哲学短編 軸の種類

ある客体(社会のこと)の中で、
「権力者」の位置にあるものは
同じ客体の中にある「被権力者」を必要とする

そして被権力者も、
「被権力者」であるためには「権力者」を必要とする

権力者/被権力者

2つの関係をつなぐのは、
それらの関係・軸である

権力の関係

他にも、
商品を売る「お店」は、商品を買ってくれる「顧客」を必要とし、
商品を買う「顧客」は、商品を売る「お店」を必要とする

「お店」と「顧客」は、
売買の関係で互いにつながれている

権力の関係・軸そのものが生じることで、
必然的に権力者・被権力者の関係(役割・責任)も決まる

関係・軸が先か
役割・責任が先か




関係・軸の種類による、
役割・責任の種類の規定

もし関係・軸の種類が「権力」なら
ふたり(ふたつ)の関係は「権力者/被権力者」になるだろう

もし関係・軸の種類が「売買」なら
ふたり(ふたつ)の関係は「お店/顧客」になるだろう

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