10.6 ママタルトのように生きたい

ママタルトを好きになって良かったこと第一位はもちろん、面白いネタを見られることとか、面白いラジオを聞けることとか、そんなことだけど、「『まーごめ』という語彙を手に入れた」というのも結構上位に食い込んでくると思う。

落ち込んだときとか、しんどいときとか、「ガチなんなの」「マジムカつく」とかじゃなくて「マジまーごめ」と咄嗟に思えるようになった。
「まーごめ💢」→「まーごめww」っていう変換がすぐにできるからネガティブな気持ちになるのは一瞬だけ。本当に楽しい。
今後、辞書がまーごめと書かれた一枚の紙になるまではしないにしても、感情を表す言葉はまーごめに置き換えられてもいい気がする。


ママタルトのラジオは、発見や学び、驚きが散りばめられていてとても楽しい。ラジ母でもラジまーでも、いろいろなことを話した結論が「毎日楽しいなぁ」だったり、「今年は楽しい1年だ」だったり。そういう考え方がとても好きだしそのように生きたいと思う。

先日生放送していた第124回ラジオまーちゃんはとても素敵だった。オールスター後夜祭に出たこと、ライブで解散した芸人の話を出したということについて話をしているとき。確かに口論をしているようではあったけれど、2人とも、「自分の考えを相手に伝える」ことよりも「相手の考えを理解する」ことを主軸にしているような感じがとても良かった。そりゃ仲いいよ、と思った。
そして2人とも、主張があちこちに行っていない。あくまで主張の内容は変えず、相手に伝わりやすいよう言葉を変えている感じ。目的が相手を論破するのではなくお互い分かりあうことにある。人間関係のあるべき姿という感じがした。感情的にならないことの大切さに気がついた。



また、漫才協会入りがオールスター後夜祭で発表されたことについて。あのリアクションの裏にはそんな感情が蠢いていたのか、と思い、とても面白いと思った。また、檜原さんが「これは説明できる!」と言って話していた、「視聴者の檜原は、出演している檜原に『漫才協会に入ったことを喜べよ、やったーと言えよ』と思うから出演している檜原は『やったー』と言った」という考え方にすごく感動(?)というか、なるほど!と思った。(本当はニュアンス的にはもうちょっと違うことを言っていた可能性もあるにはあるが、私はこのように読みとった。)
自分の考えを言語化するのがうますぎる。そして考え方そのものもとても面白くて、今までのわたしには無い視点だった。
「視聴者はこのように思うと思った」とかではなく、「見ている檜原はこのように思う」と考えられるのが本当にすごい。うまく言葉に出来ないけれど、いい意味で自分を中心に考えられているというか、、? とにかくすごいと思った。



そして私は、2人が言う「隠」、「陽」の表現もとても好き。人間の性質として、確かに隠の部分、陽の部分がそれぞれあると私も思う。
お互いの考え方の相違を「隠」「陽」として表現し(もちろんどっちがいいとか悪いとかは無く)、隠は究極の優しいかもしれないとか、その考え方は陽のようで隠ではないかとか、感情を客観的に見ていて、それを分かりやすく表現していて、本当に頭がいいんだなと思った。



私だって2人のように「楽しい」の感情を忘れずにというか、「楽しい」という感情を持つことを「楽しい」と感じられるように生きたい。今は結構「楽しい」が人生の主軸にあるけれど、そしてそれに満足しているけれど、これからどんどん年をとって大人になり、世の中のいいこと悪いことを沢山知っても「楽しい」は持ち続けていたいし、「楽しい」の楽しさを忘れずにいたい。

さらには、自分の気持ちや考えを言葉で表現したり、相手の言葉から考え方を理解したり、「言葉」というのものをもっと自分の人生に身近なものにできれば最高だなと思う。

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