SNSの可能性と自己プロデュース

SNSは個人がマスメディアになれるツールです。

SNSが広く使われる以前は、広報はマスメディアに頼るしかありませんでした。
簡単に言うとテレビ、ラジオ、新聞、雑誌など形のあるマスメディアに乗せて発信するしか方法がありませんでした。
(人から人への口コミという情報伝達もありましたがここについては割愛します。過去に信用金庫が潰れるというデマが口コミで伝わり広がったという話があります。気になったら調べてみてください。)

でも、今は文章を書いてツイートするボタン一つによって世界中に発信され、ボタン一つで拡散されます。
内容によっては何万RTもされて、ひょっとしたら既存のマスメディアよりも多くの人に見られる可能性もあります。
また、フォロワーの多い人にRTされた場合は一瞬にして多くの人の目に入ります。

https://twitter.com/sosotakei/status/1273168698145153025?s=21

これは武井壮さんのツイートですが、武井さんに乗せてもらって競輪という情報を発信しています。
武井壮さんには151万人のフォロワーがいますから、引用RTすることにより151万人の目に入ります。とてもわかりやすい例です。

Twitterで言われる「バズる」という現象でもRT数以上の人の目に入ります。
面白くてみんなの興味がある内容ならフォロワーが少なくても世の中に広がる可能性があります。
また、バズったツイートにスレッドを吊り下げて宣伝することもとても効率が良いことだと思います。

冒頭にも書きましたが、SNSは個人がマスメディアになれるツールです。
競輪選手は男子は約2200人、女子は約150人です。
その中でテレビ、新聞、雑誌、オフィシャルのホームページなどのマスメディアに取り上げられるのはひと握りです。
競輪を走っている競輪選手というくくりはみんな同じですが、本当に様々な選手がいます。
なかなか取り上げられることはないけど面白い考えを持った選手も沢山います。

今はストーリーを売る時代。
感動を売る時代です。
その一つのきっかけがSNS上にある時代です。

「競輪を広めたい」という声は本当によく耳にします。私自身もそう思ってる1人です。
どうやったら広がる?どうやったら関心を持ってもらえる?
そんなことを考えることも多いです。

自分の個性を世間に向けて発信する。
競輪という垣根を越えて発信する。

SNSは無限の可能性を秘めています。
自分の個性を世界に見せつけることが可能です。
自分達の力で競輪界の輪を広げましょう。

そして、世間の人が見てくれるチャンスを少しでも大きく広げて考えたいものです。