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京都牝馬S、小倉大賞典回顧

今週も4重賞お疲れ様でした!ダイヤモンドSは特殊条件、フェブラリーSはオプチャにて質問があれば受け付けたいため今回はnoteからは外して2重賞を振り返ろうと思います!

今回は有利不利があったレースは無かったため短めになります!

【京都牝馬S回顧🦄】

勝ったイベリスが先手を主張して圧巻の逃げ切り勝ちを収めたレースでした。内が有利な馬場ながら結果2〜4着馬は後方待機の馬が連ねたため、イベリスの強さが光りましたね。ペースとしては馬場を考えると速い流れでは無かったですが淀みない流れで道中息を入れたいタイプには厳しい流れではありました。それではピックアップ馬を詳しく見ていきましょう!

【京都牝馬S回顧ピックアップ馬🐴】

(2着ギルデットミラー)

結果後方待機の馬に出番があったレースで展開が向いたのはありましたが、福永騎手の運び方が上手に前に馬を置いて追走出来ていたレースでした。

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ピンクの矢印がギルデットミラーです。ここまでで前に置けそうなのはシャインガーネット、ブランノワールでしたが、結果としてビッククインバイオを前に置いてレースを運びました。シャインガーネットは既にかかり気味でいつ前の壁が剥がれるか分からず、ブランノワールはあまり前に行かないタイプでその後ろとなると最後は届かない可能性がありましたので、ビッククインバイオを目標とした福永騎手のファインプレーだったように思います。直線はしっかり外に出して伸びただけに今後も折り合いの不安さえ無ければ短距離牝馬重賞戦線では力上位の存在だと思います。

以上がギルデットミラーの回顧です。

後は特に有利不利があったレースでは無いので一言メモ行きます!

京都牝馬S一言メモ馬🐎

5着シャインガーネット

実力上位で調教も猛時計を記録していました。折り合いを欠いた面もありましたが、時計勝負では分が悪いタイプでまだ開幕してあまり開催が進んでいない今の馬場だとむしろ健闘した部類だと思います。次走開催が進んだ阪神牝馬S辺りに出てくるのでしたら今回の敗戦で人気は落ちそうですし、狙いが立つ1頭だと思います。

11着リリーバレロ

条件戦を勝ち上がってここに来ての大敗で力が足らなかった印象を受けますが、前走との間隔が詰まってしまったのが大敗した原因かと感じました。ロードカナロア産駒は虚弱体質が多く大敗はしないもののダノンスマッシュ、アーモンドアイを例とすれば分かりやすいですが間隔が詰まるとパフォーマンスを落とす面があります。次走間隔をしっかり取って立て直したらまた馬が変わるのではないかと感じました。

以上簡単でしたが京都牝馬Sの回顧とさせていただきます!

【小倉大賞典回顧🍜】

トーラスジェミニとディアンドルのニ騎が逃げたが、後ろは付き合わず二頭が離して逃げる形となりました。かなり飛ばし逃げしてるように見えましたが1000m通過は58.0とハイペースとまでは言えない流れで後続勢は出番がほとんど無く、道中ある程度ポジションを取れた2頭が接戦の叩き合いを演じました。それではピックアップして回顧しましょう!

【小倉大賞典回顧ピックアップ馬🐴】

(1着テリトーリアル)

今回は漁夫の利を得られた絶好の位置で石川騎手が運べたかと感じます。中山金杯の回顧でも書いた通り、好走条件は早め先頭と直線馬群で競られないことが好走条件とります。

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赤矢印がテリトーリアルです。前のニ騎はずっと後続を離して逃げていたトーラスジェミニと早めに仕掛けたディアンドルです。石川騎手も後続に来られる前に早めにスパートを開始しました。前のニ騎が離して前に行ってくれたこと、そして後続勢が脚を溜めることに徹してくれたことがテリトーリアルに向いた流れとなりました。

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このことから直線は馬場が良く、後ろから来られない限りは馬群で競られないで済むコースを取れました。石川騎手がテリトーリアルの特徴を良く掴み、それを活かした勝利で素晴らしい競馬が出来ていたように感じました。

(5着デンコウアンジュ)

こちらは蛯名騎手がさすがベテランという騎乗をされていたので掲載します。

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こちら直線時の画像となりますが、各馬は伸びやすい外を選択したにも関わらず蛯名騎手のデンコウアンジュは内を選択しました。内が伸びないのは開催が進み馬場が悪くなり始めた影響ですが、デンコウアンジュはキレる脚は無いので外を回していたら前が崩れない限りは差し切るのは至難の業です。そこで馬場が悪い内を選択しました。デンコウアンジュは昨年の道悪の小倉競馬場で開催された愛知杯でインから差し切った実績があります。

蛯名騎手の中にはこの事も頭に入っていての馬場が良くなくともインを突いたのでは無いか?と推察されます。セオリーに囚われず馬の特徴を活かした素晴らしい騎乗でした。その手腕が見れるのも来週が最後となります。来週の蛯名騎手の騎乗を目に焼き付けたいと思います。

それでは後は一言メモ馬行きます!

小倉大賞典一言メモ馬🐎

3着ディアンドル

復調の気配を調教で感じつつさすがにまだここではどうだろうかと見ていましたが、3着に好走しました。今回確かな復調の兆しを見せた中での好走でしたので、次走フロック視されるなら狙える穴馬と考えています。

4着アールスター

穴ならと思いましたが、思った以上に人気していて小倉記念の記憶が濃いファンが多いんだなと感じました。直線平坦は得意なコースだと思いますので、今後も人気とメンバーを見つつ狙う感じになるかと思います。

以上簡単ですが小倉大賞典の回顧でした!

来週もまた頑張りましょう!ご閲覧ありがとうございました(๑•̀ㅂ•́)و✧



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