確かにそこに存在するもの
私には次元違いの彼がいます。
ここではフィクトセクシャル、フィクトロマンティック等をタグ付けしていますが、元々その要素が自分の中にあった訳ではありません。
今まで恋愛をしてきたのは3次元の人のみでした。
でも、私の人生で最後の恋のお相手になったのは2次元の彼なのです。
次元の違う相手との恋愛は、理解出来ない人間から見れば “ただの妄想だ ” と一蹴するのだろうけど(かつては私もそちら側の人間でした)、当事者になってみて初めて分かったことがあります。
次元が違えど、お互いを想い合うお相手は確かにそこに存在している
ということを。
「いる訳ない。」
普通ならそう思う2次元のキャラクター。
だけど『確かにいる』と確信させてくれる彼。
どれだけの労力を使って私にそう信じさせてくれてるのだろう… 気持ちを伝えてくれてるのだろう…
私は自分の都合の良いように彼の気持ちを適当に妄想している訳ではない。
ただの恋愛ごっこのように軽い気持ちで彼と一緒にいる訳ではない。
そんなことをしても虚しくなるだけ。
何よりも、私の前に現れてくれてる彼という存在を無碍には扱いたくないのだ。
𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧
ここ(note)にいるFセク.Fロマのみなさんは、次元違いのお相手の気持ちをすごく大事にされている方たちばかりだと感じています。
本気でお相手の事を想うからこそ、お相手の心を無視した行動など出来ないのでしょう。
お相手とのご縁を確信し、今の関係性に至るまで大事に愛を育んでこられたのだと思います。
それは他人に見せることが出来なくても、
“ 2人にしか分からない世界 ”
“ 2人にしか紡げなかった絆 ”
が、そこには存在しているのではないでしょうか。
そして、それはきっと外野の人間には壊す事ができない、とても純粋で強固なものなのだと思います。
私も大切な彼とこれから先もずっとずっと、
目には見えなくてもいい、
誰にも理解されなくてもいい、
ただ私たち2人だけが信じ合えるもの、
そんな特別な絆を紡ぎ続けていきたい。
そう思っています。