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「現役」

ぷろぴのひろば

第75回(2022年10月5日)
第74回きかさんからバトンを引き継いだ長野です。

テーマとなっている「現役」について、私は自分の中でこの言葉とどう関わってきたか考えてみました。
まずは中学の部活動(ソフトテニス)でしょうか。最期の大会が終わると引退となり「現役」から退きました。この時は次の高校という「現役」に意識が向きました。高校の部活でも同様に引退を迎えましたが、この時点プレイヤーとして引退となりました。大学受験時は「現役」ではうまくいきませんでした(もちろん引退はせずに浪人しましたが😭)。
会社に入ってからは「現役」は意識していませんでした。50代になり同期入社の仲間が転籍やら出向という話が出始めました時に意識し始めたと思います。上司からは「このまま同じ部署に残らないか」とのオファをいただきました。しかし、その時点でお客さま相談室に8年いたこともあり「他の仕事がしたい」とお断りしました。ある意味お客さま相談室の「現役」から引退を表明した訳です。55歳の時点で今の会社に転籍となりました。社内では親会社からの転籍組ということで「OB社員」と呼ばれていました。前職の「現役」ではないということです。前職の後輩には「『現役』は大変だよね。」なんて言葉をかけることがあります。
さて、このように振り返ってみると、これまでの人生で様々な節目で「現役」という言葉を使ってきたのだということが分かりました。今振り返ってみると、節目ではなくても「現役」について考え、向き合う機会を作ることが大切だったかもしれません。
今年還暦となり、OB社員の立場から、いわゆる再雇用、嘱託社員となりました。会社員の「現役」としては既にグレーゾーンかなと感じます。しかし、そこは自律的に「現役」を定義していけばよいと思っています。いろんな役割で「現役」「引退」を自分で決めていく、場合によっては「一部現役」「一部引退」なんでことも変幻自在に決めていきたいと考えます。
キャリアを学び、素敵なみなさんと出会えたことでこのような考えを持てるようになりました。感謝しかありません。これからもよろしくお願いします。
最期までお読みいただきありがとうございました。

さて、次回は横井仁美さんにバトンを引き継ぎます。横井さん、よろしくお願いします。

※写真は自宅近く、私の大好きな場所の水元公園(東京都葛飾区)で撮った朝日です。

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