見出し画像

【シノビガミ】独自流派について

突然ですがこう思ったことは無いですか?
自分のオリジナル設定を堂々と大っぴらにしたいと、

ハグレモノ流派ブックに記載されている【独自流派】を使えばその願いが叶います。

とはいえ、自分だけの流派を作れると言ってもどうすればいいのか良く分からない。という方のために

  • 独自流派の作り方

  • 独自流派の注意点

  • オススメな要素

なんかを書いていこうと思います。


独自流派の概要

独自流派を作るに当たってざっくりとした解説をしようと思います。


独自流派はハグレモノの下位流派です。


そのため【切り札】や【妖魔商人】等の背景も功績点が半分で済み、【最低速度】なんかの奥義開発もハグレモノの仕掛けを追加できます。

あまりここで説明し過ぎても書くことが無くなるので、事前情報はこのくらいにして後は要素が出てくればその都度解説をします。

・独自流派の作り方

いよいよ本編、作り方の説明です。
独自流派を作るにあたってやらなきゃいけないことは以下の通り

  • 流派の設定

  • 流派の初期状態

  • 流派忍法の設定

流派の設定

流派名や流派の所属条件、流儀、仇敵なんかを設定します。
下にある流派シートの赤で囲まれた部分です。

ここが独自設定大っぴらゾーンです。

好きな名前を付けて好きな条件を設定して好きな流儀を作って好きなキャラクターを所属させてください。

ここの設定周りは個人の自由なのでシステム的な解説を一つまみ、

流派の所属条件を作る際『特殊制限』というものにより流派成長のスタートダッシュをかけることができます。

特殊制限は2種類存在し、1つの流派につき2つまで設定できます。

・特技制限
その流派にとって重要な特技を2つ選び、この独自流派に所属しているキャラクターはどちらかを修得している必要がある。
例として、旧校舎管理委員会の所属条件である《封術》または《結界術》の特技を修得している。と同じ感じです。

・忍法制限
汎用忍法か流派忍法の中からその流派にとって重要な忍法を一つ選ぶ、この独自流派に所属しているキャラクターはその忍法を修得している必要がある。
また例として、廻鴉の【陽炎】を修得している。と同じ感じです。

【影分身】を流派のイメージにしたい場合、忍法制限で【影分身】、特技制限で《分身の術》と《その流派らしい何らかの特技》にするとより専門家みたいな流派設定も作れそうですね。

流派の初期状態

独自流派最大の特徴として成長させカスタマイズさせることができます。
しかし、レベル1が無ければレベル2には進めない。

ここはほぼ全員共通になります。
下にある流派シートの青で囲ってある部分です。

まず右上の青枠から
流派レベルは1
成長限界は中忍頭
ここは全員共通です。

そして流派功績点本来は0なんですが一つだけ現在でも流派功績点を入手する方法があります。

そう、さっき解説した特殊制限です。

この方法で流派功績点を手に入れることにより
流派功績点が
何も制限していない0点
どちらか片方を設定している1点
どちらも設定している2点
のいずれかになります。

そして左下の青枠
ここは主に流派功績点を使用することで成長させることが出来ます。

お待ちかねのカスタマイズ要素です。

いや待てと、一つ説明し忘れてるぞと、
流派忍法の数を書けと思われてるかもしれません。

それもこれから解説します。

まずは左下の1番上。

流派忍法数の上昇

流派功績点を2点消費する事で流派忍法を一つ多く設定できます。

2点です。


特殊制限を両方とも設定した場合の貰える流派功績点も2点です。

つまり特殊制限を両方とも設定した流派に限り忍法枠を4枠にしてのスタートを切れます。
もちろんすぐ使わずに流派功績点を残しといて一気にカスタマイズするのも自由です。

少し話を戻します。

右上の流派忍法数と功績点は数パターンあります。

  • 流派忍法数3、流派功績点0

  • 流派忍法数3、流派功績点1

  • 流派忍法数3、流派功績点0

  • 流派忍法数4、流派功績点0

  • 流派忍法数3、流派功績点2

  • 流派忍法数3、流派功績点1

となります。
この中から自分の状況に合う数字を当てはめてください。

…同じやつを複数カウントしてるって?

同じに見えるけど実は違うんです。

詳細を追加したのがこちら。

  • 流派忍法数3、流派功績点0(特殊制限0)

  • 流派忍法数3、流派功績点1(特殊制限1)

  • 流派忍法数3、流派功績点0(特殊制限1)

  • 流派忍法数4、流派功績点0(特殊制限2)

  • 流派忍法数3、流派功績点2(特殊制限2)

  • 流派忍法数3、流派功績点1(特殊制限2)

となります。
所々の消えてる1点、
どこで使ってるんだ?と思いますよね。

そこで2つ目の功績点使用オプション

流派の背景

です。

流派の背景とは特定の背景を効率良く背景を修得できる仕組みです。

流派功績点を1点消費し、長所か弱点を一つ選びます。
その背景が長所の場合は1点少なく修得でき、
弱点の場合は1多く功績点を獲得することができます。

消費する功績点が1点なら

  • 流派忍法数3、流派功績点0(特殊制限2)

のパターンもあるんじゃないかって?

この流派の背景と後述する流派の仕掛けは流派レベルと同じ回数しか成長させることができません。

初期状態の流派レベルは1なので流派功績点があっても1個までしか成長させることができません。

さて、では左下の青枠の一番下

流派の仕掛け

これはなんと流派功績点を3点消費する事で他流派の仕掛けを一つ選び、独自流派に所属してるキャラクターはその奥義開発を追加する事ができます。

まんま斜歯の背景『四天脳候補』ですね。
それが背景枠を使わずにできます。

他流派の強みを取ってくるもよし、
使いやすい弱みを取ってきて更に強化するも良し。

余談だけど個人的に好きな改造は
判定妨害/驚き、くらまし/最低速度、必修特技
です。

これは流派功績点が3点必要なので初期状態では絶対取れません、流派の成長を楽しみにしましょう。

さていよいよ最後の設定、これが終われば晴れて独自流派設立です。

流派忍法の設定

皆さんお待ちかね忍法選びの時間です。

下の流派シートの緑で囲ってある部分に書いていきます。


独自流派の忍法は

  • ハグレモノの流派忍法

  • ハグレモノ下位流派の流派忍法

  • 独自忍法

から選べます。

当然下位流派なのでハグレモノの秘伝忍法は選べません。

ウッキウキで忍法を選んでいるところ申し訳ないですが、流派忍法の設定には一つ制限があります。

それは必ず一つは独自忍法を設定しないといけないということです。

独自忍法とはどんなものなのか。
ハグレモノ流派ブックを持ってない人には是非買って欲しいのでここだけで流派運用が完璧にできるようにはしませんが、一つだけ例に出して説明をします。

【独自接近戦】自由/間合い1/コスト0
接近戦ダメージを1点与える。また、攻撃が成功すると、一回の戦闘に一度まで、攻撃の効果に加えて自分の生命力を1点回復できる。その時回復できるのは、この忍法名に使用されている文字を含む特技分野に対応する生命力のみである。

これだけ見たらただの【接近戦攻撃】と対して変わらないじゃないかと思うでしょう。

その通りです。いくら接近戦攻撃に戦術分野限定の兵糧丸があるとはいえ攻撃忍法として採用するにはいささか出力不足と言わざるを得ない、
この枠で【痛打】でも修得した方がまだ出力が上がります。

しかしこの忍法は二つの変身を残しています。

まずは独自忍法には命名ができること。

この命名、例えば〇〇忍とすればハグレモノの得意分野である忍術分野を回復する忍法に早変わり。

命名には色々条件があるのでそこは流派ブックを見ながらその独自流派らしい名前を付けて上げましょう。

ところで忍法名に関して、シノビガミには忍法の名称を変更できる忍法がありますね。

そうですね、古流忍法の【開祖】です。
独自忍法に対しては【開祖】が使えないようになってます。
悪用できないようになってるんですね。


そしてもう1つは【独自接近戦】と【独自射撃戦】に限り、初めから修得している【接近戦攻撃】の枠に修得することができます。

【接近戦攻撃】唯一のアイデンティティである忍法の修得制限に関係なく修得している、
その強みを分野限定兵糧丸を携えて奪いに来てます。

唯一の欠点は流派忍法の枠を使うことですが【独自接近戦】か【独自射撃戦】は正直言って持ち得なので枠問題が解決すれば基本的には流派忍法に選ぶことをオススメします。

流派忍法の設定が終わってよし構成を組むぞというそこの貴方

・独自流派の注意点


さて…突然ですがここで問題です
最初の流派忍法を
【独自接近戦】
【独自射撃戦】
【独自集団戦】
とします。

この時、以下の忍法は修得できるでしょうか?
1、ハグレモノの流派忍法【影分身】
2、ハグレモノ下位流派夜顔の忍法【秘中の秘】
3、ハグレモノ下位汎用忍法【遊意】





答えは
1‪‪、できない
2、できない
3、できる
でした。

ハグレモノ下位で自由に忍法を選べる独自流派ですが、いい事ばかりではありません。
他の下位流派が取れるハグレモノの流派忍法。
それを独自流派の流派忍法に指定しないと修得ができないようになっています。

・オススメな要素

ここまでお疲れ様です。

ここからは独自流派のオススメポイントを書いていこうと思います。

まずはハグレモノの忍法でできるコンボ

ご当地戦法+拡視器or炎舞
ご当地戦法で他流派の攻撃忍法を特定の特技に変えてそれを強化する構成。

銃躙+独自接近戦+独自戦法
独自戦法という独自接近戦を強化する忍法をなんやかんやして銃躙も強化する構成、シンプルな力。

独自接近戦+影唄+影写
影の数で使用回数が増える忍法を接近戦攻撃の枠を影の文字を含んだ独自接近戦に変えて回数を増やそうという構成。

忍道+昔日+雲霞
生命力が1の時に超強化される【忍道】と生命力が2以下の時に別の流派の忍法が使える【昔日】、生命力が3以下だと追加で猛毒を与える攻撃忍法【雲霞】を使う構成、ほぼ説明不要。
雲霞は昔日で使うもよし流派忍法にするも良し。

お次は他流派の忍法を使ったコンボ…と言いたいところですが、そもそもなんでそんなものを紹介するのかと言うと、
独自流派には『伝承忍法』という仕組みがあります。

伝承忍法
ハグレモノ以外の下位流派の忍法または古流流派の忍法を一つ選びそれを流派忍法にできるという神システムです。

下位流派の忍法は流派功績点を3点、古流流派の忍法は流派功績点を5点消費する必要があります。
伝承忍法は一つの独自流派に一つまでしか設定できません。

そう他流派の忍法を流派忍法に設定できます。

つまり特例修得じゃないんです。

ここで皆さんハグレモノで特例修得に関係していると言えばの背景があります。

【生粋】です

伝承忍法は他流派の忍法を使いながら生粋を適用できる神システムです。

それを利用したのが次の構成

銃躙+街透+冷血  【生粋】

血社の流派忍法冷血を修得することによりプラス1の補正がつき、生粋と街透でファンブル値がマイナス2されている銃躙をブッパなす構成です。
6プロットでもなんとファンブル値が4!そして冷血があるため全部成功で射撃戦5点!痛打か回想で頑健無い相手はスロットキルです。

正直ほぼ他流派の血や末裔なので生粋が適用できるか否かが一番大きいと思います。

そしてやっぱり独自流派と言ったら成長!

上の方でレベル1が無ければレベル2には進めないと言いましたが、
なんと独自流派、レベル2があります。

流派功績点を5点消費する事で独自流派Lv2になります。

流派レベルが上がると何がいいのかざっとこんな感じです。

  • 基本流派忍法数の上昇

  • 成長限界の上昇

  • 流派の背景や流派の仕掛けの回数上昇

などがあります。

まず基本流派忍法数の上昇

独自流派の忍法数は基本流派忍法数に流派忍法数上昇の成長を行った回数を加えた数になります。

独自流派がレベル1だと基本流派忍法数が3です。
ここに流派忍法数上昇の成長をしたりするとその分だけ増えます。

独自流派がレベル2になると基本忍法数が5になります。

独自流派は成長をする事で流派忍法数が10まで成長できます。
流派忍法数上昇の成長は3回までできます。
つまり最終的に基本流派忍法数は7になります。
更に流派レベルを上昇させる場合は流派ブックに分かりやすい表が書いてあるのでそっちを参照ください。

流派の成長が楽しみですね。

そして成長限界の上昇

レベル1の上限は中忍頭までですがレベル2になると上忍になります。
上忍セッションに持ち込むなら流派のレベルを2にする必要があるんですね。

最後に流派の背景や流派の仕掛けの回数上昇

この2つの成長は流派のレベルと同じ回数だけ行えます。
もう既にほとんど説明したので以上です。

では、流派成長等でできることのまとめです。

  • 流派レベルの成長

  • 忍法数の上昇(一回につき2点、三回まで)

  • 流派の背景(一つにつき1点、流派レベルと同じ値まで)

  • 流派の仕掛け(一つにつき3点、流派レベルと同じ値まで)

  • 伝承忍法(下位流派の忍法は3点、古流流派の忍法は5点、一つの独自流派につき一つまで)

となります。

そしてこれは個人的な解釈なのですが、
独自流派の運用は『成長』であり『リスペック』ではありません。
一度成長をしたならその部分はもう変えられないと私は解釈しています。(流派ブック見たりネットを調べたりしましたが何も分かりませんでした。)

流派を成長させる際は慎重に選ぶ方がいいでしょう。


まとめ

まずはここまで読んで頂いてありがとうございます。

この記事を読んで少しでも独自流派に興味が持ったり独自流派の運用方法が分かったとあれば幸いです。


さて、ここで一つ…私が一番初めに言った事を覚えているでしょうか。

突然ですがこう思ったことは無いですか?
自分のオリジナル設定を堂々と大っぴらにしたいと、

僕もです。

というわけでここからは僕が運用している独自流派の紹介です!!まだ帰しません!!


独自流派の流派シート


独自流派の詳細

流派の説明

御斎学園にある戦場を利用した戦術が得意なシノビ達が集まる部活。【私立御斎学園六場部】
実際にある部活らしく「りくじょうぶ」と読みます。
サラッと他の流派に入り込まれるガバガバ流派にしてごめんね私立御斎学園君…。

所属条件は『戦場に関する忍法を修得している。または、《地の利》の特技を修得している。』
特殊制限はどっちも設定してないです。

流儀は『戦場を活かして戦う』
戦場に関する忍法を活用したり戦場をなんらかで使ってれば達成になる割と緩めの流儀です。
戦場の使い方は人それぞれ。

御斎学園の部活なので御斎に所属(または潜入)している理由さえ作れば自動的にハグレモノにもなれる便利設定です。

キャラクターの設定まで作っては居ますがそれは独自流派に関係ない自分語りになるので割愛します。
設定を語る大義名分が欲しい。

今までこの流派のキャラクターで2回シナリオに参加して両方使命達成できてます。一回のセッションにつき4点ゲットできてます。

忍法紹介とは言ってもほとんど見れば分かると思います。

上で説明した【独自接近戦】の【六場戦】戦術分野回復の独自接近戦です。

【影舞台】と【街透】この2つがあればもう戦場型を名乗れますね。上を取らなきゃいけない【影舞台】とファンブル値を下げてくれる【街透】いコンビです。

そして【独自遁術】という忍法を類型にした【踏術】、戦場表にある文字を一つ入れます。
この忍法に使用されている文字がある戦場にいる場合回避と奥義破りの判定にプラス1の修正が付きます。
ハグレモノの雑踏型の子のための流派なので、
雑踏の踏を使って【踏術】です。

現時点ではまだ流派に登録出来てないけど【独自変速】を類型にした【六場】という忍法も追加予定です。詳しい忍法効果はハグレモノ流派ブックを読んでください。


これにて自分語りは終了です。
お付き合い頂き、
そして改めてここまで記事を読んで頂き
ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?