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個刃烈 240506-1 「サイハテ」

足下を掬ったのは波これは夢か
どこかで見たことのある空の蒼
そうずっと会いたかった海の碧
太陽は慈しむように砂を焦がす

たしか扉開けたんだっけ曖昧に
覚えてる耳元にやさしい歌声も

楽園で天国で青一色のサイハテ
瞳のレンズにすべて灼きつけて
失いかけた言葉を唇が思い出す
お腹空いたなぁ本を読みたいな

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