大都会の中でひっそりと咲く、山野草の秘密の花園。

画像1 イチリンソウです。本当にひと枝に一輪しか咲かないキンポウゲ科の美しい野草です。
画像2 お馴染みのすみれ。これは関東地方で最も目にするタチツボスミレです。スミレの種は弾けてたくさん飛ぶので、かなり勝手に繁殖します。こちらでも大群生が見られました。春の花の代表選手であり立役者、あの世界の歌姫Enyaさんも『菫草(すみれぐさ)』という曲を日本語で歌い上げております。こちらも素晴らしいので是非ご一聴を。
画像3 これも私が幼い頃には、少し郊外まで足を伸ばせば、林の中で自生していたものですが、今では滅多にお目にかかれません。シュンラン(春蘭)はおそらく中国にもたくさんの亜種が自生していると思われます。もちろん日本でも品評会が開かれる程に人気の野草です。清楚で凛とした趣のある花です。
画像4 ヤマザクラだと思われますが、名札に書いてあった正確な名前を失念しました。美しいですね。
画像5 出ました、山野草の女王(これは私的な命名です。ちなみに高山植物の女王は「コマクサ」ですね)カタクリの花が群生しておりました、これは見事でしたね。野草の中でもかなり名前の通った品種ですが、これもそこいら辺の山や林にはなかなか目にすることが出来なくなりました。
画像6 ちょっと季節はずれになりましたが、こんな花も咲いておりました。冬の山野草の代表選手、福寿草です。見頃は雪解けの1〜2月ですが、待っていてくれたのかのようにこの目に収まりました。
画像7 これも今やかなり珍しい野草になりました。その名もヒトリシズカ。もちろんひと枝に一房の話しかつけません。ちなみにフタリシズカというのも存在します。冗談みたいな名前ですね(笑)
画像8 キクザキイチゲです。キンポウゲ科の花には中々の派手やかさがあります。中でも青身がかるほど透き通った白さがこの花の売りですね。
画像9 う、名前を失念しました。ユリ科ですが私も初めて目にする花でした。美しいです。
画像10 ヤマルリソウと思われます。本当に小さな花で、カメラマン泣かせ。マクロレンズを地面に擦り付けるように撮影されている方がいらして、「あー高いマクロレンズが」とこちらが心配になる程です。
画像11 花の命は短くて、とも申します。今の時期、是非訪れてみてくださいね。明日も祝日ですしね。それでは。