簡単なプログラミング学習を体験してみましょう

このブログマガジンが、かなり理屈ばっかりになってしまっているので、文科省の手引きを参考に、ここでプログラミング学習のプロセスを実際の体験してみましょう(問題発見&解決プロセスの詳細はいずれまた書きます)。

小学校ではScratchという言語で教育が展開されるようです。
この環境はWeb立ち上げてScratchとググっていただければ、誰でも無料で簡単に利用可能ですので興味ある方は是非やってみてください。

さて、Scratchで「正三角形を書く」という”問題”に取り組みます。
①ペンを下ろす
②10歩歩く(歩数はいくつでも可)
③右に120度曲がる(左でも可)
④10歩歩く
⑤右に120度曲がる
⑥10歩歩く
で正三角形が書けます。

では次に正方形(正四角形です)を書くという”問題”を出します。
上記③と⑤にある「120度」を「90度」にして、②と③のセットを4回繰り返せばできそうですね。繰り返し命令を使って書くと、
①ペンを下ろす
②以下の③と④を4回繰り返す
③10歩歩く
④右に90度曲がる
繰り返し命令というものを知れば、4行という短いプログラムでできちゃいます。

では次に正五角形を書くという”問題”を出します。
う~んと、、、
・4回繰り返す→5回にすればできそう
・90度も変えなくちゃいけないけど何度なの?
ここで「探求」が起きてますね。つまり”どうすれば解決できるだろう?”という思考プロセスです。
・計算でできるの?
・実際書いて分度器で測る?
・ググってみる?
解決策はいっぱいありそうです。解決できればとりあえずいいので、まずは自分の創意工夫で解決してみてほしいところです。

(次回は上記の回答と”正多角形を書く”です)

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