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基音(root)問題

 バカボン流では常にルートをC=256Hzとしています。

 しかし巷では数学に音律をなぞる時や振動工学系研究の定番としてA(ラ)がルートです。
 これはオーケストラが調律する時、特に弦物楽器の特性に合わせているからです。例えばチェロなら1弦開放がA、バイオリンは2弦です。
 つまり楽器の都合からAルートの設定が慣例となっているわけです。
 その観念を学術研究の場面に持ち込んでは無駄です。

 純正律比でCは1/1、Aは27/16です。
 
 この関係の上にさらに観念のAがルートという決まりの計算が必要になります。

 進歩のために観念(無駄)を省きましょう。

Twitter20200619