基礎学習②「テクニカル分析基礎」
どうも、こんにちは。今回の投稿では「移動平均線の4つの使い方」を解説していきます。
移動平均線について軽く触れていきますので、既に知識がある方は復習だと思って読んでください。
移動平均線
移動平均線には「期間」があり、使う期間によって相場の状態を分析するのが便利になります。
例えば、21日移動平均線は「21日間の平均価格を折れ線グラフで表した線」です。為替相場の1か月の平均日数が約21日なので1か月分の平均ということになります。
それでは、「短期」「中長期」「長期」の移動平均線の代表格を見てみましょう。
短期移動平均線
中長期移動平均線
長期移動平均線
上記の「推奨」と表示されているのは当アカデミーで使用する移動平均線です。
次に、移動平均線の種類について学習します。
当アカデミーで使用する移動平均線は二つ目の「EMA」です。
まず、一つずつ特徴となぜ使うのか理由を示していきます。
SMA(単純移動平均線)とは?
【雑学】
EMA(指数平滑移動平均線)とは?
SMAとEMAの違い
テクニカル分析では、EMAの移動平均線を使うことでトレンドの方向性やトレンドの強度をSMAよりいち早く確認することができます。
理由は「直近の価格に敏感に反応するからです」
さて、本題に移りましょう。
移動平均線の4つの使い方
①価格は移動平均線沿いを走る
上記の画像を見ると移動平均線がくっ付いて&離れてを繰り返しながら進んでいることがわかりますか?
※トレンドの発生ではありません。あくまで「圧力」です。
②移動平均線は抵抗線になり得る
先ほどの①の解説で離れて&くっついての繰り返しと話しましたが、くっ付いてから離れるまでの所で移動平均線に反発して離れています。
このことから移動平均線は抵抗線になり得ることが証明できます。
また、移動平均線は「押し安値」や「戻り高値」としての機能を果たすことがあります。こちらは「中級学習」でお話しいたします。
➂移動平均線の交わりでトレンドの示唆
移動平均線の交差でトレンドの示唆を分析することができます。
まずは以下の項目を学びます。
①ゴールデンクロスとは?
②デッドクロスとは?
➂ダブルクロスとは?
④移動平均線付近でチャートパターンが発生する
画像は21日EMAで発生したダブルトップです。
その後は、順調に下降トレンドになっています。
このように移動平均線付近では「チャートパターン」が頻繁に発生し、相場の流れを徐々に変えていきます。
それでは、今回はここで終わりです。
次回の投稿では「ローソク足分析」に関する説明をします。
では、また明日。
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