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荷物の少ない時のカバンのかたち

カバンを買う時、だいたい、売り場に置いてあるカバンには、詰め物が入っていて、要するに、荷物がたくさん入っているのと同じかたちで売られている。
でも、実際には、カバンにパンパンに物を詰めた状態で使うことは少ないと思う。多少凹んだかたちで使うことが多い。その時、カバンのどこが凹むのか。買う時は、そこまで考えてない。
使い始めて、中途半端にモノが詰まったカバンの格好に気づくことになる。しかも、リュックなんかは、背中側にあるから、それに気づくこともない。
まあ、だいたい、カバンは真ん中から折れて凹む。リュックもだいたいそうだ。え、さっき、リュックの格好には気づかないって言ってたよね?それは自分のリュックの場合。人のリュックの格好はよく観察できる。まあ、リュックの場合、前に持つこともあるから、その時に気づくかもしれない。
中の荷物の大きさによっても、凹み方は違うと思う。カバンの大きさよりもかなり小さなモノがぶつぶつと入っていたら、何か所も凹みができるかもしれない。ポケットがたくさんあったら、そのポケットの位置によっても、凹み方は違うかもしれない。だいたい、そんなことまで考えてポケットをつけているのだろうか。ポケットにモノを入れてその形を見る実験なんかしているのだろうか。ポケットに何を入れるか、例えばスマホを入れるとか、ハンカチを入れるとか、そういうことは考えていると思うけど、ポケットにモノを入れた時カバン全体がどう凹むかなんて、考えてないと思う。あ、考えてたらごめんなさい。
荷物が少ない時のカバンのかたちなんて、意識している人はいるのだろうか。私がそれを意識するのは、カバンに関心がありすぎるからなのかもしれない。



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