あなたが3時間かけて書いたアメ限と、私が32年と1時間かけて書いた無料公開記事

もっともっと奥深い精神性を言語化しようとすると結果的に、感情の起伏を最低限に排除したロボットか、どこまでも遠く永遠に突き抜ける空の表現しか出てこなくなるのは、
経験からのミニマル化や諦観や普遍性とはまた違う、死の瀬戸際のような簡易と透明度に落ち着くため。

血の温かさ、光の眩さ、季節の変遷、練られた優しさ、
欺瞞、虚栄心、狡猾、偽装、
それら外部刺激を全てフラットにし不感に導けば、残るのは逆に自我の痕跡のみだったりする。
≠外部刺激によって己が成立する、否、脆弱な状態は外部も内部も同様だということ。

必要な事物を必要なタイミングで表出し、不必要な文言は一句すら浮かばない、残念なことにそこまで機械的にはなれないが憧憬の意を抱いている。
いつだって文字上で暴動を起していたいし、いつだって無表情で不要を切り捨てたい。

触れれば絶対零度、無駄のない思考、動作性はスマートで寡黙的。
残念なことにそのような部類の動物には生まれなかったが火と水は表裏一体である。どちらかがのまれている常態。

アンバランスを嗜好するか同族嫌悪で回避するか。
その塩梅すらアンバランスで、いかにも人間の脳は我儘で身勝手だ。
なのに空はあんなに遠く透明でい続けている。死生など超越し何事も起こっていない。

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明後日のベクトルの期待値というのも元凶だった。
押し付けられたキャラ通りの言動、他人の意図の察知、勘繰り、裏工作、蓑隠れ。
どれだけ無い脳味噌を刻めばこの世に順応できるか。1番効く薬の単価は21.5円/錠です。
夢の中から出て来れないまま夢の存在など真っ向から信じないなら、早めにアラームか氷水をかけておやりなさい。
至極簡単な事象を行えば今までの何某が消え去る、そもそも何某の記憶のゲシュタルト崩壊、未練は期限が付くと案外落とせる。

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全部わかっていてやっていることなので、乱文も心底も想定内だ。


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