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2023年春分図を読み解く


2023年3月21日春分図(東京)

西洋占星術では、2023年3月21日が新年のスタート!ということで春分図をアップします。春分図は1年間有効です。

アセンダントのサビアンシンボル



「牡羊座15度(数え度数):インディアンがブランケットを編んでいる(An Indian weaving a blanket.)」

英語はweavingとなっており現在進行形、まさに今、目の前で毛糸がザクザク編み込まれていく。熟練インディアンの確かな腕を私たちは目撃している、みたいな感覚がこのサビアンシンボルにはありますね。

インディアンが他のことには目もくれず一心に編んでいくその地道な姿は、エネルギーを根気よく一点集中させ、繰り返し繰り返しの作業の中から物事を生み出す力をweavingという単語は語っているのです。

私が祖母から聞いた話では、戦後の混乱期は物が無さすぎて、古い衣服をほどいて家族全員の着る物なんかを作っていたそうです。ましてインディアンの労力たるや如何ほどだったことでしょうか、あの大迫害の時代です。

ということで、春分図のアセンダントの力強いエネルギーをあなたは感じられましたでしょうか?気持ちが明るく前向きになる1年と言えそうです。


アセンダントに木星とキロンが重なる


占星術では木星がアセンダントに重なる=幸運時期 となります。また、キロンが乗っていますから、これまでの傷が癒えていく1年になる、と捉えます。なんだかホ~ッと深呼吸できます(マスクも含めて)。

ちなみに、1ハウスにはおうし座金星もいてくれるんですよ、愉しみの多い1年になりそうですね。



MCが山羊座


10ハウスをみると、3月24日に水瓶座に移動する直前の冥王星がいます。この春分図みただけで物凄い轟音が聞こえるんですけど、、、今年は新しい世界経済の幕開けの様相ですね。

発展するかどうかは、例えばジェネレーティブAI(生成系AI)を個人が使いこなせるかとか、まあ”個”にかかってくる訳なのです。もう大企業が支配する時代じゃないので。




12ハウスに4天体が集結


太陽・月・水星・海王星が12ハウスにあります。これまで隠されてきた色々な事柄がますます明るみになる。これも基本的に良いと捉えていいんじゃないでしょうかね。


太陽と海王星、そして海王星と3室火星のハードアスペクトが第三次世界大戦や台湾進攻への前触れと、それに伴う食糧危機だとか、カオス状態になるとも確かに読めなくはないのですが、もしこれをお読みのあなたがそうだ!来るぞ!と思うのであれば、出来得る範囲で準備(備蓄)を引き続き進めて下さいませ。
(色々考え得た結果、煽る系記事を書くのはやめましたので、明言は避けます。個人的に近い将来デクラスは起こると思っていますが。)



ということで、皆様が木星の恩恵が受けられる1年になりますように☆願っております☆彡


(お知らせ)

トランジット冥王星シリーズの無料公開期間を終了し、有料記事とさせていただきました。

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