作品紹介
主催の紺色でございます。八月に入りうだるような暑さの中、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、本日は皆様が気になっているであろう、作品の内容についての紹介です。前回のように作品の数ページを掲載しようか、とも思いましたがやめておきます。本合同誌を手に取っていただいた皆様にはまっさらな気分で作品とぶつかって欲しいからです。
「それじゃあ怖くて買えねよ!」という方のために、作者それぞれがあらすじを書きましたので、どうぞご覧ください!
ほしいもの
作:和歌月狭山
永吉昴はアイドルだ。
綺麗な衣装を着て、ステージの上で笑顔を振りまく。
だが彼女は自分の容姿や性格に引け目を感じていた。アイドルに向いてない――そんなとき、兄の恋人である石川清菜と結婚式用の服を買いに行くことになり……
アイドルとしての命題に昴は答えを見いだせるのか。
『女の子(アイドル)が本当にほしいもの――』
お互いサマーのフェスティバル
作:だぶれ
千葉でアイドルをしている紫藤葉子は、地元のライブで有名アイドルの水瀬伊織と一緒の舞台に立つことになった。しかし葉子は伊織のことがどこか気に入らない。葉子と気に入らない女との、短い交流の話。
『全然違う、水瀬伊織とわたし』
あるがままでありのまま
作:かりん 編:だぶれ
ありのままでいることは難しい。高校二年生になった大神環はアイドルとしての自分に悩み、立ち止まる。自分はどうあるべきかを見つめ直す、少し成長した彼女の物語。
『立ち止まって、見つめ直して』
わっほいカツ丼
作:三才駅 共著:だぶれ
料理対決でコテンパンに負けた美奈子は、自分を見失ってしまう。そんな美奈子の料理を一口でも食べれば、琴葉は控え室で野球をしだし、まつりはパンクロックな世界へ足を踏み入れ、劇場は崩壊に向けて動き出してしまった。これを止めれるのは同じユニットメンバーの七尾百合子だけだ。そう彼女は信じ、この破滅へ向け動き出した劇場を食い止めようと冒険が、今始まる。
『一皿の冒険』
美也のおそはや
作:wizard5121
教科書に載るようなアイドルになりたい。
その夢を叶えるために翻弄するプロデューサーだったが、一方で宮尾美也とのコミュニケーションがうまくいかないと悩んでいた。
多くの人の助けと、プロデューサーがずっとプロを目指し、挫折した将棋を通じて、二人の挑戦が始まった。
『将棋で繋がる二人の絆』
小夜の色、朝の光
作:紺色 編:だぶれ・ゆーき
高山紗代子は悩んでいた。自分のために書かれた「Vivid Color」をいかに歌うべきか。そんなある日、紗代子のスマートフォンにあの子からメッセージが届いた。
あの子や、アイドルの仲間たちとの関係の中で、紗代子の中にある気持ちが芽生えていく。
果たして紗代子はどのような色で、この曲を歌い上げるのだろうか。
『空の色、みんなの色、私の色』
Re/Playtime
作:たう 編:ゆーき・だぶれ
記憶力の良い志保と、記憶力の悪いP。大人っぽい子供の志保と子供っぽい大人のP。二人はちぐはぐなのに、いつだって会話は弾む。
何故、って? そんなの二人が――。
『志保とプロデューサーはいつもいっしょ。ずーっといっしょ』
曇を溶かしたはれの日に
作:ゆーき
アイドルになって最初の年末、白石紬は金沢へと帰省する。楽しみにしていた幼馴染、宮岸綾姫との再会はけれど、些細なすれ違いと思い込みから難しくなっていく。東京に出て、アイドルになってしまった自分。何かを捨てなければ、何かを得ることはできないのか。曇天の続く空の下で、紬が思い出したのは――。
『雲を溶かすほどの想いを、私たちは持っていた。』
以上8作品となります。手前味噌ではございますが、どの作品も本当によく仕上がっています。
3日目南 ミ19b「flat style」にてお会いしましょう!
主催挨拶はこちらhttps://note.mu/ssrmillion/n/neff91d19fde0
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