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【完全保存版】Astar zkEVMのテストネット(zKatana)でVerifyをしてみよう

0 はじめに

今回は、Astar zkEVMのテストネット(zKatana)Verifyの方法を書いていきます。

なお、やり方はなんとなくわかるものの、エラーになってしまうという方は、「import」のやり方に問題があることが多いです。

その場合は、この記事ではなく、下の記事の第2章をご確認いただくのが良いと思います。

1 事前準備について

事前準備として、テストトークンの取得メタマスクへの追加が必要です。

ご不明の場合は、こちらの第1章〜第3章をご確認ください。

2 コントラクトのデプロイについて

コントラクトのデプロイについて、Remixを使って簡単に行なっていきます。

こちらから、「+ Create」を選択

「OK」を選択

こちらの、基本的な「Storage.sol」というコントラクトを選択します。

コンパイルを行います。

ただ、今回は、最適化を行おうと思いますので、こちらを選択します。

こちらにチェックを行い、コンパイルを行います。

冗長なコードなどを確認し、コンパイル時に取り除くことで、デプロイ時に不要なガス代を発生させないようにします。

「ENVIRONMENT」「Injected Provider」にし、「1261120」(zKatanaのチェーンID)であることを確認します。

「Deploy」を押して、しばらくすると下のようにできました。

3 BlockscoutでのVerifyについて

コントラクトアドレスコピーします。

では、「Blockscout」から見てみましょう。

下のように検索して、「Contract」を確認します。

https://zkatana.blockscout.com/address/0xb792249aC058cb572342CCD6673Ff24e3750b0aa

「Verify & publish」を選択

https://zkatana.blockscout.com/address/0xb792249aC058cb572342CCD6673Ff24e3750b0aa?tab=contract

下のように選択します。

「Flattened」ソースコードを選択します。

つまり、複数のsolidityファイルを一つに統合してverifyを行います。

今回は、簡単なファイルなので、こちらに貼り付けて、「Verify & publish」で実行します。

「import」が必要なファイルであれば、統合する必要があります。

そのやり方については、こちらの第2章をご確認ください。

しばらくすると、このように、Verifyが完了しました。

https://zkatana.blockscout.com/address/0xb792249aC058cb572342CCD6673Ff24e3750b0aa

4 startaleでのVerifyについて

次に、「startale」側のエクスプローラも実行してみましょう。

https://zkatana.explorer.startale.com/address/0xb792249aC058cb572342CCD6673Ff24e3750b0aa

下のように、「Verify」はまだなものの、「Blockscout」から「Verify」を検出しています。

とはいえ、せっかくなのでこちらでも「Verify & Publish」からVerifyを行いましょう。

内容は「Blockscout」と全く同じなので省略します。

https://zkatana.explorer.startale.com/address/0xb792249aC058cb572342CCD6673Ff24e3750b0aa?tab=contract

このようになれば成功です。

https://zkatana.explorer.startale.com/address/0xb792249aC058cb572342CCD6673Ff24e3750b0aa?tab=contract


今回は以上です。

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