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自動車保険の担当者泣かせの、こんな交通事故は気を付けよう!のお話し

こんにちは。
タイトルにはこんな交通事故は気を付けろ!
と、させて頂きましたが事故は全てにお気を付けくださいね〜

先日、私の担当させて頂いているお客様で実際に起きた過失割合の決着がスッキリしない、担当者泣かせの自動車事故が発生してしまったので、お話ししたいと思います。

どこにでも有る片側2車線の幹線道路の交差点停車中の事故になります。
イメージを膨らましてもらいますと、高速道路の渋滞中でも同じ事が言えます。

幹線道路を走行中に次の交差点で右折予定でしたが、うっかり右側車線に移動するのを忘れてしまったり、急に行き先を変更する事って誰でも有ると思います。

※ご自身の車は白のワンボックス車です。

目の前の右折予定の交差点が赤信号でしたので、信号待ちをしている乗用車の後ろに並ぶ形で、左車線から右車線に入りきれずに斜めに停車して、信号が変わり前の車が進むのを待っていました。


そこに右側車線から、携帯に気を取られ前方不注意の黒色のバンが、自分の車の右側側面後方に追突して来ました。


この様な事故にご自身が被害者として巻き込まれてしまったら、どう思いますでしょうか?
自分は停車中なので過失無しと思ってしまうのではないでしょうか?

しかし現実は右車線は優先道路となり、停車時とはいえ追突された自分の方にも進路妨害の過失が発生するのです!
プロ代理店ですら気持ち的には納得できる事ではありませんし、私自身だったとしても納得が出来ないと思います。

簡単に説明しますと、過去の事故判例集を参考に過失割合が算出されますので、相手側に前方不注意の過失は加算されますが、事故の発生場所やお互いの接触箇所を判例集のもと、保険会社同士で交渉しますので、被害者だったと思っていた自分の過失割合の方が多くなる事があるのです。
仮に裁判を起こしても過失割合が少し変わる事が有ったとしても劇的に覆る事は無いのです。
実際に私の担当したお客様も60:40と過失を多く取られてしまいました。

幸いにも、ご契約者様には私に全てを任せると言って頂いていましたので、示談は成立しましたが、
状況によっては、精一杯解決に向けて対応しているにも関わらず、担当代理店としてお役に立て無かった印象が付いてしまうと思います。
これは、お互いに嫌な気持ちになってしまいますので保険契約の際には、特に気を付けて頂きたい事故の一つとして、ご説明をさせて頂いています。

もし、ドライブレコーダーが設置されていれば解決スピードも過失割合も変わっていきますので、とても重要だと思います。
ドラレコは事故解決や、あおり運転の証拠として重要なのは昨今は特に承知されていると思います。
今や自動車保険でドラレコがセット出来る会社も有りますので、付けようと思ってはいるけれど、まだ設置されてい無い場合は保険にセットする事も検討されてはいかがでしょうか?
今回はここまでとさせて頂きます。
しかし実は、私から言わせればドラレコが最も役に立つのは事は、別に有ると思っていますので、次回はドラレコの重要性に付いて掘り下げて行きたいと思います。
ありがとうございました!