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2024/7/4-2024/7/5

7/4

通院のため午後休。少し気になることがあり、検査もすることになっていた。検査の結果異常はなくてほっとしたのだけれど、こうやって少し気になることがあるたび怯える人生かと思うとうんざりする。過剰に心配することなく生活したいけど、わたしは祖母譲りの心配性だから、心配してばかりいる。

わたしの行っている病院は本当に患者が年配の方ばかりで、いつ行ってもなんとなく所在ない気持ちになる。この日も待合にいたのは歳上の方ばかり。その付き添いの男性が芸能人のがん罹患について話していて、若いから再発したのだというようなことを言っていて本当にげんなりした。それが真実であってもなくても乳腺科の待合でする話ではない。わたしは再発したくなくてしたくなくて、したらと思うたび泣くほど不安で、その不安を打ち消すために不安を抱えながら検査したり毎日しんどい思いをしながら治療しているというのに、本当にやめてほしかった。

手術を終えて3年半が経っていた。そんなことは何の喜びももたらさず、服薬が終わるまであと6年半もあると思うとただただ虚無だ。途方もない。
待合でも嫌な気持ちになったので、ちょっといいシードルを買って帰る。おふろ晩酌するつもりだったけど、仕事終わりの旦那さんに誘われ夕食デートとなったので、おふろ晩酌はまた今度。引っ越して家の周りが賑わっているので、平日の夕食デートか増えたのがとても嬉しい。前の家は住宅街にあって、平日の夕食デートをしたことはなかった。

7/5

公休のため午後休。午後休ってとてもいい。無敵な気持ちでひとりカフェしたり買いものしたりする。公演を観に来てくれた彼女と夕方会うことになっていたので、ささやかなお礼の気持ちでおしゃれなグラノーラバーを買った。

彼女はお酒がそんなに飲めないのだけれど、お店と食事の感じは絶対に気に入ってくれると思ったので、お菓子がアテのワインバーに行った。出てくるものすべてが可愛らしくおしゃれで美味しく、ワインも美味しくて良い時間だった。フランスのシュナンブランと名前を聞いたことのないフランスのナチュラルワイン、山梨の軽い赤(ラズベリージャムのような味がした!美味しい)をいただき、わたしは考えてみればこの一ヶ月ほぼお酒を飲んでいないので、そのせいか随分弱くなったと感じた。美味しく飲めればいいのだけどね。美味しいものを楽しくシェアできるのはしあわせ。いつもありがとう。

ワインバーはオープンとともに予約したので、少し公園をお散歩した。遠くに雷が光っていた、不思議な光景。あちらは雨なのかなと思いながら都知事選の話をした。

その後もう一件夜カフェに立ち寄る、直前まで貸切のようだったが間もなく退店されるとのことで入れてくださった。去年も彼女と公演後に会っていて、どうやらそのときとまったく同じメニューを頼んでおり笑った。

7月!楽しいことを楽しみ、たくさん遊ぶ月にしたい。暑いのは嫌だけれど…

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