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目醒め・悟りへの招待

  

 インドで合計15年悟りを目指して修行の生活を送ってきました。

インドでの修行の生活10年目に悟りに達しました。その体験はとても強烈で、至福に圧倒され、一か月の間あまり会話することができなくなる程でした。周囲と強い一体感を感じて自分が誰だかわからなくなり、一日に何度も鏡を見に行き、体を触りながら自分はこの体の中に入っているのだということを確認に行きました。まるで自分のアイデンティティのリセットボタンが押されたような感じでした。これは現実なのか、夢なのか確かめようと頬をつねってみたのですが、痛みを感じないのです。肉体時感覚もある程度超越していました。しかし、とても強くつねったら痛みは感じました。

24時間強い幸福感を感じるようになり、その体験は強烈な「今この瞬間」の連続でした。それ以来時間の感覚は全く変わりました。

この記事は一人でも多くの人が悟りというものがどういうものであるか、そして悟りに近づいたり、悟ったりして内側からの幸福を感じて自分の持っている潜在能力を完全に発揮して欲しいという意図で書き始めました。

 私はその後日本に帰ってきて起業します。その時社会経験が全くなく既に30代後半だったのですが、資金もなしにあっという間に成功しました。実社会での成功とはとてつもない努力と経験とそして運によるものと思っていたので、何でこんなに簡単に成功できたのだろうと正直思っていました。起業してしばらくして分かったのですが、修行生活の副産物として未来や人の心を読み取る能力が備わっていたから簡単に成功できたのでした。

プラトンはエクスタシスを変性意識の状態、通常の意識が消え、強烈な高揚感と「より大きな叡智」との強い結びつきが生まれる精神状態と説明しました。

今までの世界では幸福は外側から得られるといった価値観でした。だから今までの世界は基本的に奪い合いの社会でした。しかしお金をいくら持ってもそれだけでは心の完全な充足は得られないので、一部の大金持ちが富を独占して、1日4万人の人々が餓死するといういびつな世界が出来上がってしまったのです。

今世界はとても大きな歴史的変革期を迎えています。コロナで今までの社会は大きく変わろうととしています。そしてAI(人工知能)、再生可能エネルギーの進化によって世界の状況は、5年以内に全く変わろうとしています。

 驚いたことに、テクノロジーの進化が意識の進化に先行しているのです。私は世界の人々の意識の進化が進んだら、分かち合いの社会が実現できるものと思っていたのですが、テクノロジーが先行してそれを実現してから、意識の進化が進んでいきそうなのです。

コロナの先の世界、私達全員が力をあわせてはじめて実現できると思っています。

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