ATRI ~My Dear Moments~ プレイ初日印象

 ますプレイしてみてすぐの感想を書き留めて起きます。結構バッサリ書いていますが、一個人の意見です。そういう人もいるんだなぐらいに思ってください。

画面解像度

 え、なんでこんな解像度低いように見えるんだ?って開いた瞬間思いました。
 なんか、タイトルロゴとかフォントとか、なぜかぼんやりして見える。グラフィックサイズ(1920*1020みたいなパラメータ)の設定もないし、これがデフォなのだろうか。

BGM!

 BGMが特徴的!
 いい意味で懐かしい! 結構主張が強めのBGMが多い印象。
 懐かしいというのは、昨今のゲームはゲーム自体のクオリティがとても高く、一画面上の情報量もとても多くなったのでBGMは控えめにプレイ体験を損なわないようにするような風潮があり、ある程度ノベルゲームもその流れに乗ってきている印象があります。

 それに対しATRIは、64時代の『ゼルダの伝説 時のオカリナ』や昔ながらの伝統を守り続けるドラクエシリーズを彷彿とさせる、明るいなら「明るい!」、暗いなら「暗い…」としっかりBGMが主張してくるタイプで、とても古き良きなBGMのタイプだと感じました。

 使っている楽器もとてもドラクエを思わせます。ATRIの明るい時のBGMでフルートかピッコロが鳥のさえずりのように演奏されるパートが、とてもドラクエの平原ステージのBGMっぽい感じがします。

シナリオ

 これもまたとても懐かしい匂いがします。
ヤレヤレ系ヤサグレ主人公が、自由奔放な女の子に振り回されながらツッコミを入れる。そんな2人の掛け合いから、さらに色々と異なる特徴を持った女の子が登場して、掛け合いに混ざっていく。

 今やると偶に女性蔑視を感じてしまうセリフも正直あるのですが、ある意味CLANNADの時代からあるギャルゲのテンプレートのようなものな気もします…。
 まあ…ゲームだから…?許される?(誰から)
 主人公の言葉が強めだったのは最序盤だけで、進めると口は悪いですが蔑視というほどではなくなってきました。そういう演出だったのかもしれません。

背景

 背景は本当にすごいです。目を見張るものがあります。背景だけで画集か展覧会を一度開いてもお客さんがきそうです。
 さすがminoriさんが参加しているというだけあってディティールが細かく、よりじっくり見たくなるような素晴らしい背景です。

アニメーション

 このゲームならではの特徴として、潜水するときの泡のアニメーションや、プロップイラストを使ったアニメーションが多く、また良くできています。
 夜と朝を分ける日付け変化を強調するような場面遷移アニメーションはサマポケを思い出します。


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