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WxY 2nd 振り返り

 2024年1月27日開催のWxY2ndについて、ペーパーは振り返りましたが徐々に記憶が薄れてきましたので当日のことも振り返りたいと思います。

事前対策

 みんはやのそれらしい部屋でプレイし、オンラインの押し会に2回参加させていただき、いわゆる松本博文本と鈴木貴博本を読みました。知っているのに・見たことがあるのに単語として思い出せないというのを減らしたかったので、幅広いジャンルを網羅している松本本と鈴木本はおさらいにピッタリだと思います。あとは体調管理です。前日の退勤が20:18。そのあと食事を摂りましたがいつものようにネットサーフィンをしてしまったと思います。たぶん26時までには就寝したはず。遅めですがWxY1stより良いコンディションで臨めたと思います。

 WxY1stの前日は新宿でトークライブを鑑賞してから夜行バスで大阪へ向かいました。寝たいので1+1+1の3列の真ん中にしたのですが、ライブの興奮が残っていたのかバスではほとんど寝られませんでした。しんどいとまでは言いませんが普段以上に薄ぼんやりした意識の中、住道のスターバックスでコーヒーを飲んで会場へ向かいました。…ここまでWxY1stの振り返りでしたがそれと比較すれば雲泥の差。当日の朝は余裕をもって出発できました。

いざ会場へ・ペーパー

 受付で不二家のペコちゃん飴を頂きました。西成区山王あたりで手にしていると不要な声掛けに遭わなくなるアイテムですね。会場に入ると映画館か劇場のような薄暗く落ち着いた雰囲気でした。WxY1stの会場は体育館のような明るさだったので対照的でした。

 ペーパーに備えてクリップボードと筆入れを用意しました。コクヨの筆入れには削った三菱鉛筆にキャップをハメたもの×2、PILOTのシャープペンシルCLUTCH POINT×2、PLATINUMのシャープペンシルOLEeNU×1、MONOの消しゴムなどを入れてきました。

 近似値クイズをペーパー開始前に書き入れる時間を頂けたので25分間の解答時間を丸ごと100問に費やせました。15秒に1問、淡々と最初に思いついた単語を平仮名で書き入れます。すぐに思いつかなかったら後回し。都道府県を何か書き入れればいいのに戻る暇が無くて空欄で出しました。それでも実力は出し切れたと思います。WxY1stの前日に観たトークライブはLOFTグループのライブハウスで行われたので入場時にRooftopというフリーマガジンが配られます。休憩時間に読んだそれには確かにPANTAの記事が載っていたのにペーパーで頭脳警察が書けず、特に笑えるエピソードにもできずこの日までずっと引き摺っていました。戻って見直す時間は作れませんでしたがほぼ万全の体調でペーパーを完走できて成仏しました。20位くらいには入れるかなと思いました。食事の時に他の出場者とペーパーについて話しました。彼らの方が解けている風でしたがそれでも何かしらプレートはもらえるだろうと思いました。

早押し

 午後の部が始まる前にトイレに行きたかったのですが会場のトイレがとても混んでいたのでコンビニのトイレを借りました。第2ラウンド、3ブロック目までに私の出番はありませんでした。実力は出し切れたのでペーパー落ちは無いだろうと思いましたがまさか4ブロック目の最初に呼ばれるとは思いませんでした。

 まさかの桃プレート。アドバンテージ3points。私はジャンボ尾崎であり柳沢敦です。日本国内の芝の上でしか輝けないタイプです。勝ちパターンも先行逃げ切りしかありません。東東京とはいえ東京開催3点リード、またとないチャンスです。

しかし会場全体の雰囲気は好みだったのですが、壇上にあがってみると居心地が悪く感じてきました。観客席を見てはいけなかったのです。平面でもない、立体でもない、ステレオグラムの立体視を試みる途中の像が目の前に広がっているような状況。ただでさえ聴覚からの情報処理に難があるのに視覚から余計な情報を入れてしまいました。押せども押せども解答権がとれない。声が大きい人の解答が脳内でリフレインする。それで問読みが聞こえない、全く頭に入ってこない、文字で見たら最初の四文字で押せそうな問題にも反応できない。カウチロック。

動けない


 
 1回答えて4pointsにするも敗退。アドバンテージ3pointsを搭載して敗退する人なんているのでしょうか。

 
 WxY1stの第2ラウンドで正確に思い出せていないのに答えて誤答で1×になって、その後の得意ジャンルの問題で失格を恐れて押せなかった反省で今回は確実に正解できる問題だけ押す作戦でした。去年の阪神タイガースは最多四球と最高出塁率を達成した全試合四番打者・大山悠輔を筆頭にとにかく四球での出塁を活かして日本一に輝きました。これを二岡智宏と山本モナが五反田の1泊9800円のホテルを利用した2008年の有馬記念でアドマイヤモナークが2着に入り有馬記念史上最高配当になったサイン馬券のようなお導きだと考えたのです。福運積もう、待球作戦で祝福、大勝利?そうはいかんざきな結果でした。そもそも私は全く阪神ファンではなかった。。

オーディエンス

 敗者復活戦もWxY1stでは悔しい思いをしました。6問正解するも7問目で「初代」を答えられなかったうちのひとりが私です。今回は都市伝説と宗教の文言が答えられず順当に完全敗退しました。メモをとりつつ観戦し、押すタイミングの速さにずっと驚きっぱなしでした。終盤はどの選手もさらに押しが鋭すぎて別の競技のようでした。そもそも私はabc(?)形式のクイズ会はWxYしか出場したことが無く、基本問題No.1決定戦って本来こういうものなのかもしれません。どなたかの著作に書かれていた気がする「情報産業の飲み会の余興が源流」みたいに私も地下クイズを認識していたので優勝者やセコンドのインタビューでの瑞々しい青春感が眩かったです。あまりにも美しい。もらい泣きをしました。

次回へ向けて

 いつ・どこで開催されるのかはわかりませんがチャンピオンがそれほど遠くない未来での開催を宣言してくださいました。娑婆にいられたなら、なんとか出場したいと思います。

関係者の皆様、本当にありがとうございました。
一日中楽しかったです。

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