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紫微斗数はオルカン向けではないが、だからこそ語るべきことがある、シビトスウ・プリーチャーの巻~序章

こんにちは、星のさざめきです。

前回の記事でもお知らせしましたが、新たに「紫微斗数自由研究マガジン」にnote記事を今後も綴ってまいります。

さて、紫微斗数関連書籍は色々と出版されていますが、恐らく初心者の皆さんが一番目を通されるのは、椎羅先生の発行されているPDF形式のテキストで、特に初心者の方向けには大変重宝する資料集ではないかと思います。このようなテキストが無料で誰でも読めるとは、本当に有難いことです。

ただ、元来が西洋占星術師である身からしてみると、紫微斗数だけでなく東洋占術全般に言えることだとは思うのですが、椎羅先生のような方は恐らく業界では稀であり、結構高額な教材を販売している諸先生方がやたらと目に付くというのが正直な感想ですね、ハイ。


これはひとえに構造上の問題だと感じていまして、どういうことかと言うと、西洋占星術は全世界オール・カントリー(通称オルカンってか?オイオイ株式の話じゃないゾ)に割と開かれた占術なのですが、東洋占術の範囲は風水なんかは諸外国の認知度も相当高いのでしょうが、やはり紫微斗数となるとそういう訳にもいかないのが実情でしょう。


以前FB上の海外の人(リアルで会った事はない人達です)にビデオチャットで質問してみたんですが、あ、聞いたのはアメリカや欧州、北アフリカ在住の人達ね、「シビトスウっていう占い知ってる?」との問いに全員が「ノオオオオ。てか、何それ(表情キョトン)?」でしたもん。

さざめき、渾身の力で英語コミュニケーションを試みる、の図(汗)

ということはつまり、西洋占星術の習得においては海外文献をアマゾンで取り寄せれることにより相当な知識を身につけることができるけれども(国内流通の西洋占星術書籍があまりにも使えないという実情がありますよね)、例えば紫微斗数の英語教材ってそもそもあまり見たことがない(いや、もしかすると英語翻訳本が流通しているのを私が知らないだけかもしれないが)。

で、英語版ではなく例えば本場台湾の紫微斗数関連書籍って山のように出版されているけれども、中国語を操ることのできる人はいいんだろうが、そうでない人にとっては同じ漢字圏と言えどハードルが高い、いや高すぎる。


あと、そもそも西洋占星術って先生について習うのもOKだけど独学でもいけちゃう面があるけど、比べて東洋占術って師匠について習わないと独学では秘伝の伝授はない~みたいな(嫌な)風潮。


んでもって、特に疾病騒ぎ期間中にタケノコのように現れたのが「我こそが秘伝をお伝えしマッス!」という高額教材販売の諸先生方…オイ、秘伝て言うが金積めばオンラインで簡単にペラペラ教える辺りからして秘伝と違うだろ!節操なさすぎ、という我のツッコミも虚しく響くのであります。。。

私の解釈ですと、秘伝を伝授される者というのは、”心・技・体”の全てがある程度きちんと揃っている人物だと思うのですが、そもそもオンライン動画販売ですからね、会ったこともない人でも(金積めば)教えちゃうっててだけでも、この業界の醜聞の一部が垣間見えちゃいますよね~。

何か愚痴っぽくなってしまったので今回はここいら辺にしますが、このnoteではもう少し開かれた形で紫微斗数について熱く語っていけたらいいな、と思っているんですよ。

そう!そう!東洋占術って西洋占星術と比べるとなんだかやけに閉鎖的だなっていう印象がどうしても拭えず、そこいらへんの風穴を1ミリでもいいから開けていきたいな、オープンにしたいなっていう思いがあります☆

つづく











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