ハウスに星がひとつもない
こんにちは、星のさざめきです。
まだまだ残暑厳しい日が続いておりますが、秋はもうすぐそこですね🍁。
さて、今回「ハウスに星がひとつもない」というタイトルなのですが、ちょうどお盆前にとある占星術師さんとオンラインでお話したことでちょっとびっくりしたことがあったのでお話しますね。※Facebook繋がりの人ですので実際に会った事は一度もないのです。
この占星術師さんは鑑定の他にも生徒さんに教えていらっしゃる方です。
それで、その方と”金運・財運の見方”についての話になったのですが、その方いわく
・金運は2ハウスでみる。
・2ハウスは牡牛座と関係するハウスなので、金星があれば一番良い。次に良いのはライツがある場合も吉とする。
・2ハウスのハウスカスプもチェックする。支配星がどのハウスに位置しているかをみる。10ハウスであれば特に仕事面が強いので金運も安定。
これでOK!!!
とのことで、私は画面上で思わずのけぞってしまい、二の句が継げぬ状態となってしまいました。
いやあ~正直申し上げると随分と乱暴な見方をされるんだなって。。。もちろんプロの占星術師としてご活躍もされている方ですし生徒さんもお持ちなのですから、何かこちらから申し上げることは無いのですよ。おまけに私はFacebookは実名参加でさざめきという名前は出しませんでしたので、このnoteに話のネタとして書けちゃう訳なんですが。。。
うーん、それにしても金運が2ハウス、というのは単なる取っ掛かりでしかないし、金運は金星でみれば良いというのは、ある意味19世紀ヨーロッパ的な退廃芸術を想起させるものではあっても、現代社会にはあまりそぐわない考えでしょう。
もちろん2ハウスや金星の位置も初見で一瞥はすれど、現代においては本質はそこにはあまり無い、と考えるのが自然ではなかろうか?と私は考えるタイプなのです。
もちろん考え方は人それぞれですし尊重しますが、それにしたって生徒さんもお持ちなのですから、生徒さんが人を占って差し上げた時に、「あれえ?なんで当たらない?」となるような気も致します。
話は紫微斗数に変わりますが、現代社会で圧倒的に強いのが”天機星”という星でして、何故かと言うと天機星はAI関連分野を示す星だからです。天機星が強い人はイノベーションに対して抵抗や嫌悪感が元々少なくテクノロジー分野への好奇心が勝りますので、当然社会に求められる役割も大きいために全般的に金運も良いと捉えることができます(但し不労所得は除きます)。
これが例えば時代が違って、明の時代の朱元璋(洪武帝)の参謀(天機星は元々参謀の意があります)だったら大変ですよ。
いやーマジで怖いなあ朱元璋。ということで、今の時代に天機星を持って生まれた人達がいかに恵まれているのかということがよく分かりますよね。
西洋占星術に話を戻しますと、現代での金運財運の見方というのは金星だけではなく、水星や海王星(特に海王星はデザイン思考などにとても重要な役割を果たす星でもあります)も重点的にみていく必要があります。
が、私の場合は、星がひとつも入っていないハウスからも金運を読み解いていきます。星がないハウスというのは実はかなり重要でして、金運以外の全体運も相当読み込んでいきます。
よく、「〇ハウスには星がひとつもないから・・・」という方をSNS上でお見受けしますけど、その星がないハウスにこそあなたが生きる上での大切なヒントが隠されているのですよ。
では、一体星がひとつもないハウスから兆候をどう見るのですか?というご質問が飛んで来そうですが、うーむこればっかりはねえ、さすがに無料だとお伝えできないのですよ、ごめんなさいね(いつか有料noteで出すかもしれません)。
とにかく、星がひとつもないハウスこそ色々なヒントが隠されておりますので、まずは耳を澄ましてそれらのハウスから聞こえることを感じとってみてください。その際、間違っているかもとかそんなこと考えなくても大丈夫。理性と感性の間に産み落とされる物語を紡いでいきましょう。
ではでは~☆
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