。
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