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地味だけど強い!2期軸百鬼ホロライブ【構築解説】

こんにちは初めまして"しむ"と言います。そうでない方は再び私の記事を読んでいただきありがとうございます。ヴァイスシュヴァルツ Spring Challenge 2022で友人に使用して頂いた構築(手直しVer.)を紹介します。

紹介するレシピはサムネの通り環境を意識したホロライブです。対策カードを採用しつつ、ベースの強さがあるので使用率の低いタイトル相手にも対応できるようにしています。
では記事の方へ

デッキレシピ

リンク:百鬼オペレーション(作成日:2022/04/20)

デッキコード:JB4V

簡単な動かし方

相手によって使うカードが変わることの多い構築なので、ここでは大まかな流れを記載します。

  • ゲーム開始時
    基本的にレベル0と「あやめのひととせ 百鬼あやめ」CXコンボセット以外は交換します。

  • レベル0
    先行は「未来へ一緒に 戌神ころね」「キミと願うミライ ラプラス・ダークネス」「春を信じる者 桃鈴ねね」でアタックしていきます。後攻の場合は「キミと願うミライ ラプラス・ダークネス」「春を信じる者 桃鈴ねね」を使用して2体以上でアタックします。

  • レベル1
    レベルアップ時レベル置き場に置くカードは「未来へ一緒に 紫咲シオン」の効果で入れ替えられる《2期生》or「#あくあーと 湊あくあ」の関係でレベル2以上を置くことが多くなります。
    基本的な動きは「あやめのひととせ 百鬼あやめ」CXコンボを使用してリソースを稼ぎつつ山札を削ります。枚数が揃わない時は「返り討ち 尾丸ポルカ」で控え室から出して補います。

  • レベル2
    レベル1の延長の動きをしつつ「未来へ一緒に 星街すいせい」や「未来へ一緒に 百鬼あやめ」を早出しして相手の盤面を荒らします。

  • レベル3
    光景効果の「#祭絵 夏色まつり」や「未来へ一緒に 桐生ココ」のCXコンボで相手の山札を崩し、「キミと願うミライ 森カリオペ」や「未来へ一緒に 大空スバル」の追加ダメージで詰めに行きます。

採用理由

カードの採用理由について解説していきます。

レベル0(18枚)

  • 未来へ一緒に 戌神ころね
    まれに星杏と呼ばれる登場時に自身の山札の上から2枚を見て好きな順番に置ける効果と、相手のアタックフェイズの始めに正面に相手のキャラがいる場合に前列のキャラのいない枠に動かせる効果です。
    先行で有利なカードとして採用しています。山札の上を確認する効果はゲームをコントロールするために終始使用します。

  • 春を信じる者 桃鈴ねね
    他の《ホロライブ》がアタックするたびに自身のパワーを+1000します。また相手のターン中にリバースしたとき1ストックでレスト状態にし、次の自分のアンコールステップの始めに思い出になります。
    構築的にダメージを圧していくのでレベル0のアタック回数を安定させるために採用しています。思い出に置く効果は「キミと願うミライ 森カリオペ」の効果と相性がいいです。

  • キミと願うミライ ラプラス・ダークネス
    中央にいる時に3500になります。また「凛々しく咲く 神琳」の類似効果で控え室に置かれた時に1ストックと控え室の《ホロライブ》を1枚クロック置場の下に置くことで、山札を上から2枚まで見て《ホロライブ》を2枚まで手札に加えられます。
    手札の維持もですがクロックに好きなカードを置けることがこの構築では重宝します。また環境的のパワーラインが3500であるため、「キミと願うミライ クレイジー・オリー」の応援込で4000にできれば返ってくることもあります。

  • みんなおまたせっ! さくらみこ
    相手のキャラすべてに2ストックのアンコールを与えるデメリットとフィレス効果で登場時に山札から《ホロライブ》をサーチする効果です。
    アンコールを使われたことはないので実質デメリットの無いパワー3500のサーチカードです。「キミと願うミライ ラプラス・ダークネス」と一緒で3500なのが強いです。

  • 春はあげぽよ 桃鈴ねね
    リバース時に自身の思い出が2枚以下なら思い出にできます。また登場時に1ストック,手札1枚で山札を上から3枚まで見てカードを1枚まで手札に加えられます。
    ノーコストで思い出に送れるのでキャンセル率の上昇と「キミと願うミライ 森カリオペ」の効果の補助になります。また3枚見る効果でクライマックスを探しに行くこともできます。

  • 未来へ一緒に 紫咲シオン
    5枚集中で1ストック自身レストで山札からサーチです。デメリットで自分のクロックが1枚以下ならスタンドフェイズにスタンドしません。また《ホロライブ》を1枚レストさせてレベル置場と控え室の《2期生》入れ替えられる効果でを持っています。
    全タイトルの中でも最強のレベルの集中です。スタンドしないデメリットも全く気になりません。レベル置場の入替効果は「キミと願うミライ 森カリオペ」の出力を上げる時にも使います。

  • キミと願うミライ クレイジー・オリー
    応援+500と自信をレストさせて《ホロライブ》1枚のパワーを+1000できます。
    +1000する効果が地味に強いです。「春を信じる者 桃鈴ねね」と合わせて無職転生の「“魔術の才”ルーデウス」の3500やアサルトリリィの「夏の思い出 梨璃&夢結」の3000を綺麗に抜けることが多々あります。

レベル1(8枚)

  • あやめのひととせ 百鬼あやめ
    今回のメインアタッカーです。他の《ホロライブ》が2枚以上でパワー5500になり、CXコンボでアタックした時に他のあなたの《ホロライブ》いるなら山札を上から4枚まで見てレベル1以上のカードを1枚まで手札に加えられます。
    スタンバイが環境に多い中でも、相手をリバースせずとも手札のアドバンテージを確保しつつ1周目の弱い山札を削り切ることができます。《2期生》であるためレベル置場の調整にもなります。

  • 返り討ち 尾丸ポルカ
    ラミリスと呼ばれることの多い効果です。登場時1ストックで控え室のコスト0以下の《ホロライブ》のキャラ1枚を舞台に置き、ターンの終わりにそのキャラを思い出にします。
    5枚目以降の「あやめのひととせ 百鬼あやめ」で手札を温存させることにもなります。「キミと願うミライ 森カリオペ」の出力を上げるためにレベル0を出して思い出に送ることもあります。

  • #あくあーと 湊あくあ
    経験2以上でガウルと呼ばれる効果を持ち、他の《ホロライブ》1枚につきパワーを+500上昇します。また自分のターン中に相手をリバースさせた時に他の《ホロライブ》いるなら、そのキャラを山札の下置けます。
    普通に強いカードですが意識したのは五等分の花嫁の「一途な乙女 中野 二乃」です。アンコールを封じながら倒すことができます。

  • 喜色満面 兎田ぺこら
    2000助太刀。助太刀で使った時にすべてが《ホロライブ》なら山札の上から1枚をストック置場に置けます。
    「#あくあーと 湊あくあ」のパワーがそこそこ出るためレベル1の助太刀を入れたく、詰めで比較的ストックを使用するのでストックの減らない助太刀として採用しました。また0コストの助太刀でないのはチョイスを採用しているからです。

レベル2(2枚)

  • キミと願うミライ 夏色まつり
    《ホロライブ》が4枚以上の早出しでクロックアンコール。アタック時に他の《ホロライブ》が2枚以上なら、パワーが2000上昇します。
    最近、五等分の花嫁のスタンバイ構築で採用の増えている「警戒しないで? 中野 二乃」への解答です。1コストのカードを採用しないとレベル1まで永遠とアドバンテージを稼がれ続けるため採用しました。

  • #LamyArt 雪花ラミィ
    記憶で異なるカード名が2枚以上を満たすことで、パワー8000の手札アンコール,《酒》になります。また3000助太刀。またガッツンダー(デュエルマスターズのカード)と呼ばれる効果を持ち、アタック時に正面のキャラのレベルが3以上ならパワーが6000上昇します。
    早出しに対しては「未来へ一緒に 百鬼あやめ」で対処することが多いですがアンコールされることもあるので、きっちりと刈り取ります。また場持ちもいいため返しで出てきたレベル3も引き続き倒すことができます。

レベル3(14枚)

  • 未来へ一緒に 星街すいせい
    舞台に4枚以上で色条件を無視できる早出しで、千鳥ヒールと呼ばれる登場時に手札を1枚を控え室に置きクロックの上から1枚をストックに置く効果を持ちます。また自分のターン中は《ホロライブ》1枚につきパワーが500上昇します。
    使いやすい早出し回復として採用しました。またデッキ全体として青の枚数の増量にも一役買っています。

  • 未来へ一緒に 百鬼あやめ
    経験でレベル置場に黄と青があるならの早出しで、他のあなたの《ホロライブ》すべてのパワーを+1500します。登場時にハイライトと呼ばれる相手のレベル1以上のキャラをそのレベルより低いキャラに入れ替えさせる効果を2回連続で使えます。
    スタンバイ構築が増えているので後列に出されたレベル3などを対処するために採用しました。最近増えている「舞台の上で 天音かなた」2面にも余裕を持って対処できます。またワザワザ回収したくないカードであるため強気の3枚です。

  • キミと願うミライ 森カリオペ
    アタックした時に他の《ホロライブ》のキャラを1枚のパワーを+2000と武蔵と呼ばれる効果を持ち、手札から舞台に置かれたターン中、このカードのダメージがキャンセルされた時の自分の山札の上から1枚を控え室に置き、そのカードのレベル+1のダメージを与えます。
    コストの掛からない強い詰めです。アタック時のパワー上昇も「未来へ一緒に 桐生ココ」と相性がいいです。しかし「キミと願うミライ 森カリオペ」のCXコンボや「#あくあーと 湊あくあ」の経験で高レベルのカードが無くなることもあるので今後も枚数の調整は必要な気がします。

  • 未来へ一緒に 大空スバル
    登場時に回復と経験をレベル置場に黄と赤と青カードで達成し、アタック時に2ストック,山札の上を公開しそのカードが《ホロライブ》かイベントの場合に相手に2ダメージを与えられます。
    このカードは大会後に気づき追加で採用したカードです。相手の山札を崩した後+αのダメージを捻出するカードが少なかったため採用しました。効果も「未来へ一緒に 戌神ころね」で山札の上を確認しておけば問題ありません。

  • #祭絵 夏色まつり
    光景効果で登場時に1ストックで相手のストックすべて控え室に置き、同じ枚数を山札の上からストック置場に置きます。1ターンに1回【起】を使った時、このカードのパワーを相手の後列の枚数×1000上昇させます。
    引いて使いたいカードであるため2枚の採用としています。最近はレベル2のカウンターでストックを使用する構築も増えていますが、同時に8チョイスやCXコンボなどでストックの積む構築も増えているため悪くないと思います。

  • 未来へ一緒に 桐生ココ
    登場時に回復と自分のターン中は《ホロライブ》1枚につきパワーが500上昇します。CXコンボで相手をリバースさせた時に赤を得て、1ストック手札1枚を5回まで払うことができ、払った回数+1回『相手の山札の下から3枚を控え室に置き、その中にクライマックスがあるなら1ダメージ』の効果を繰り返します。
    相手のストックが無かった場合に相手の山札を崩すために採用したカードです。美智留バーンの類似効果ですが、1回のCXコンボで相手の山札を崩し切れるのは強みだと思っています。

上記4種の枚数は好みで要調整です。

コンセプト

【環境対策】

今回、対策をする上で意識したのは以下のタイトルやカードになります。

  • 五等分の花嫁
    疑似的にスタンバイを12枚使用することができ、それを活かせるレベル0を有したタイトルで、「一途な乙女 中野 二乃」を使用した安定したビートダウンが強みだと考えています。また採用枚数を伸ばしている「警戒しないで? 中野 二乃」はレベル0からスタンバイで登場させ、0コスト中心の構築に無類の強さを発揮します。

  • 無職転生
    8スタンバイの構築でレベル0~3まで優秀なカードが多く、堅実にアドバンテージを取ってきます。また「“屈強な体”ギレーヌ」などのお陰で往復でアンコールが不要レベルの高いパワーラインを構築してきます。加えて最近は助太刀の採用枚数が増えている気がします。

  • アサルトリリィ
    今回は8チョイスを意識しています。優秀なレベル0や共鳴、集中で仮にレベル1でCXコンボを使用できなくてもアドバンテージを伸ばしてきます。また8枚のチョイスで積み上げたストックを使用し相手が倒れるまで連撃をしてきます。

  • ご注文はうさぎですか??
    直近で使用率を伸ばしているタイトルです。「“オフの過ごしかた” 真手凛」のCXコンボでストックを増やし、各種レベル3の早出しによる制圧と最後に何とかしてくれる「“オフの過ごしかた” 青山ブルーマウンテン」の詰めが強力だと感じています。

  • ホロライブプロダクション
    対象としたのは流行っているっぽい「舞台の上で 天音かなた」&詰められるレベル3のCXコンボを採用した構築です。レベル1でリソースが枯れないように立ち回り、レベル2で「舞台の上で 天音かなた」を一気に展開してきます。この構築に限らずレベル2でレベル3のキャラを展開する構築が多い気がします。

上記を意識して採用したカードは以下の4枚です。

  • 未来へ一緒に 百鬼あやめ
    スタンバイに限らず早出しを軸にした構築が多いためハイライト効果は刺さります。また環境のほとんどが2枚以上のキャラを展開してくるため、2回連続で効果を使えるこのカードが強いと思っています。

  • キミと願うミライ 夏色まつり
    0コスト対策のカード1点読み。しかしアサルトリリィやゾンビランドサガなど0コストを中心な構築は多く、それに対して五等分の花嫁に限らず、スタンバイ構築が楽に戦うため採用されていることを多々見ます。

  • #あくあーと 湊あくあ
    五等分の花嫁の「一途な乙女 中野 二乃」などアンコール中心のスタンバイ構築の対策です。また最近はレベル1以下では『手札から舞台に置かれた時~』よりも『舞台から控え室に置かれた時~』の効果が多いため効果を使わせずに対処できることが増えています。

  • キミと願うミライ クレイジー・オリー
    レベル0のパワーラインを考えた時に応援+500と+1000する効果で倒しきれることが多いと思ったため採用しています。特に意識したのは3000と中央に移動できる3500です。

【機略縦横】

今回の構築は相手に合わせて動くことが多い構築であり、詰めも同様で相手に合わせて変化します。まぁそのため他の構築に比べて地味です。
例としては下の図のように相手にストックがある時と無い時で山札の崩し方が変わります。

他にもカウンターの防御が強い構築相手にはアタック時にダメージを入れられる「未来へ一緒に 大空スバル」とサイドアタックの選択肢を生み出せる「未来へ一緒に 百鬼あやめ」で詰めるという手段も取れます。
CXコンボ不要の詰めがが多いため様々なパターンを生み出せるため、事前に詰めの場面を想定しておくと実際に使う時に楽だと思います。

調整案

今回の構築に関しては今から記載するカード以外にも、CXコンボも含め環境や好みに合わせて変えられる部分が多いので、この構築が気になった方は色々と試行錯誤してみてください。

  • はあちゃまビーム 赤井はあと
    レベル2の2500助太刀。プリシラ拳と呼ばれる効果の亜種で助太刀として使った時に手札の《ホロライブ》を4枚控え室に置くことで、相手のキャラを1枚選びレストさせます。
    相手のアタックを制限するカードでカムバックとチョイスで手札は増えるので生き残るために採用するのはありです。

  • 夜空メル
    1ターンにつき1回まで発動する効果で【起】を使った時にパワーが6000になり、アタックした時に山札の上を公開しレベルが1以上ならストック置場に置く効果を持ちます。
    早出しなどでストックを使用する構築なので採用したいカードで、「返り討ち 尾丸ポルカ」で出しても強そうです。

  • ある冬の日 湊あくあ
    メインフェイズで登場時に山札を上から1枚見て上か下に置き、クロックが1枚以下なら《ホロライブ》を1枚スタンドさせる効果とコンソールと呼ばれる効果で登場時に山札の上を公開し《ホロライブ》なら手札に加え手札を1枚選び控え室に置きます。
    「未来へ一緒に 紫咲シオン」の補助に限らずクロックが1枚以下ならレスト効果を2回使用できます。また山札の上をコントロールする効果も便利です。

  • 未来へ一緒に 夏色まつり
    自信をレストさせてレベル1以上のキャラ1枚のパワーを+1500と1ストック自身レストで控え室から回収の集中効果です。
    カムバックやチョイスなどで回収はできますが、メインフェイズでの回収手段を入れてもいいと思います。

最後に

環境が変わればそれに合わせて変化する構築なので供養も兼ねて記事にしました。考え方やベース自体は今後も使える構築なので興味を持った方はよろしければ試してみてください。

もし図解・解説してほしい構築やカードがあればコメントください。可能な範囲で答えたいと思います。構築ネタのカードなども待ってます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。もしこの記事や構築が面白いと思いましたら、スキやツイート等々よろしくお願いします。
ではでは

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