MIOとK-1とシュートボクシングの揉め事を解説してみた
8月のK-1大阪大会で参戦が発表されたMIO選手ですがシュートボクシング(以下SB)から専属契約中である旨の声明が出てまたしてもK1が契約で揉めています。
ここまで来るとK-1のKは契約のKではないかというほど毎年揉めてますね。笑
さて、今回の件ですが事実と私の推測を交えた時系列で解説したいと思います。
ここ2ヶ月ほどの事実を紹介すると、まず7月にMIOが突然SBを辞めるとツイートしています。SBhttps://twitter.com/mio_tsumura414/status/1146775162064261121?s=09
そして8月にk-1参戦発表という流れになりました。
https://twitter.com/mio_tsumura414/status/1165286770700738561?s=09
これについて推測ですがSBを辞めるとツイートした時点でK-1と接触していた可能性があると思います。普通選手を引退するときに例えばK-1辞めますとかRIZIN辞めますって言い方をするでしょうか?
多くの選手は選手を引退すると書くでしょう。
そしてSB脱退についてMIOとSBとの間ではかなり揉めたと思われます。
1つ目の理由として40戦以上も戦ってきて女子部門ではRENAと二枚看板、RENAがRIZINを主戦場にしてからはエースとして戦ってきた選手の花道をSBは何も飾ろうとしなかった点。
2つ目は姉貴分で地元が一緒でいつも共に歩んできたのRENAがこの話題に一切SNSで触れていない点です。
では、なぜMIOとSBは揉めたのか?
これは2015年からの長いストーリーがあると考えられます。
元々RENAとMIOはSBの看板選手として活躍していました。しかし、RENAはRIZINに出るまでバイトをしながらの生活だったようです。そしておそらくMIOもそうでしょう。
2015年、RENAはRIZINで初めてMMAに挑戦しまさかの飛びつき腕十字で一本勝ちをおさめます。
そこからテレビに出演し、RIZINではメインを任されるなど一気に波に乗ります。そしてバイトもやめて格闘家というよりRENAとして生きていくことになりました。(ここから先は推測です。)
ただ、RENAがスターダムにのしあがる一方、SBに出て、バイトで生活費を稼いでいたときから隣にいたMIOの生活は変わらなかったと思われます。
MIOもMMAを始めてRIZINに出るという選択肢があっても不思議ではないですがおそらくRENAがルールの違いに苦しむところもそばで見ていたのかもしれません。
その後もSBで試合を続けます。
しかし、その当時立ち技格闘技で人気を集める団体が出てきました。
それが新生K-1です。
MIOとしては投げがないくらいしか変わらない比較的自分が得意な分野でSBよりも圧倒的に集客力と露出があるK-1に魅力を感じていたのだろうと思います。
そしてK-1に出たい事をSBに伝えるもK-1の独自の契約を遵守すると自分のところの興行に出られなくなるためSBから許可は降りませんでした。
しかし、SBの試合にいくら出ても自分の生活は変わらないことはすでにわかっていたのだろうと思います。
そして昨年、遂に敬遠していたMMAに進出します。
格闘代理戦争優勝してONEとの契約を勝ち取るというRENAも飛び越えかねない夢のある挑戦をしました。
しかし、プロ戦績がほとんどない選手ばかりの中に平田樹という化け物がいたため準決勝で破れてしまいます。
MMAにはそこまで興味がない、SBを続けても人生変わらないということで再度K-1への参戦を企てます。
格闘技業界は非常に狭い業界です。K-1の関係者と連絡をとることなどMIOの実績、知名度を考えれば容易い事であったと思います。
そしてK-1に出る条件を確認したところK-1との専属契約が必要であることを改めて確認し、SBを辞める決意をします。
恐らくSBと専属契約中であることはK-1は知らなかったと思います。契約大丈夫か?と聞いた程度ではないでしょうか。
MIOは引退宣言すればSBとの契約もチャラになると読みSB辞めた宣言をします。
そして1ヶ月以上期間を開けて地元開催のK-1で挨拶をしたという流れだろうと思います。
SNSで辞めますと言って契約チャラというのはバイトの辞めかたじゃないかと思いますが。笑
まぁk-1とSBが法廷で闘う時が来るのか来ないのか
楽しみにせずに待っています。
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