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YOASOBI 「夜に駆ける」に触れる ①

 いつもいつでもマイペースな高槻のヒトです。おはようございます(午前 5 時)
 写真は昨年のどこかで、ぼくが撮った、夜明け前の阪急高槻駅 北側の歩道橋上り階段と、その向こうの夜空。

 最近ほぼ日参になってる、とあるツイキャスで、「夜に駆ける」(唄 YOASOBI / 作詞・作曲 Ayase )という曲の話になりましてん。なんでも「面白い曲」なんだそうで、その味わい方の手順まで指定されての紹介をされたので、楽しそうだからやってみようと思い立った次第。

 ちなみに、その手順は、

 ① 曲を音だけで聴く

 ② 曲の原作小説(『タナトスの誘惑』)を読む

 ③ あらためて曲を聴く(動画付きで)

こんなご指定でごぜえました。原作小説のタイトル調べちゃったのはマズかったかと思うものの、あとの祭りなので捨て置く。無視する。

 それはそれとして。その手順を踏んで楽しんでみようと思うものの、ぼくは自分の記憶力にサッパリ自信がないもので。それぞれの印象や感想を記録するべく、登録するだけしてほぼ使ってないこの note アカウントで、全 3 部構成の連続記事を作ろうと思い立ち、今に至るわけですよ。

 なお、この記事を書き始める直前に手順 ① を踏んでるんだけど、「この曲調と雰囲気は好みだわー いやー、好きだわー」の印象しか記憶に残ってないです。なので、もう一回聴きます。歌詞もうまく聴き取れなくてサッパリ頭に入ってきてない( ※ ぼくがそういうの苦手なだけです)ので、今度は歌詞を読みながら聴こうと思います。

 最低でもあと 3 回は聴かないといけない気がする。
 そうそう、曲のリンクを貼っておかなきゃ。

YOASOBI「夜に駆ける」 Official Music Video


 〜〜※〜〜 音だけ試聴 〜〜※〜〜

 書き始める直前に近所に来た救急車のサイレンが鳴り響いて止まるという不穏さを匂わせてくれたんだけど、まあ、さて置いて。

 これ後追い自殺の曲っすか?

 曲調の陰鬱な雰囲気、とても好きなんだけど、歌詞に並ぶ単語にどうも不穏な文字列が並ぶ。
 『「さよなら」』と『フェンス』の組み合わせから始まり、儚さと寂しさの組み合わせがきて、なんぞ心苦しさを訴えるフレーズが並ぶ。闇夜と星空との対比関係にあるような、困苦と希望とのありようのような、そんな心象風景の描写のように感じられもする。懐かしさを覚えるこの悲痛感、「こんな心情のときに歌いたくなる曲っぽい」のイメージは、ぼくの体験記憶に照らすと『死別』の語彙に行き当たる。
 なんだか、そう、もうまぶたの裏でしか見ることのできなくなった面影を想いながら、日常の端々で「君が生きていたら」から始まる想像に駆り立てられていたあのときの痛みのような、そんな感覚。

信じていたいけど信じれないこと
そんなのどうしたってきっと
これからだっていくつもあって
そのたんびに怒って泣いていくの

 「二人」が生きてる者同士であっても起こることで、繰り返されることではあるんだけれど、痛切さをともなうのは『別れ』のタイミングだよなと、ぼく自身の人生体験を振り返って思うし、どうしても、今でも、引っかかるんですよ。memento mori 的に。

 どうも『死』の香り漂うこの物語(まだ曲だけだけど)、中盤から終盤にかけて「窮まり」を強め、「解放」で結ばれる。

 うんむ。他の読み方もあるんだろうけれど、どうも『死』のイメージが拭えない。うっかり原作のタイトル知っちゃったもんだから、なおさら払拭が難しい。
 それでも、やっぱ曲の雰囲気は好きなままだけどね! まだ!

 いやさて、次の手順を踏もう。寝て起きて諸々用事を片付けたその後で。

To be continue.

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