Web3について学ぼう問題集29
最後の2回はchatGPTではなく、個人的に作りたい問題を作っていきます!
今回はThe Mergeに関する問題です。
Q1 the MergeでPoSに移行するために、クライアント実装は実行レイヤーと何に分離されましたか?
Q2 上の2つのレイヤーの通信を担当するものはなんですか?
Q3 PoWからPoSへの移行は何をトリガーとして行われましたか?
Q4 テストラウンドで使われる、イーサリアムネットワークのコピーはなんですか?
Q5 the Mergeを境に、ETHの供給量は減り続けています。そのため、デフレ資産と呼ばれます。ETHは最終的に0に近づくのでしょうか?
A1 コンセンサスレイヤー
元々は実行レイヤーとコンセンサスレイヤーはバンドルされていました。
コンセンサスレイヤーをPoWからPoSへ移行するために、この2つが切り離されました。
A2 Engine API
実行レイヤーとコンセンサスレイヤーが分離されたことで、この2つを通信する手段が必要となりました。
それが、Engine APIです。
A3 合計難易度(Terminal Total Difficulty)
PoSへの切り替えは一定の合計難易度(Terminal Total Difficulty)に達することをトリガーとして行われました。
ポイントは、ブロック高(Block height)ではないということです。
ブロック高にしてしまうと、難易度の低いブロックを作られて攻撃される可能性があったためです。
A4 Shadow Forks
潜在的な問題を特定するために使われるのがShadow Forksです。
これは、テストネットと異なり、潜在的な問題を特定するのが目的であるため、多くの場合、テスト後に捨てられることになります。
一方、テストネットはアプリケーションの開発者がテストを行うために、一般的に保持されます。
A5 0には近づきません。
the Merge時には1億2000万ETHがありましたが、それをピークに減少しています。
ただ、長期的な均衡として、6000万~1億ETHの間で落ち着くと予測されています。
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