クリスペ×かとるすのコラボNFTオークションのQ&Aメモ

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Q1. なぜ入札枚数の半分だけ発行するのか

仮説:入札したが落札できなかった人たちに二次市場での需要と価格を担保させ供給量と値段を決めることで、販売したトークン・権利の価値を保存できるという考えではないか。

仮説の説明:例えば、ミカンが欲しい人が100人いたとする。そのうち50人にミカンを与えれば、ミカンを持っている人が50人とミカンが欲しい人50人=二次市場が生まれる。また、ミカンを持っている人数とミカンが欲しい人数が同数なので二次市場での釣り合いが取れる。


A. Gaudiy「半分にするかどうか割合は変数。1商品に2人が入札しないと競り上げが起きないため入札の半分にした」


ということで、仮説で言ったわけではないらしい。

当時、↑とはいったものの、前述した仮説にならえば「需要数まで用意できる」のではなく、「二次市場での需要を加味した需要数」で用意すると考えれば、納得は出来るが。


諜報機関 enigma「競り上げそのものは入札-1の商品があれば起きるが、今回は1人で2つまで入札でき、入札-1では1人が1商品だけ入手するように妥協すればよくなる」


まあ、このモデルで一人2つまで入札できるのが複雑なところでもあるよ。


Q2. 事前入札はなぜ必要なのか

疑問点:需要の半分だけ供給して二次市場を確保し、商品の価値を保つこのモデルならば、オークション終了時まで入札による発行枚数の増加を締め切らずに、商品と二次需要の割合に対して設定した通りの供給とそれに応じた価格を付けることができるのに、なぜ締め切るか。

A(Twtter DMでの説明より). このモデルで行う場合、入札数・発行枚数が極端に少ない状況では1つの新規入札による発行枚数の増加割合が大きい。

例えば入札数の50%だけ発行するとき
1. 入札が10件だと5枚発行、5枚発行の予定で入札・競り上げが行われている
2. 新規入札が2件あり、発行枚数が6枚になる
3. 5枚のみ発行という前提で当落線上で競り上げを行っていた2者が高い買い物をしたと受け取る
→そのため競り上げを行うときには発行枚数が変数とならず、固定されるよう事前に発行枚数を決める。

ということ

いや別にその可能性織り込まずに競り上げやってた方が認識不足だし、いたずらな入札で発行数増えるのは発行枚数決定しても変わらんしみたいな感覚もありますが、まあ、競り上げを行う際に「織り込まなければならない」という状況をなくせるので。


以上。

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