Week2 中間報告

危篤状態を脱して心臓の健康状態が穏やかにななるのを待ってから検査工程へ移行しています。
この状態で発作が起きた場合は本当に天使がお迎えに来たとしか考えられないので、即死に至る確率は通常と同じまで下がっていると判断します。

患者本人としての頑張り
胸(心筋)あたりと下腹部に鈍痛を感じる状態が続き、食欲があるのかよくわからなくなります。
発作の強さに関わらず括約筋と肛門の制御ができなくなるので気が付かずに失禁しています。ベッド隣に12点で計測する心電図を測定する機器が外れるまではおむつ着用を適用していました。
発作が起きた場合は上半身の筋肉が使えなくなるので下半身だけで起きられるようにベッドの下端に両足を引っ掛けておきましたが、発作が起きると意識が飛んでいくので両足を引っ掛けることに意味がなかったと思います。

本人にできることは意識があるときに限りナースコールボタンを押すだけです。
聴診器で聞く時は深呼吸をやめてください。
呼吸は小さく吸って吐いてが望ましいです。

生命の危機が薄れるに従ってICUからHCUに戻り、点滴とDrainライン(採血や投薬に用いる動脈に刺したままの針)は取り除かれます。

ここから数日をかけて回復を行います。
現在の病棟で行えることは体力を回復しつつできる限りの検査工程を終了することです。

CT検査
可搬式なので特記することなし。

MRI検査
頂点を見上げると少しだけ隙間が見えますが、目を開いただけでは商店を合わせられる場所がないのでそのままでは閉所恐怖症になるかもです。目は開けてはいけません。
絶食時間が長くなりますが耐えるしかない。

カテーテル検査
腕からカテーテルを挿入して心臓の診断を行います。部分麻酔で挿入口がイタイイタイ!を避けます。これは7月3日(あした!)に行います。

この三点を揃えて総合的な評定を下されます。

患者を効率良く支えるにはどうすればいいか?
はじめに救急搬送時に持ち出せなかった最低限の生活を維持するために必要とされる品物を搬入することです。

スリッパ
充電器(ANKERなどのUSBで4口くらいあるもの)
中継ケーブル(足りないだけ)
Windowsノートブックかタブレット
Androidタブレット(iOSではWeb決済/Downloadコンテンツの購買ができない場合に適用)
プリペイドカードのリチャージカード
(Andorid/iTunes/VISAまたはMasterCardのプリペイドシステム)

IC決済系統は売店が対応していないと使えないのと、自分が売店へ出向くことを許可されていない場合には利用ができない。

キャッシュカード/クレジットカード(必須。)お金がないと何もできない

平常時から常に持ち歩いておくべきもの
運転免許証(公的身分証明書)と保険証

入院すると呼ばれたときに必要なもの
三文判と所属する健康組合から発給される証明(それぞれで異なるので説明は省く)

パンツ(おむつが取れてから着替える)

入院時の生活
三点式の心電図測定器をつけて終夜で監理されます。気分が悪いならナースコールボタンを押してもいいし、自販機で買える飲み物を飲んでいてもいいです。銚子に乗りすぎているとお金がなくなるのもすごく早いのでお茶で我慢することも大切です。

WiFiがないのでパケットが足りなくなります。1日1GBとして一月で30GB。スマホしか暇つぶしができる品物がなくなるので余っていたらパケットを分けてもらったりルータと一緒に差し入れされると喜ばれると思います。

テレビはホテルと同じ1000円プリペイドカードです。Andoriodのスマホでワンセグは入ると思いますが、フルセグは割と無理ではないでしょうか。

電磁波による医療機器への影響
スマホの直上に三点式の心電図測定器を載せてしまうと波形が乱れます。なのでできればフライトモードにして電波の送受信を抑止してください。

三点式の心電図測定器では腕の上げ下げだけでも電位が変化して波形が乱れることもあるので、とりあえず大人しく寝ていてほしいが最適解でした。

現状が見えていないので闇雲に寝ろ起きるなと言ってしまうのは正しくないです。何か少しでも刺激を受けていないと気持ちが休まらないので、ちょうどいい機会だからがっつり勉強するかとか出すことを考えるのをやめて本を疲れない範囲で読むとかチャットをしていたいと思います。

自宅との通信手段は電話とメールがありますが、どちらも使いたくないのでSkypeを引きました。
自宅に残って支援を行える人たちのスマホに対しての読み書きをできる能力があるかを問われますが、都度電話をするにしても費やす通話料が安くないのでチャットで常時見えるようにしたいです。

Week3は?

三次指定救急病院への転院となります。
移動手段が未定です。

手術を受けてICDを埋め込むのは確定と思われます。

ICDとは?
AEDの付いてるペースメーカーと言われます。
条件付きでMRI検査を実施できる形式で、埋め込まれるだけで身体障害者手帳を交付される対象として判定を受けます。

発作を起こす前には10メッツ程度の運動を消化しても問題がなかったです。
判定の結果は等級がいくつであるかよりも交付の可否に注目が集まります。

判定を受けられるのはWeek3以降になりますので、今回の報告はここまでとなります。

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