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【段階ネタバレ】『マジカルミライ2024』福岡初日ライブレポート

こんばんは。
今回は主題の通り、『マジカルミライ2024』FUKUOKA会場に突発で参加してきたのでライブ中心にレポートを記したいと思います。

初演のチケットを確保できたので、初日に参加して即トンボ帰り、という行程を組みました。

今回は初日ベースの報告ですが、例によってネタバレ問題なしの部分から次第にセトリの内容に関する細かいレポートも記していきますので、読み進める際はご注意ください。最初は多少ためになる情報とか、福岡の会場についてなどを。

そんな特性のため、今回は目次の掲載は控えます。ご了承ください。

↓↓↓ここからはネタバレ要素なしゾーン↓↓↓


福岡会場について

福岡の企画展会場は福岡国際会議場、ライブ会場は福岡サンパレス。
どちらも博多駅からバスで徒歩込み20分程度というロケーション。
徒歩でも30分ほどで歩けなくはない距離です。

▲福岡サンパレス。ホテル併設という施設

これまでは主要な駅から電車使ってさらに歩いて…な会場が多い中、1時間以内に新幹線の駅までいけるような距離のため、かなり移動には困らなかったように思います。

今回は前泊の上、8時ごろに会場に着くようにしましたが、待機列は基本屋内。屋外でも屋根のあるところに待たせてもらえていたのでかなり助かりました。

▲こんな感じ。結構な人が屋内で涼めていた

ピアプロキャラクターズの等身大立像に見送られつつ会場へ。
5階層のうち3階層が利用され、上へ下へと行き来する感じ。
こじんまり感はあったけれど、常に冷房の効いた空間であったため非常に過ごしやすかったです。

▲企業ブースのある2Fだとこんな感じ。グッスマブースなどいつも通り長蛇の列でした

ライブ会場である福岡サンパレスも当然のように冷房はきっちり効いてます。また、ちゃんとホールしてますから座席(not折り畳みイス)は座り心地も良く段差が付けられ前の人たちで見えない、なんてこともなく視聴環境としてはかなり良かったように思います。
ライブ始まったらずっと立ってるとか言わない

なお、ハコとしては小さいこともありサイドスクリーンはなくスピーカーがかなり近い距離にあり、なかなかの爆音でした。
ミクフェス参加の折に買ったイヤーピースは大活躍。耳鳴りに苛まれることもなくライブを楽しめております。

総じて、これまで私が行ったことのある大阪、東京の各会場より段違いで過ごしやすい会場だったように思います。
またメッセやインテックスに逆戻りするのやだなぁ

ペンライトについて

今年のペンライトですが、昨年の物と2014までのものをミックスしたような感じ。色の切り替えは底面で、押し色メモリー機能も装備。
とはいえ個人的には単3だけで済んで親指で簡単に色変え出来る昨年のペンライトのほうが優秀に思えました。

▲左からマジミラ2023、ミクフェス、マジミラ2024

鮮やかさはポップさを打ち出した今年の方が綺麗なんですが、ここは好みかなぁ。グリップ部も太くなって持ちやすいと感じる人もいるでしょう。

▲ペンライト特徴早見表



↑↑↑ここまでネタバレなしゾーン↑↑↑




↓↓↓ここからちょっとセトリ以外のネタバレアリゾーン↓↓↓






ライブの設備、曲以外の変更点など

今回のライブ設備はスポットやレーザーのような光の証明はいつも通り。
ディラッドボードは福岡会場故なのか、Thunderboltなどで見られた透明度の高いボードとなっており、くっきりハッキリミクさんたちが顕現していました。スクリーンではなく、きっちりプロジェクターから投影するタイプです。(ココ重要)

ボード以外の映像系だと、上部の横長モニターは従来通りで歌詞などが映し出されます。
ボードとモニタは地球儀を模したようなLEDボードに収まっており、そちらを活かした演出もあります。

なお、火炎放射はありませんでしたが、これはホール故だと思われるので、東京・大阪ではいつも通り火を噴き火花は散るかもしれませんね。

映像に用いられるキャラのモデルについては、今回はごたまぜ。
いろんな姿を見られるんじゃないでしょうか。

今回の楽曲の予習範囲は例年通り。
ミクさんがクリプトン主導でコラボしたものやチャンネル動画、セガミク関連のソフトにアプリ、公式CDを拾い上げきれば対応できるでしょう。
…多い?でもそんなもんですよ、バーチャルシンガーのセトリ予想なんて。

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後悔しませんね?






セットリスト考察と感想戦


セトリと日替わり枠など

ということで、私がやりたいのは正直ココ。
いつものようにセトリを貼って色々書いていきます。

▲福岡時点の暫定セットリスト。3日開催の他会場で増える可能性あり

1公演24曲。昼夜替わりなし、日替わりありで6枠入れ替え。
福岡終演時点での総披露曲数は30曲。
3日目分の日替わり枠が全部あるとしても現時点では36曲以下と昨年までより最終ボリュームは落ちる形となるようです。
なお、各曲の歌唱キャラすべてにベースモデルを記載していますが、正しくない可能性もあるのでご了承ください。
自分の目を信用して書いてますが確証はないですからね…

今回のスタートはマジミラ10th以来の紗幕スクリーンで見せるオープニングムービーでした。全体的にポップなサウンド。

そして一気にスクリーンが剥がされ1曲目。
初っ端はサプライズ披露となる『ブリキノダンス』でした。
先制サプライズはマジミラ2020における『太陽系デスコ』以来でした。

初日はMC挟みつつ『HERO』『SUPERHERO』と誰もが想定しただろう繋ぎがあったと思えば、2日目だと昨年まさかの披露ナシとなった10thテーマ『フューチャー・イヴ』がここで再披露。昨年やらずに心配してたのでよかったよかった。

R3ミク再お披露目と久々披露たちなど

日替わり枠のうち、マジミラテーマ以外の特徴が2つあります。
それが、TBモデル以前のR3モデルミクで披露された楽曲の大量再演、そしてマジミラで1回限りの披露となっていた楽曲の再演が多い、ということ。

R3モデルは元々SNOW MIKU LIVE! 2019でミクライブ初お披露目となり、そのままマジミラ2019でマジミラデビューしました。
2020年にアップデートされリンレンもR3モデルお披露目、2023年のThunderboltツアーをもって通称TBモデルと言われる姿に大幅アップデートされ、マジミラ2023では年長組もTBモデルが披露、6人揃い踏みとなっていました。
そんなR3モデルで披露された曲は再度マジミラで披露される機会が何故かなかったのですが、今年はマジミラ2019でお披露目した4曲すべてが日替わり枠に組み込まれました。
TBモデルでの新曲も引き続き作られているため、その変遷を垣間見ることができますね。

その他の日替わり枠も、これまでマジミラで1回披露された後は他イベントではチラホラ見てもマジミラでの再披露がなかった曲でした。
かつて再演機会があるのが近年だと『アンノウン・マザーグース』しかないと言った覚えがあります。ようやく傾向が変わってきたのでしょうか。
その代わり、ワイズマテルユアみたいな超古参、お決まりの楽曲が少なくなっているということにもなりますね。何度もやられたら飽きるのでいいんですが。

モデルの話など

昨年のマジミラでTBモデルが揃い踏みしたため、もうTBモデルメインで行くのかと思いきや、ミクフェスのMCがマジミラモデルだしEXPOの新規映像はどう見てもマジミラベースだしでさっぱりどうしたいか謎でした。

そんな中マジミラ2024ではマジミラモデルとTBモデル、それぞれで新規映像が制作されました。マジミラモデルのほうが多いまである。なんだと。
中でもリンとレンのソロ曲がマジミラモデルで制作されたのはマジミラ2019の『深海シティアンダーグラウント』『メインキャラクター』以来5年ぶり。

『Call!!』では兄さんがギルティ風の衣装に身を包み、イスに座り札束を持つ姿には度肝を抜かれました。
ハイキックなどもありカッコよさ振り切れてましたね。ライブで化けた曲。
(なお、ギルティにしてはズボンが紺色?紫?だったのと顔立ち、テカリ具合がTBモデル準拠だったのであくまでギルティ風であり、モジュール名も区別しました。ギルティは全身真っ黒)

そして『初めての恋が終わる時』は元々ミクパでデフォルト衣装で披露されていたので、公式CDで披露されることが確定したとき、どうする気だ!?とは思っていました。
いざ披露されたらマジミラモデルベースのパウダーさんですよ。(感謝祭/ACモデルでもなさそう)
マジミラ2013以降、F以降またはmirai→AC化されたモジュールでしか新規映像が作られておらず、extendまでの衣装で新規披露された事例はありませんでした。その法則が崩れて令和のPSPモジュ爆誕。衝撃ベスト3。

今回のサプライズ枠など

今回は一発目のブリキノダンスを含め、事前告知なしのサプライズ初披露は3曲でした。数で言えば昨年と同じ。
ポケミクコラボは流石に話題になり、ライブ前や企画展でのCM/PRでもポケモンSVのコマーシャルが流れていたなど伏線はタップリあって『ボルテッカー』が披露されても予測の範疇ではありました。
DECO*27枠なかったからこれだろとほぼ決め打ち出来てたのは秘密。あとラビットホールとプループラネットくらいしか候補なかったし

けれどそれは予定調和。最大のざわめきは中盤、それがリンレンデュオによる『踊』のカバー披露の後でした。
今までもレンは『いーあるふぁんくらぶ』や『ロキ』などリンの相方パートをカバーさせられる機会が何故か多かったとはいえ、バーチャルシンガーが原曲歌唱を一切していない楽曲をマジミラで披露するのは史上初の出来事。

近い事例に『ray』がありますがあれも元々ミクはデュオ歌唱で完全無関係でもないですからね。完全な不意打ちでした。

とはいえプロセカのAdoコラボでリンレン歌唱版が制作されていたこと、そのAdoさんのライブにてミクとのコラボ楽曲『桜日和とタイムマシン』が披露されていたこともあり、ボカロ文化と無関係ではなかったので披露されてイヤな気持ちは一切なく、してやられた感がありました。衝撃ベスト1。
これを浴びたいから初演をなるべく見たいまであるんですけどね。

ボカロしか目を向けてない人はたいそう衝撃だったでしょう。全体的にはどんな評価となるでしょうか。

Hand in Hand(1年ぶり10回目)の話など

もともとアンコール向けではないかな?と言われていた今年のテーマ曲『アンテナ39』がメインセトリラストに配置されて盛り上げました。
今回もサビ後半部分がペンライトで振りコピできるようになってます。きっちり対応して踊りました。

アンコール初手はサプライズであった『ボルテッカー』。これは予定通り。

しかし、私は考えていました。
バンメン紹介で6人全員登場したとはいえ、さすがに6人で歌唱したりのパフォーマンスは流石にネタ切れでは?まさか『アイムマイン』やるわけにもいかないしhalyosy楽曲におんぶにだっこも違うでしょうし…と。

そんなこと考えながらTBミクさんがMCをして始まるは聞き馴染みのあるフレーズとクラップ音。当然のように始まる『Hand in Hand』
マジミラ2015で披露されてから一度も欠かされず10年連続10回目。
アンセムと化しているとはいえやりすぎてて飽きを越えてもはや失望しかけたのですが、歌いだしてもマジミラモデルにお召し変えしない。
この時点で違和感を覚えたならあなたはマジミラ上級者。

新しい振付になったのかな?と思いながらいつも通りサビの振りをペンライトでやっていると、カイトとメイコが現れるではないか。
そう、ネタ切れかと思われたところで切られたのは「6人版Hand in Hand」というジョーカー。
2サビからはリンレンルカも揃って6人でのパフォーマンスに。
ミクシンフォニーやプロセカだとアナザーボーカル的な試みはありましたがマジミラに持ってくるとは思っておらず、これが衝撃ベスト2。
これなら許す。許すしかなかった。普通に泣かされちゃった。
でも来年こそは休ませてあげてね…


といったところでネタバレ込みの感想もここまで。
総じてセットリストが新し目の傾向になりつつあります。
会場限定曲があるのか、3日開催の大阪、東京では日替わりは3曲あるのか2曲の入れ替えとなるのか…
福岡でやらなかった曲がある、となってしまうのかは気になる所。
気になった点としてはミク以外のソロ日替わりがなくなったこと、プロセカ関連の公募企画に応募された楽曲の採用が多いことも印象的。
6人全員の活躍をもっと期待した人にはちょっと残念だったのかも。

前回別コンテンツで遠征した記事を書きましたが、中1週で今回遠征した結果出費が結構つらいことに。
ということで、マジミラ東京は不参戦…次はマジミラ大阪となる予定です。
そこの3日を終えたら、また改めてライブレポートをまとめようと思います。

それでは福岡速報編はここまで。読んでいただきありがとうございました。

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