人種差別


アメリカで白人警官が拘束していた黒人男性の首を膝で抑えつけ圧迫死させた。

この事件がきっかけとなり、アメリカ各地で黒人を中心に人種差別に対する抗議が活発化している。

そしてInstagramでも#BlackoutTuesdayで黒人差別に対する抗議が行われている。

昔から問題視されてきた人種差別。でもなぜだかなくならない人種差別。

世界ではたくさんの人種が生存している。私はその中のいわゆる黄色人種に分類される。しかし、ありがたいことに日本は日常生活で差別を受けることは少ない。さらに留学をしたことがないため、海外での差別を目の当たりにしたことがないし、経験したこともない。

しかし、今回の事件は人ごとではないと感じた。

生まれた国、言語、肌の色、目の色、髪の毛の色、育つ環境が違えど命は平等にある。

一人一人の命は大切なのである。

この事件の深刻さがどれほどの世界中の人の心に響くかはわからない。実際差別を受けたことのない私はまだまだ事態の深刻さがわかっていないかもしれない。それでも世界中から一刻も早く差別をなくすべきだとは感じている。

しかし、簡単になくせるものならすでに平等な世界になっているはずだ。

差別が起きる原因を一概に説明することはできない。それでも私は一人一人の意識を変えていくことが大切だと思う。

肌の色で差別があるのだとすれば、親が子どもに人間は平等であることを教育しなければならない。学校であれば教師はもちろんのことである。

人間はすぐに優劣を決めたがる。他人を評価したがる。そして自分が誰かよりも優れていることに拘る。拘るのであれば、自分自身を磨き上げることに専念してほしい。他人を蔑むことはよくない。

自分がされて嫌なことは相手に絶対してはならない。

と、今までつらつらと文字に起こしてきたけど、起こすだけでは何も変わらない気がする。

もし、自分の周りで理不尽な差別をしている人、もしくはされている人がいれば、声を上げてほしい。

違う国で起こった事件だから自分には関係のないことだと思わないでほしい。

全ての人が平等に平和に幸せに生きていけるような社会になってほしいと願う。

自分一人で現状を変えることはできないが、少しずつ意識改革していくことはできると信じている。いや、信じたい。

私は信じている。まずは自分の周りの人たちとの関係から。少しずつ改善していこう。


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