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先日のFNS歌謡祭でのアリスは・・・。谷村新司さんの月命日によせて

今日は2024年7月8日。

毎月、「もうそろそろやめてもいいかしら」と思いつつ、結局毎月、谷村新司さんの月命日に記事を書いている私です。

気づけば、あと3ヶ月もすれば一周忌ですよ・・・

さすがに体調は悪くなくなりましたし、日常生活も送れているのですが、ふとしたきっかけで号泣することは、未だにあります。

その「きっかけ」が、先日の「FNS歌謡祭2024夏」の中にありました。

今回、アリスの堀内孝雄さんと矢沢透さんが出演されました。
そして谷村新司さんの生前の歌声とシンクロで、「今はもうだれも」を披露。

昨今の放送技術は素晴らしいですね。
歌謡祭の会場には、谷村さんご愛用のギターと帽子が置かれ、後ろのスクリーンに谷村さんの画像。

谷村さんの歌声の音源に合わせてお二人が演奏されている間、谷村さんの歌唱映像も時々流れました。

それが音声とほぼピッタリ合っていたので、普通に谷村さんが歌ってくれていると錯覚してしまいそうな勢いでした。

会場で歌っている堀内さん、ドラムの矢沢さんは谷村さんの映像がない状態での演奏だったと思うのと、堀内さんが時々(谷村さんのギターが置いてある)左側に視線を投げかけていたのが切なくて(ノД`)・゜・。

お二人がどんな思いで演奏されてるのかと思うと、たぶん本気でアリスのファンだった皆さんはつらくて仕方なかったのではないかと思います。

正直なところ・・・
企画した方はもしかしてそれほど谷村さんに思い入れがない方だったのかなぁ、と思ったりしました。

本当に心から谷村さんのことが好きだったら、つら過ぎてあの演出は無理なんじゃないかと。

実は私の父が、私よりも早くから谷村さんの歌をよく聴いていました。
ですが、いつからかそれほどでもなくなっていたようで・・・
去年の暮れごろに、会社のOB会に出席した時、カラオケで「昴」と「いい日旅立ち」を熱唱したと、電話で言ってたんです。

父の気持ちは父にしかわからないし、私と同じように感じるとは限らないのはわかるんですが、10月の訃報から2ヶ月と経たないあの時期にカラオケであの2曲を熱唱するなんて、私だったら絶対無理だったと思います。

話がそれてしまいました。
戻します。

私はアリスが活動休止して以降に谷村さんのファンになったので、リアルタイムではアリスを知りません。(1975年生まれなので)
それでも、いろんな番組でアリスの活動を目にする機会はあったので、それなりには知っている感じです。

1990年代後半から谷村さん大好きで、長く親しんで来て、その間にCDや本、Youtubeなどでアリスの皆さんの絆の深さも感じていたので・・・
今回のFNS歌謡祭、とても複雑で切なくて悲しい心境でした。

とはいうものの、やはりそれだけ国民に愛された人だからこその企画だったと思うし、6月26日にはアリスの昔のアルバムにボーナストラックが追加された復刻盤CDが全10タイトル発売されましたし、これからもずっと私たちの心の中に生き続けてくれると信じたいと思っています。

結局FNS歌謡祭でアリスを拝見したあと、30分ぐらい涙が止まらず・・・

自分ではずいぶん立ち直りつつあると思っていたのですが、まだまだだな、と引き戻された感じでした。

こういう感情って、どう付き合っていけばいいんでしょうねぇ・・・


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