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【問屋のお仕事】何度も挫折を乗り越えて、クオリティを認められる問屋となった「ji-soo」代表様のインタビュー

みなさんこんにちは、シンサンマーケット運営チームです😄

本日は第1弾に引き続き、大人気だった「インタビューコンテンツ第3弾」をお届けしたいと思います✋

↓第1弾、第2弾はこちらからご確認いただけます↓

シンサンマーケットに出店中の東大門の問屋、MER(メル)の代表様にインタビュー

【問屋のお仕事】火災被害、コロナを乗り越えた東大門の問屋、TING(ティン)の代表様にインタビュー


誰もが生きていて一度は苦労を経験するものです。 大変だった時期に東大門で新しい人生を再開し、一生のパートナーに会って第2の人生を始めた方がいます。 人の住む匂いが濃く感じられる町、東大門のブランド「Ji-soo」イ·テヒョク社長をご紹介します。

Q. 簡単な自己紹介と店舗紹介をお願いします。

こんにちは、ディオット4階i13号で「ji-soo」ブランドを運営するイ·テヒョクです。 東大門卸売市場で楽しく商売をしています。

Q.  東大門で卸売ブランドを運営してからどのくらいになりますか?

約8年ほどになりました。もともと妻が20年以上東大門卸売市場で仕事をしていたんです。妻は衣装デザインを専攻し卒業してすぐ、東大門でデザイナーとして働き、本人のブランドまでオープンしたんです。 彼女だった頃から、店舗の運営を手伝ってくれていて、今は子供のお母さんになって一緒にいてくれています。

Q. 長い間、東大門でジスというブランドが愛される秘訣は何ですか?

秘訣はデザインとクオリティだと思います。 デザインから生産、製作までの工程を妻が総括していて、私は売り場の運営とマーケティングを担当しているんですよ。 数年間横で見ていて、妻が服を製作する時、絶対に一度も妥協しません。

生地から副資材まで直接セレクトして自社工場で製作しますが、服製作においてこだわりと職人精神を持って臨むことが、長い間お客様に愛される第一の秘訣だと思います。 二つ目は、顧客と親密にコミュニケーションするマーケティングコミュニケーションのおかげではないかと思います。

Q. 自社工場があるとおっしゃいましたが、どのようなメリットがありますか?

工程が難しい多品種少量生産の場合、工場でうまく製作してくれない場合があります。 しかし、自社工場を保有していれば、希望するクオリティだけ最大限早く物量を生産できます。 私たちは独自の工場があるので、私たちがデザインした形のまま、好きな時期に製作することができます。 早い期日内に高いクオリティの服がよく生産される卸売業者がまさに「ji-soo」だと言えます。

Q. ジスと取引を続けているリピーターのお客様が多いと聞きましたが、記憶に残るお客様はいますか?

シンサンマーケットを通じて新たに取引関係を形成したところが多いのですが。 シンマ(シンサンマーケットの愛称)でコミュニケーションしながら一緒に成長した方々が記憶に残っています。

一度はシンマを通じて規模の小さい小売業者からサンプルを要求されましたが、信じてサンプルをお伝えしました。 元々卸売業者は新生業者にはサンプルをあまり与えない方なんですよ。 以後小さい規模だったその業者がぐんと成長し、今は一日に40~50万ウォンずつ注文をするほど規模が大きくなりました。 こういう方々が「ji-sooの服のクオリティが本当にいい。 信じて取引できる問屋だ」とおっしゃってくださるときは本当に嬉しいです。

小規模な取引先とも近くコミュニケーションをとり、共に成長しようとしています。 新しい取引先と疎通できる唯一無二の手段がシンサンマーケットなので、私はシンマに心から取り組んでいるんですよ。 ファッション卸小売間で協業と共生関係を構築できるプラットフォームだと思います。

※韓国国内では卸用のシンサンマーケットサービスが存在します。(日本での提供×)

Q.  卸売事業をして後悔したことはありませんでしたか。

24時間帰るところなので本当に忙しくて大変ですが後悔したことはありません。 ただ、禁限令、新型コロナウイルスなどによって海外だけでなく内需顧客も足が遠のいて売上が急落した時、とても大変でした。実は今も大変な時期を渡っています。

ji-sooの場合、2030女性顧客をターゲットにオフィスコーデ、結婚式コーデ、合コンコーデなどを主に製作しているが、コロナ以後はこのような行事があまりにも減ったじゃないですか。 ホームウェアが主流になって本当に難しくなりました。

Q. 東大門をこの10年間見守りながら、過去と現在が変わった点は何でしょうか。

​私が40をちょっと過ぎたんですが。 私が中高校の時は服と言えば絶対に「東大門」でした。 ファッションの中心という東大門のイメージは今も変わっていないと思います。 ただ、以前は服を直接着てみたり、値段の駆け引きもしていましたが、最近は取引文化が変わりました。 卸小売間の取引もシンサン
マーケットのようなプラットフォームですべて行われますから。 もちろん取引がより便利になった側面もありますが、人の匂いが込み合っていた以前の市場の感じが懐かしいのも事実です。

Q. 急変する環境でどのように卸売業を運営していますか?

どうやらオフライン上で東大門を行き来する人が減ったため、オンライン上で指数ブランドを多く露出しようと努力しています。 マーケティングの側面でシンサンマーケットを積極的に活用しています。 私たちのブランドを小売社長に露出できる唯一のプラットフォームであるため、シンサンアド(シンサンマーケット内の広告)も着実に使用しています。 シンマを通じて新規取引先を確保できるため、なぜこんなにシンマを遅く始めたのか後悔するほどです。

シンサンマーケットを通じて新しい注文がたくさん入ってこそ商売がうまくいく卸売という認識が市場にあるんですよ。 私もやはりシンマを通じて取引を新しく始めた業者が多いのでオフラインで会うと挨拶したりサンプルも沢山用意してくれたりします。

Q.  シンサンマーケットを通じて東大門にどのような変化が生じたと思いますか?

​多くの変化がありました。 まず、シンサンマーケットは東大門卸売市場にいる人たちの中で一番多く話題に上がるサービスです。 シンマを知らない卸売社長は多分ほとんどいないと思います。 それだけ影響力が大きいということです。

特にシンサンマーケットの広告口座が開かれる日はその週の話題です。 広告が5時に始まると、みんな4時4~50分からアラームがセットされています。 5時ちょっと過ぎると「はぁ~」とため息をつく声があちこちで聞こえ始めるのですが、広告を逃した社長たちなんです。 シンサンマーケットの広告を撮ろうとみんな大騒ぎなんです。 それだけ東大門でシェアが圧倒的に高いサービスです。 私はシンサンマーケットが東大門卸売市場でNo.1サービスだと思いますが、おそらく皆そう感じるでしょう?​

Q.  ファッション小売業を始めようとする初心者社長たちに言える助言やTIPはありますか。

東大門に長い時間いた人としてアドバイスをしますと、「地道さ」が命だと言いたいです。 簡単にショッピングモールを始めてすぐに折れる初心者社長が多いです。 普通3ヶ月ぐらい一生懸命やって疲れて挫折する場合が多いですが。 少なくとも1年以上はしなければ生き残れません。 焦らずに1日1個ずつアップデートすると思って、地道にやってください。 それも大変でしたら週に2~3個ずつでも新商品を上げて、長期戦に行ってください。

Q.「ji-soo」がお客様にとってどんなブランドとして記憶に残ってほしいですか。​

良い生地、良いクオリティ、本当に良い服を作るブランドで最初から最後までお客様の心に残りたいです。 服を作る時、一度も現実と妥協せずに毎シーズン本当に良い生地を使って国内製作を固守しているんですよ。

もう一つ望むとしたら、「ああ、そこの男性社長は本当に率直で面白い人だったな」と記憶に残ってほしいです。 信じて協業できる人としてですね。

Q. 最後に社長にとって「東大門」とはどんなところですか?

​私に他の人生を送れるようにしてくれたところです。 私が事業をしていて詐欺に遭って挫折しかけたことがあるんですよ。 本当に大変な時期を過ごしていましたが、今の妻に東大門で出会い、新しい人生を始めることになりました。

それで東大門は今の私を存在させてくれた暮らしの基盤であり体験生活の現場のようなところです。 みんなそれぞれの目標に向かって昼夜を問わず走りながら一生懸命汗を流す人たちが集まっている町なんですよ。 疲れて大変な時、その姿を見ると私もまた心を落ち着かせます。 熾烈でもあり、穏やかな情もあり、義理もある、人の生きる匂いが濃く感じられる場所です。 世界中のどこにもこのような生活の基盤はないと思います。

東大門は、ここで働く私に誇りを与えてくれる本当に魅力的な町です。


ここまで、ji-sooのイ・テヒョク代表のインタビューでした。いかがでしたでしょうか?

是非シンサンマーケット、そして問屋、ji-sooを今後とも宜しくお願いします💓

それではみなさま、良い週末をお過ごしください!

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