うつの話③

こんにちは。うつの話の続きもnoteに挙げていきます。

前回は保健室の話をしました。
今回は父との思い出話をしようかと思います。

いつだったか明確には覚えていないのですが、不登校の私を、父が天草の銭湯に連れて行ってくれたことがありました。
天草とは熊本にある島です。漁業が盛んで、おいしい魚が食べられます。
その銭湯は私の実家からだと遠いのですが、ドライブにもなるし、とうことで連れて行ってくれました。

その銭湯にある露天風呂は、天草のきれいな海を一望できます。
また、そこから階段を下った先にも露天風呂があり、そちらは木々に囲まれていて窯のような形のお風呂です。

私はドライブも銭湯も好きだったため、この日帰り旅行はとても気持ちをリフレッシュできました。
また、向かう途中のコンビニで買った、アイスの実のカフェオレ味がとても美味しく、思い出の味になりました。

車内では父と、他愛のない話も、少しまじめな話もしました。
私は父から、たしか「人の気持ちを推し量ることができる人」と言ってもらえました。はっきりと覚えていなくて申し訳ないのですが、とにかく普段は言われないような、褒めの言葉をもらい、照れくさいけれど嬉しかったです。

この旅をする少し前まで、私は父に反抗心を抱いていました。いわゆる反抗期です。この旅をする頃には、もうそんな気持ちはなかったのですが、とはいえ父と二人きりで遠出するなんて、久しぶりか初めてだったので、最初は楽しめるか不安でした。
しかし、いざ車に乗ると、とても心地よく会話ができました。
この旅は私の闘病生活の中でも、特に思い出深い出来事でした。

闘病生活と書きましたが、字にすると不思議な気持ちになりますね。
こうして言語化するまで、「今は闘病中」という意識はあまりなかったです。まぁ、変に力まない方がいいかな。
闘病といっても、今はそんなに状態がひどいわけではないので、あまり心配しないでくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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