とあるベンチャー企業がここ最近で一気に退職された話

退職しましたnoteに対抗して、退職されましたnote書きます。

弊社にはエンジニアメンバーが10人ちょいくらいしかいないんですが、最近連続で3人も辞めました。
反省も兼ねて記します。

1. 良い人系サーバーエンジニア
結論、採用のときに期待値上げすぎました。
実際はいろいろあるんだけど、改善しようとした先にある理想像を、まさに今やってますみたいに伝わってしまったなと思ってます。

嘘ついたつもりは全くないんだけど、キレイなとこを見せようとしすぎて入社後のギャップが大きすぎたのがまずかったなと。

課題感はずっとあったし今まさに改善されてきてるから、あと1ヶ月長く居てもらったらまた感じ方変わったかなと思っているんだけど・・・
今の状態を見てもらったらまた違うと思う。後の祭りだけど。
でも入社から2ヶ月で退職はちょっと早すぎだと思うので、せめてあと1ヶ月は居てほしかったですほんと。

2. 新卒系エンジニア
LPを担当してもらってました。元々未経験だったからエンジニアとしてはそんなにスキル高いわけではなかったけど、自分が入社する前からずっと会社にいて学生の頃から頑張ってきた感じのエンジニア。
後から入ったフロントエンジニアにいろいろ教えてもらいながら、LPのリプレイスを頑張ってました。

1on1を何回かやったときに「実はいつか自分で事業をやりたいと思ってまして」って言われて、そりゃ喜んで応援しますよと。

うまくいったら俺が育てたって言おう。頑張れ。
正直もうちょっといろいろできるようになってから旅立ってもらったほうが良かったのではと思ったりしている。
まあでも頑張れ。

3. 設計大事系フロントエンジニア
彼についてはとってもやらかしたと思ってます。
設計についてものすごく理想像を持っている人で、現状に対して文句をものすごく言ってくれた。
正しい意見が多かったと思うけど、本人的が言う「信頼関係ができてない状態で課題を伝えても理解されないと思う」という意見の通り、「今そこまでやる必要ある?」みたいな空気感もあった。
どのタイミングで何をどうやるかっていうのはかなり難しい判断かとは思う。人足りてない状況でド正論振りかざしても永遠にリリースできないし、理想のものをリリースする頃には既に競合が張ってる状態とかだと死ぬ。

個人的な経験としてはリリースしたけどすぐにクローズしないといけなかったり、リリース前に世に出ないことが決まったりってことがあったから、まずはとにかく出すこと、そして少しでも生かすことを第一に考えたい。
例えクソ設計だとしてもサービスが生きてる方が何倍もマシ。美しい設計だけどユーザーに使われないのが最も悲しい。
スケールしないのはだめだよねってのはその次の話。
とにかく早く出すのが正義でリファクタとかどうでもいいってのもまたクソなんだけど。

とはいえ改善できることはまだまだたくさんある。
今進め方を抜本的に変えているところで、課題感を持った人たちが中心になって進めてくれてる。

所属に関わらずみんな同じ目線で、何をすべきかを納得した状態で開発が進められるようになることを目指して。

頑張ろ。

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