12サインと、その「付き合い方」
こんにちは☆
占星術研究家の美波(みな)です。
今日は12サインについて考えていて、
「あ!こういう見方はどうだろう!?」と思ったことを書き残していこうと思います。
◇基本12サインの連続性について
まずね、
そもそもの「12サイン」についてなんだけど、
12サインってひとつの「人」のサイクルになってる。ということは皆さんご存知でしょうか?
12サインは以下のとおりの順番だよね。
牡羊座・牡牛座・双子座・蟹座・獅子座・乙女座
天秤座・蠍座・射手座・山羊座・水瓶座・魚座
牡羊座は「胎児」ともいわれる。
牡羊座からスタートするんだけど、それは人が生まれた状態。
赤ちゃんの状態で、なんでも素直でまっすぐで、まっさらな興味とありのままの状態を指す。
そして次の牡牛座になると、
今度は自分の「身体」に興味がうつる。そして身体を動かすことによって、
自分(魂)と身体の繋がりを確認していき、自分の存在というものを認識し始めるんだよね。
と、こんな感じに進むんだけど、全部書くとそれだけでこのページ終わるからw
知らない方はググって探してみてね!(笑)
基本的に12サインというのは、
前にあるサインの性質を一度捨てて(言葉によっては「否定」して)、
全く違う「特徴」を取り入れていく。という作業なんです。
例えば、
蠍座という領域は、「特定の相手と親密になって、繋がって、一体化していくことによって、深い感情体験・共有・全く違う相手の理解」というものになります。
しかし次のサインの射手座というのは、その蠍座の性質を脱ぎ去り、
特定の相手ではなく、
もっと広い場所、広い世界、広い文化や体験を求め、
外へ出て学び、高い知識や考えを取り入れ、自分自身の意義と社会との繋がりを意識していく形になります。
わかります?
この極端な違いwwww
でも基本的にサインの隣同士はこんな風に、
ひとつ前のサインの特徴を脱ぎ、脱皮するように捨てて、
次のステップへ進んでいくようなイメージなんです。
◇隣同士のサインは性質が全く異なる。
(サインの性質は十人十色みたいな感じ)
12サインは基本的に、連続になっていて、
そしてその続いているサイン(隣同士)の性質は、
全く違うもの。
になります。
先ほどのサイクルとして繋げていったもので考えても性質が違うし、
区分という形で分けても、すべて違うことになります。
2区分(男性宮・女性宮)も違うし、
3区分(活動・不動・柔軟)も違うし、
4区分(火・地・風・水)も違う。
反対側の150度の位置になるサインも、これらがすべて違うことになるんだけど、
150度(クインカンクス)というアスペクトで繋がることができます。
マイナーアスペクトではあるんだけど、
最近はこのアスペクトも結構重要だという見方の人も多い印象です。
私個人的にも、このアスペクトは見ます。
でも隣同士のサインは、アスペクトでいうと30度。
一応「セミセクスタイル」というものがあるんですが、
これを見ている占星術家って、たぶんあまりいない(笑)
私の見る感じではここをトランジットとかで説明する人はいないかな~
あんまり重視されていないんだよね。
な・の・に!!
ね?
とある疑問が浮かびます。
(引っ張りつつ次に進むw)
◇隣同士のサインにそれぞれ天体を持っていることはとても多い!
このように隣同士のサインは全く違うのに、
ホロスコープをみると、
この隣同士のサインの中にそれぞれ天体を持っていることは、とても多い!
のですよ。
なぜならば、
まずひとつに、太陽のまわりをまわる水星。
この水星は、基本的に太陽の近くを回っている関係で、
地球から見て、太陽から28度以上は離れないことが分かっています。
28度ということは、
どれだけ頑張っても、
太陽と同じサイン。
もしくは、どちらかの隣のサインに滞在しているということになります。
また、金星も最大離角(そういう角度をこう呼びます)が、47度。
金星は太陽の2つ以上先のサインまでしかいくことはありません。
したがって、太陽と金星が90度!(スクエア)
な~~~んてことは、絶対にありません(笑)
このことから、
水星は太陽の滞在しているサインの隣にいる可能性が高いし、
金星も結構な確率になってきますね。
トランスサタニアンは、ひとつのサインに滞在している期間が長いので、
例えば、
現在天王星は牡牛座にいますが、
太陽が牡羊座シーズン、双子座シーズンであれば、
太陽と天王星は絶対に隣り合わせのサインになる。ということです。
ということで、
隣同士のサインに天体を持っていること、確率はとても高いんです。
◇隣同士のサインに天体を持っている人を見ていて思うこと。
隣同士のサインに天体を持つ確率は非常に高い。
そしてかくいう私も持っています持っています(笑)
そして今までホロスコープを見させて頂いた方も、持ってる方がほとんどです。
(持っていない人はいないんじゃないかな?多分・・・絶対ではもちろんないけど)
こういう方に見られる傾向としていつも思うのが、
<自己葛藤が多い・大きい>
ということ。
特に個人天体にある場合は大きいと思います。
でもよく考えれば自然なことです。
最初に書いたように、性質が全く違うサインに、
それぞれ自分の欲求を示す天体が入っているんだから(笑)
私の場合、
月は獅子座。
水星は乙女座。
太陽・金星は天秤座。
ガッツリ隣同士に連なっておりますぞ!!!!!(笑)
そして、
やっぱりね、
自分の中にそれぞれ違う自分の部分を感じるところがあります。
月は、「楽しければ全然いいっしょ~!楽しい1番!」みたいな意識。
水星はそれを「いや、ちゃんと必要かどうか考えましょう?」と言うw
太陽と金星は、「華やかに、オシャレにきらびやかに生きたいわ~」とお花畑感w
3色コンビなんだよねw
まぁ、でも獅子座と天秤座はセクスタイルで繋がっているので、
ここにあんまり誤差は感じないんだけど、
間の乙女座水星さんよねwwwww
蟹座や蠍座の味方がいれば違ったんだろうけど、
両サイドの違う外野からやいのやいの言われるからなぁww
でもね、
最近感情的な沈み込みがあって、
そこから自分の感情を掘り下げたり、色んなことを星と絡めて考えていたら、
あ!!!こういうことが大切なのかも!!
ってひらめいたんだよね。
◇隣同士のサインに天体を持っているときに、大切なこと。
(ジミンが可愛すぎるから、これいれとくwあーなんて可愛いの♡w)
例えばの、私の例でいくと、
月の獅子座が強くなって「楽しい1番!」ってなってると、
じゃあなにする?そのためにどう動く?
みたいに、乙女座の水星が発揮されているみたいなんだけど、
でも今回、
「なんか楽しいと思えない」
「なんだか疲れてる気がする・・」
「気力が湧いてこない、でもやることやらなきゃだし・・・」
という、
水星の「しっかりモード」が優位、もしくは働こうとしても、
月が動いていないので、
妙に苦しい感じがしたの。
乙女座は「奉仕」のサインでもあり、
乙女座のナチュラルハウス・6ハウスは古典でいうと「奴隷」の意味もあったりします。
こんな風に、
乙女座の資質は、「サポート・奉仕・調整・補助」になるけど、
その前の資質である、獅子座の、
「わたしはこうしたい!」
「私はこれを創造したい!」
「わたしはこれが楽しい、演出したい!」
という、
ひとつ前のサインの性質をしっかりと持っていなければ、
次のサインの資質が発揮されないんじゃなかろうか?と思ったの。
それがすっぽり抜けてしまうと、
先ほどあげた、奴隷とかさ、そんな意味になってくるのかもなって思った。
他の例で考えると、
例えば山羊座に水星があって、水瓶座に太陽があったとする。
そうなると、
水瓶座的な生き方って、
人と違ったものだったり、オリジナリティだったり、
次の未来や世代を意識した生き方のエネルギーになるんだけど、
その前の「山羊座」の、
「これはこういう形で創り上げる規則がある」
「こういう法律、手順がある」
「こういう経緯のもとに、こうなっている」
という山羊座の組織という考え方や、「今の社会」を見据えるパワーがしっかり発揮されていないと、
太陽の水瓶座は発揮されにくいかもしれないよね。
なんか変わった形の生き方したいけど、なにをどうしたらいんだろう?とか、
未来を含めてビジョンを創りたいと思うけど、イメージが湧きにくいとかね。
水瓶座は「時代」というモノサシがあった上での、「改革」だからね。
◇今回のまとめ
結果、まとめていくと、
・12サインは、ひとつ前のサインを脱ぎ捨てて、能力を身につけていくというサイクルがある
・なので、両サイドのサインは、全く性質が異なる
・でも隣り合わせのサインに天体をそれぞれ持っていることは多い
・性質が異なるものを持っているので、自己葛藤がおきやすい
・でもその自己葛藤は、「ひとつ前のサイン」をしっかりと意識することで、葛藤ではなく能力を発揮できるかも
ということになります☆
事例とかも考えていきたいなと思うので、
今度また書いてみますね!