香港人という人種
香港に駐在員として住み始め、いろんな香港人に会ったが、日本語を話せる香港人はたいてい勤勉だ。
日本語を話すために勉強しているが、
日本語以外に英語、普通語(中国語)、自国の広東語をすでに話せるからだ。
話せないと、香港で成功するのは遠い。
その3ヶ国を話せて、さらに見たいドラマ、映画、漫画のために日本語を学ぶ姿勢は素晴らしい。
それに比べ日本人は、英語か中国語のどちらか話せない(話しているつもり)の人が多い気がした。言葉が話せないと、ビジネスでは致命傷。
その傷を防ぐために、香港人がいるようなもの。個人の優秀さは奪われる。
さて、香港人はよく「金の話が好きでせっかちで中国人が嫌い。」と言われるが、強ち嘘ではない。香港人の友達と話す内容は、ビジネス、恋愛、家族、そして投資の話。特に投資の話ができないとなかなか香港人の中に入っていけない場合もある。投資の話は、何でもよく、儲かる話なら何でも好きである。儲かった話があれば、人気者になれる。
また、香港人は中国人が嫌い。特に若い人。歳を重ねた人は、仕事が中国本土関係、親戚が中国の広東省にいるので、微妙な立場の人と様々である。
香港人は、中国人をイナゴと言い、集団で来て散らかすかららしい。中国人は、香港人を犬と言い、ワンワン煩いからのようだ。もともと、香港はイギリス領だったため、プライドが高いのもある。だから、香港人に向かって中国人とか、ジャッキー・チェンと言ってはいけないし、中国語が話せる人はあまり中国語ではなく、英語を話す方が喜ばれる。
香港人の若い方は、服装によって金持ちとわかるが、年配の方は服装がダサく、それでいて金持ちだったりする。ひとはみかけによらないと思い知らされるできごとは多々ある。ヨレヨレのラルフローレンのポロシャツに時計はパテック・フィリップのアニュアルカレンダーなど付けていた。こういう人は不動産で成功している傾向があり、服装がパッとしない。
と香港人についてですが、
まだまだあるので、次回に。
知ってるのと知らないのでは、友達になるスピードも違う。
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