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【ソロキャンプの基本道具 番外編】忘れられがちだけど、ぜひ持っていきたいグッズ ・・・湯たんぽ、のこぎり、ミニ扇風機、etc.

キャンプの必需品としては、テントやシュラフ・マット、焚き火関連グッズ、アウトドア調理器具など、色々よく知られているものがありますが、意外と気づかない便利グッズなど、一部のキャンパーのみ知ってるキャンプの隠れ名品なんかも存在します。

初心者キャンパーでも、持っておくとそのありがたみを痛感する、知られざるソロキャンプ必携アイテムを、多くの人に役立ちそうなものに限って、ご紹介しましょう。

■キャンプ時間の充実に役立つものリスト

テント内:ポータブルバッテリー、湯たんぽ、ミニ扇風機
屋外用:虫除け、ウィンドブレーカー、日焼け止め、保湿クリーム
食事関連:ゴミ箱(生ゴミ処理)、ジップロック、保存食
焚き火関係:着火剤、ファイヤースターター、のこぎり(薪 調達用)、焚き火用軍手
緊急時対応:レスキューバッグ
自分時間:お好みで…本、カメラ、スケッチブック、コーヒーセット、etc.

せっかくなので、これらはどこで買うのがベストか、購入場所ごとに整理し直して解説します。

■ここで買える! コスパ追求の購入先選び

充分な質を保った上で、やはりできるだけ安く必要物品を揃えたいもの。私自身も使って気に入ってるものに厳選して、購入場所情報とともに紹介します。

[100円ショップ
・ゴミ箱、着火剤、ジップロック、ファイヤースターター

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ゴミ箱は、折りたたみ式で買い物袋をかぶせて使えるものが便利。
着火剤やジップロックはホームセンターなどでも買えますが、100円でもほぼ揃います。
着火剤は、炭を使わず薪や落ち葉・枯れ枝だけで焚き火をやるときにも、一応持っておくと安心です。枯れ枝を自由に使えるキャンプ上の場合、倒木などがたくさんあったとしても、たいてい湿気・水気を含んでしまってるものなので、最初の焚付用に着火剤を使うと便利です。

湿気ってても、いったんしっかり火が付けば、あとはちゃんと、自分の熱で湿気を吹き飛ばしながら燃えてくれます。(煙が、ちょっと多く出ますけどね)
ジップロックは100円ショップの中では他のフリーザーパックなどよりも高品質でオススメ。数が多く入ってる他のフリーザーパックよりも、少しだけ割高でもジップロックの方を選びましょう。(どうせ100円で充分安いですし^^) 食材入れておくことは勿論、食事後に残った食材や料理を保存しておくのにも使えます。あるいは、食材以外にもスマホなど水に濡らしたくないものの防水用にも。

[中古品ショップ(オフハウスとか)
・ミニ扇風機、
ウィンドブレーカー

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ミニ扇風機は、テント内のサーキュレーターとして使います。
暑いときの換気用、あるいは寒いときでも暖房器具の熱を効果的に循環させるため、小さいUSB扇風機が一つあると、非常に便利。100円ショップでは300円商品とか500円商品でそれらしいものがありますが、それならオフハウスとかで中古を探したほうがレベルの高いものが見つかります!

USB扇風機って、けっこう自宅用に買って不要になった人が売却してるようなので、かなりの確率で中古ショップに数個在庫があるんですよね^^
ウィンドブレーカーは、軽量でかさばらないのを一着持っておきたいですね。
勿論普段遣いの上着を少し余分に持っていくのでも良いのですが、個人的オススメは、コンパクト収納タイプ(袋付き)を車とかキャンプ用具セットなどに常に入れておくこと。一応レインウェアにしとくと、さらに安心ですね。予想外の雨や強風で体感温度が低くなったときなど、突然の出番に、心から「持っててよかった~」ってなりますよ。


[ネットショップ]
・湯たんぽ、ポータブルバッテリー、のこぎり(薪 調達用)、焚き火用軍手、レスキューバッグ

普段遣いでは持って無くても、そんなに高いものじゃないのでぜひキャンプ用に安いものを入手しておきましょう。
注意というかアドバイスとしては、せっかくキャンプ用にこだわって品定めをしたいところなので、選択肢が限られる実店舗ではなく、幅広く比べられるネットショップを強くおすすめします。私自身も、なんだかんだで、結局Amazonを使うことが多いです。一番安かったり、そこでしか見つからなかったり、在庫があって即納だったり。

湯たんぽは、オフシーズンのキャンパーにとって、感動的な暖房器具です!直火OKのマルカの湯たんぽが、超定番。これをシュラフに入れておけば、極寒の夜も、本当にぬくぬくと心地よく…。
「これがあれば、もう寒さを恐れないで良い」というのは、オフシーズンのキャンプで本当に大きな安心材料なんです。

湯たんぽを焚き火で温める場合は、火が当たる底面が煤(すす)だらけになるので、丈夫で、かつ汚れても良い袋(土のう袋など)を別途用意すると良いです。これ↓くらいの安いので大丈夫。

ポータブル電源は、間違ってもスマホやデジカメ、ランタンなどの充電切れを起こさないための、バックアップ用に必ず用意しておきたい。「AC電源(コンセント)対応」かつ、予備として「LEDライト付き」が、心強い。

いくら自然に浸るキャンプだとしても、スマホは現代では非常時の必需品なので、その充電切れ対策も、安全管理上、必須です。
のこぎりは、周りに落ちてる枯れ枝を焚き火で使うときに、あるとすごく便利。よくキャンプ動画で、モーラナイフなどを使ったバトニングとか出てきますが、あれが有効なのは「ライターなし、着火剤なし、でも焚き火用薪は購入」という場合くらい。

焚き木を周りから拾ってくるんだったら、バトニングはやらないで、枯れ葉とか松ぼっくりとかを使えば間に合うけど、購入する薪のように、ちょうど良い長さになってないので、それを切る作業が必要。
のこぎり自体、どんなのでもだいたい大丈夫だけど、例えば下記のような、折りたたみできるコンパクトな枝切り用が、使い勝手&携帯性ともに良いですね。
焚き火をする場合は、耐熱の軍手も必要。安く済ませるのなら、綿100%のものでも構わないけど、できればもう少し耐熱性が高く、かつ他の作業時にも使える耐切創のものが良いです。
具体的な素材としては、「アラミド繊維」のものが、ゴワゴワしない素材ながら耐熱・耐切創性能もバッチリで、絶対オススメ。
ファーストエイド・キットは、基本的な医療品をコンパクトにまとめたものを用意しておくといいでしょう。

考え出すと色々悩んじゃいますが、乱暴に言えば、とりあえずは切り傷用の絆創膏が各サイズ充実していれば、あとは本当に適当で良いんです!
そして、携行しやすく、パット見ですぐファーストエイドキットであることがわかること。さらにこだわるなら、蛇に噛まれたりハチに刺されたとき用にポイズンリムーバーもあると良いかもしれません。

[わざわざ購入しない!]
・虫除け・虫刺され、日焼け止め・保湿クリーム・自分時間のたのしみグッズ

これはつまり、普段遣いのものを持っていくべし、という意味です^^

虫除け関連では、アウトドア界隈で有名なものは、「パワー森林香」のシリーズです。キンチョーのよりも効き目があって、匂いも控えめ。そして携帯用ケースも使いやすくて便利です。キャンプ場の入り口にかけておいたり、ちょっとハイキングに出かける時は携帯ケースを腰につけて。
蚊に悩まされるキャンプって、、想像しただけで地獄ですよね><。対策しないと悲惨なことになるので、森林香は本当に本当に!必需品なのです。
虫除けスプレーを持っていく場合は、むせにくいミストタイプが良いですね。間違ってもスプレータイプをテント内で使わないように!!


日焼け止め・保湿クリームは、商品はお好みのものを。日中の日差し対策はもちろん、夜にず~っと焚き火と向かい合ってると顔がけっこう火照って乾燥します。

   最後に、自分時間のたのしみグッズですが、これについてのアドバイスは一言・・・「重さや体積など、効率性だけを重視しすぎず、、大好きなものはちゃんとそのまま持っていこう!」

私自身は、コーヒーを淹れるセットは、自宅用をそのまま持っていきます。キャンプ用として、例えば折りたたみドリッパーや、ワンカップ用のドリップバッグなんかも売ってるけれど、せっかくのお気に入りの時間も、へにゃへにゃのフレームとか、粉が少ないドリップパックなどでは、気分が萎えて、ちゃんと至福の時間を演出することができません。

そもそも、なんのためにキャンプに来たのか… そう、この至福の時間をさらに素晴らしいものにするためなのだ! そう考えれば、自分の大好きな時間を演出するグッズは、効率度外視でも、使い慣れた自宅用のものを持ち込むべきなのです。

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まとめ

だいぶ長くなってしまいましたが、それでもここで上げたものは、私自身のスタイルなどに合わせた一例です。多くの人に共通するであろう内容を厳選しましたが、これら以外にも、キャンパーごとにこだわりのアイテムは色々あるはず。

100円ショップやディスカウントストアも賢く使って(でも安易には頼りすぎずに…)、自分流の心地よいキャンプ時間を実現していきましょう!



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