Web3について学ぼう問題集30
最後の2回はchatGPTではなく、個人的に作りたい問題を作っていきます!
今回は上海アップグレードに関する問題です。
Q1 上海アップグレードとは正確には、実行レイヤーにおけるアップグレードです。
同時に行われた、コンセンサスレイヤーのアップグレードをなんと言いますか?
Q2 上海アップグレードとQ1のアップグレードを合わせて、なんという造語で呼ばれますか?
Q3 上海アップグレードでメインで行われたEIPはなんですか?
Q4 ETHの引き出しが可能になったことで、引き出し準備ができているバリデータかそうでないかを識別する「Withdrawal Credentials」が作られました。
引き出しの準備ができたバリデータはどのような特徴がありますか?
Q5 ETHの引き出しの処理は、1ブロックあたり、最大でいくつ処理されますか?
A1 カペラ
今回行われたアップグレードは実行レイヤーとコンセンサスレイヤーで同時に行われる必要がありました。
コンセンサスレイヤーで行われた、アップグレードがカペラです。
A2 シャペラ
上海(シャンハイ)アップグレードとカペラアップグレードを合わせて、シャペラと呼ばれていました。
A3 EIP-4895
上海アップグレードでメインで行われたのは、ETHの引き出しを可能にするEIP-4895です。
ただ、これ以外にも、ガス代の引き下げを目的とした、EIP-3651、EIP-3855、EIP-3860や、SELFDESTRUCTというオペコード実行時に警告を発する、EIP-6049も実装されています。
A4 0x01から始まる識別番号になる
引き出しを行うためには、引き出しアドレスを設定する必要があります。
その設定が済んでいるバリデータは0x01から始まる識別番号になります。一方、設定がまだの場合は0x00から始まる識別番号になります。
A5 16個
1ブロックあたり、最大16個の引き出しが処理されます。
なお、PoSになったことで、ブロックの生成時間がほぼ12秒になりました。これはスロットが固定されたためです。
そのため、1日のブロック生成数はほぼ
5個/分 × 60分 × 24時間 = 7,200個となります。
そのため、1日に処理できる引き出しの最大量は理論的には
16 × 7,200 = 115,200個になります。
サポートをしていただけたらすごく嬉しいです😄 いただけたサポートを励みに、これからもコツコツ頑張っていきます😊