洋楽と私 第一章

幼少のころ。
今のように、家庭にPCもなければ、タブレットもスマホもない時代。
親にこっそり隠れて小学生の頃、ラジカセを握りしめて音楽を聴いていた。
もちろん内緒だから、ばれないようにイヤホンをつけて、こっそりと。

そこで初めて洋楽に触れることになる。
最初はKISSを聞いて、衝撃が走った。
其のころからHR/HMにはまったのだけど
(この話しは長くなるので今度ゆっくりと)

その頃から洋楽しか聞かなくなり、その頃の日本の曲はあんまり知らない。
だから、友人と懐かしい~と話しが出ても、ちっとも懐かしくないので、
あ~そうねーなつかしー。とか言って適当に合わせてはいる。
そういえば、最初に買ったCDはカイリーミノーグのI Should Be So Lucky。
宙で歌えるくらいコピーしたなぁ。

海外に触れると、海外をもっと知りたくなって、
海外の友人を自分なりにみつけた。
当時は文通がはやっていたので、いろんな国の同世代の人達と友達になる。
その時思ったのは、みんなおんなじ悩みで。
もちろん言語も違う、人種も違う。
でも通じ合うものはある。
何かを感じた瞬間でもあった。
これは言葉では言い表せないからあえて言葉にしない。

旧東ドイツに当時友人がいた。彼女とが一番仲がよかったかもしれない。
お互い慣れない英語で、手紙を送っていた。
その時おこったのが、あのベルリンの壁だ。
衝撃だった。
日本はある程度、守られている国だが、
ベルリンの壁をニュースでみて、心が壊れそうだった。
もっと彼女のことを、社会情勢も含めて考えなくてはいけなかったのか。
でも、自分では今となっては、なすすべがない。
その後、だんだんと彼女とは連絡を取りあえなくなった。
元気かな。たまにふっと思い出す。

I can tell you, honest friend, what to believe: believe life; it teaches better that book or orator.

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