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オンライン花屋が店を持つまで

こんばんは。STAYFLOWERです。

前回の投稿からどれほどの月日が流れたでしょうか。頻度が低くてごめんなさい。noteの説明欄「もっとも大事なこと」に「①創作活動・発表を続けること ②楽しむ事」と書いてあったので

肩ひじ張らずに書き進めてまいりたいと思います。

さて、今日から数回に渡り、現在進めている店舗化について、思いの丈を書いていきたいと思います。

そもそも私は24歳で脱サラ後花屋になり STAYFLOWER という小さなオンライン花屋を営んでいます。詳細は前回の記事 

をご覧ください。(noteって記事のリンクをこんなにきれいに貼れるんですね。知らなかった。。)

 現在開業してから1年半ほど。本当に皆さまのおかげで何とか今日もこうしてご飯を食べられている。ありがとうございます。今日はカレーでした。サフランライスを炊飯器で炊くことにはまっている。バターと100円のサフランパウダーを少々。気分はタージマハルである。映画「きっと上手くいく」のランチョーもびっくりなメタファーを入れてみる。久々のnote。 温まってきた。

 さておき、オンライン花屋を続けていくなかで、オフラインの活動も行ってきた。カフェでの間借り営業やイベントへの出店など。その度に思うことは「はー。いつかお店を持ちたいな」

そして、段階を踏むためにとりあえず、広い家に引っ越す事を考えた。

「都内は家賃も高いし、川崎あたりに引っ越して、作業場を拡張して、オンラインを強化するか。」

そんな事を考え不動産の内見を回ったのが去年の夏頃である。

※STAYFLOWRは普段の作業を自身の部屋の一部で行っていた。温度管理のため、花の置いてあるキッチンは冬は極寒である。夏は空調を2か月はかけっぱなし。

そんな夏のある日

代田橋で、いつものようにBセットのトーストをアイスコーヒーで流し込んでいると

モーニング仲間が(すっごい大先輩です。先輩はゆで卵にマヨネーズをかけて食べるのがスタイルです)

「かんちゃん、代田橋から出さないよ?モーニング行けなくなるじゃん。家探してくるわ」

「え?」

その3日後、私は怪訝な顔で、うっそうと草木が生い茂る築50年の日本家屋に立ち尽くしていた。思い出されるのは種田山頭火の一節「分け入っても分け入っても青いy..」

「いいじゃん。広いじゃん!」

脳内quotationをかき消す、乗り気な大先輩の言葉をよそに、苦笑いする私。内見には大家さんも立ち会ってくださった。よくよく聞くと大家さんはSTAYFLOWERのお客様の旦那さん。なにか、縁を感じた。そう思うと、

奥まった立地も「隠れ家的でいいな」

ボロボロの壁も「これ好きな色に塗れるのか。最高じゃん」

世紀末かのような庭も「これゴミ捨てたら植物植えられるな。」

「あ、いっその事ここを店舗にしよう!!!!」

「代田橋好きだし、どうせゆくゆくは店やるなら、今ここだな!」

こうなると止められないのが私なんです。

数日後大家さんに連絡し借りる事となった。

長い間人が住んでいなかったので、綺麗にするだけでもかなりの時間を要した。そんなこんなでやっと工事に進めたのが2021年の1月終わりである。

と、まぁ花屋になった時と同じく、エクストリームな意思決定の元

店舗を構えることになったSTAYFLOWERです。これは持論ですが

大事な決定を迫られるタイミングは自分が想像するより突然やってきます。

その時、「いやぁ。今はまだ。もっと○○してから挑戦しよう。。」と言うか、出来る事を考えるか。なんでも無鉄砲に挑むというのではなく、「準備が完璧に出来ている事なんか無い」そういうマインドで、フラットに、状況を見て、可能かどうかを考える事が大事なのかなとか思ってます。私のタージマハルの話に戻ります。

折角、店舗を持つのなら実現したかった事を盛り込もう。

・そこにいけば、花や人生を豊かにするもの・人に出会える場所。

・そこに行くという行為そのものが 暮らしに変化をもたらす場所

・花という文化をはじめ、書籍、美術、工芸様々な文化に触れられる場所

・そこに足を運ぶ人と作り上げる場所

もうひとつ、

・花屋のコミュニティをつくりたい

そんな事を盛り込んだお店にしようと思っています。

とても抽象的なので具体的には明日以降に書きます。 

【余談】この文書自体が余談のカタマリだけど。。

「オンラインの花屋ですー全国発送してますー」

このセリフは3000回は言ったと思う。

「お店はどこにあるんですか?」

「あっ、オンラインなので実店舗はなくて。。」

そのたびに得も言われぬ表情をされた経験は数知れない。

そんなSTAYFLOWERが今、グーグルマップで出てきます。。

ストリートビューは青い山にまみれて店は見えません。。

それでもめっちゃ嬉しい。 きっとうまくいく。

ありがとうございました。







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