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『Dear my パパ』と牧島輝くんについて

舞台を見るレッド

『Dear my パパ』というタイトルのお芝居を観に行ってから(そして千穐楽を迎えてから)1週間以上が経ちましたが、いまだに思い出してしまうのでこれはどこかに吐き出さないとだめだと思いnoteに登録しました。

期間：2019年9月26日（木）～29日（日）　
劇場：中野ザ・ポケット　

この公式サイト真面目に見づらくてほんと嫌だったんだけど笑、どうしても見たくて頑張ってサイト読んでチケット申し込んで、まあ全落ちしたんですが、結局藤田玲さんファンの友達に拾ってもらって1回、初日当日券で1回、計2回見れました。公演始まる直前に決まったプレビュー公演含めて4日間、8回しか公演無いんですよ。短い！でも180入るか入らないかの小さな劇場でこの少ない公演数なら2回見れりゃ御の字だよねぇ〜。と思います。

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ディアパパ大雑把すぎるあらすじ

男だらけのシェアハウスにある日突然赤ちゃんがやってきた！甲斐性無しの役者の卵、酒とタバコが大好きなおっさん、YouTuberの若者3人組とシェアハウスのオーナーがおっかなびっくり子育てしながら父親とは何かを考えその覚悟や決意そして父性に目覚めていくお話だよ！（まじで大雑把でごめん）

タイトルで子育てものかなと予想はできるものの、開演するまでどんなお話なのか、誰がどんな役をやるのかは全然わからなかったので期待半分不安半分だったんですが、実際見てみたらダンスありアクションあり歌もあり、笑って泣いてとにかく楽しい2時間でした。普段はもっと大きな舞台に出てたり本職は役者じゃなかったりする人たちが今回みたいな小劇場でお芝居してくれるありがたさ…見れてよかった！！

で、なんでそんなにチケット申し込んだり当日券並んだりと必死になってたかというと、今年に入ってから急激にはまってしまった俳優さんが出演することになったからです。

牧島輝くんです。

ミュージカル刀剣乱舞の2代目大倶利伽羅役。今年1月に『三百年の子守唄』再演で初めて演技を見て一気に転がり落ち、1回しか行く予定のなかったみほとせは最終的に5回に増え、さらに大千穐楽までも現地で見てしまいました。初代とは違うタイプだけど間違いなく同じ刀。あまりにも魅力的で素敵だったのです（この辺はいずれ別の記事に書こうと思います）。

それまで一人の推し俳優さんを細々と応援していたんですが（この辺もそのうち別記事で）、みほとせをきっかけに自分史上最速の凄まじい勢いで転がり落ちてしまい、さらに別の役も見たくて原作も知らなかったエーステを見に行ったらさらにどハマりしてそっちで演じてたキャラクターからも作品自体からも抜け出せなくなったりしたのですが（この辺もまた別の機会に）、その牧島くんが小劇場の舞台に！！ってなったら必死にもなります。だって見たいもん！！！しかもストレートプレイだよ！！？原作のあるキャラクターを演じる2.5次元と違ってストプレはイチから役者がキャラクターを作り上げて演じる舞台。2.5の舞台に立つ彼しか知らなかったので、どんな風にストプレを演じるのか興味もありました。

※ここから若干ディアパパのネタバレが含まれます。今後予定されてる配信を見るつもりの方がいたら注意です（ラストのネタバレは無いです）。

ディアパパで牧島くんが演じたのは、シェアハウスに住むYouTuber3人組の一人・水嶋風斗。面白い動画を撮るためにヤンキーに喧嘩を売ったりするちょっと危ない道を歩む青年です。シェアハウスに突然やってきた赤ちゃんに戸惑ってる時に、以前付き合っていた元彼女から「ふーとの子供だよ」「大事に育ててね」と連絡があり激しく動揺。まさか自分の子供なわけがないと思いつつも同居人の平野さん（荒木健太朗さん）が世話をする赤ちゃんが気になりまくり。なんだかんだ口を出してるうちに自分でも世話をするようになり赤ちゃん可愛いな〜とちょっと父性が芽生えてきたある日、動画撮影で喧嘩を売ったヤンキーと繋がっていたヤクザに赤ちゃんがさらわれてしまい、さらには犯人から「水嶋を連れてこい」との伝言が。どうする風斗！？（次回予告風）

風斗くんはテンション高くて口が悪くてとがった感じのザ・イマドキの若者。今まで2.5で牧島くんが演じてきたのはクールで口数少ないキャラクターが多かったので、よく喋りよく笑う感情豊かな風斗くんにまず驚きました。おまけに元彼女と子供の存在。もう牧島くんの口から「元カノ」とか「俺が父親」とかいう言葉が出てくることが信じられなかった（高校生役とかしか知らなかったので）。しかし彼も実年齢は24歳なので、十分にあり得る話なんだよなー。等身大の役を演じているのだと改めて思いました。

赤ちゃんを育てていく中で無意識に「かわいいな…」と優しげな笑顔を浮かべて呟いてしまうシーンは、素の笑顔がめちゃくちゃかわいくて素敵なのに笑わない役ばっかやってるの勿体無いなって思ってたので嬉しかったし、子守歌を歌うシーンでは、歌声に惚れてファンになったのであんな狭い劇場の中で生歌が聞けて感激して泣いてしまったし、自分のセリフが無い時でも他の人のセリフ聞いて表情を変える細やかな演技がとても上手くて双眼鏡も要らないくらいの小劇場だからこそ映える演技だなと思ったし、クライマックスで繰り広げられるアクションシーンもすごく動ける人だから迫力あったし、最後にみんなで歌うシーンは、ちょうど牧島くんの立ち位置と目線がわたしの席の直線上だったのであまりにも目が合いすぎて特等席すぎたし（これは勘違いではない）（嘘じゃないです）（本当です）、とにかくいろいろ衝撃が強すぎて、初日の終演後はぼんやりしながら駅に向かったのでした…誰かと話したくて、この感情を一人で抱えて帰るのがあまりにもつらすぎた。一人で見てはいけない舞台だった。

↑初日終演後、荒ぶるわたしのツイート。

2回目見に行った時にはもう演技が変わっていて、この短い期間に成長しすぎでは？と思った。若手俳優はこれが怖い。同じセリフを喋っているはずなのに前とは全然違ったりする。アドリブなんかも違う方向で入れてきたりして。すごく楽しそうに演技してるのが伝わってきた。1回目で受け止めきれなかった部分も流れがわかった上で見れたのでなんとか受け止められたかな？そしてチケットを取ってくれた玲さんファンの友達と見ているところが違いすぎて笑ってしまった。お互いに推ししか見ていない。玲さんと牧島くんは共演することが結構多いので毎回感想を言い合えて楽しかったりします。

もう一人の推しくんの時に「2.5でファンになったけどストプレを見たらさらに好きになってしまった」という経験があるのですが、今回またやっちまったと思いました。あんなに小さな劇場で喜怒哀楽いろんな顔が見れて本当に嬉しかった。好きになるしかない。いやー、出てくれてありがとう。誘ってくれた演出の冨田さんには感謝しかない。一生崇めて生きていこうと思います。

そんな感じで、出会ってからまだ9ヶ月くらいなのにズブズブにハマっています、という話でした。このハマりっぷりは自分でも戸惑うなー。2.5の大舞台をたくさん経験した後に小劇場のストプレに出るのを許してくれる所属事務所最高。ディアパパは忘れられない作品になりそうです。この先2.5だけじゃなくストプレもいっぱい出てほしい！もっといろんな役が見てみたい。

今度牧島くん初めてのファンイベントがあるのですが、わたしはチケットが取れなかったので（とても悔しい。行きたかった。グッズも欲しい。頼むから通販してほしい）、次は11月の刀ミュ歌合です。刀ミュの年末のお祭りが大好きなので、そのお祭りに再び伽羅ちゃんが出てくれるのも、それを牧島くんが演じてくれるのもとても嬉しい。年明けに転がり落ちたきっかけの役なので、年末も同じ役が見れるのは贅沢だなー。去年までの乱舞祭とは違う雰囲気になりそうなので今から楽しみです！

そういえばディアパパ、他にもいろいろ思うことあったりもするのですが、その辺は配信が始まったら追記しようかなと思います。配信いつかなー。早くもう一度見たい！

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普段役者さんの顔とかあまり気にしないんだけど、このブロマイドに関しては胸を張って言える。顔がいい！！！

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