アイドルヲタクからガールズケイリン選手になった人間がアイドルから学んだこと

私は24歳までただのアイドルヲタク(をしながらシステムエンジニア)でした。
競輪選手を目指したのは24歳からです。
会社を辞めたのが社会人を丸2年やった時だったのでちょうど覚えています。

現在30年生きてますが私の人生の中できっと人から見て面白いことは
「アイドルヲタクであること」と「競輪選手であること」でしょう。

アイドルヲタクでなかったら私は間違いなく競輪選手にはなっていません。
どこかでなんかあって、もし競輪選手になったとしても、アイドルヲタクでなかったら今みたいに活動的に自分で発信することはしていないでしょう。

そうやって思う理由、アイドルヲタクを通じて何を学んだのか、たくさん積んだCDから何を得たのか、競輪選手になってアイドルから何を得たのか考えたいと思います。


行かないで後悔するなら行って後悔

どんな現場でもとにかく行ってみる!
ヲタクの師匠と話して言われた言葉です。
全国どこでも飛び回ることがとても楽しかったしとりあえずなんでもやってみようと思えるようになりました。実際アイドル現場で行かなくて良かったなって思う現場は1つもありませんでした。


アイドルを通じて知り合った個性的な友人

当時20過ぎだった私ですが、知り合った人は本当に個性豊かで中学生から60歳くらいのおじさんまでいました。もちろん仕事も住んでいるところも多種多様です。
ただの大学生では知り合えない友人がたくさんできました。いまでも古巣の現場に行くと仲良くしてくれて交流があります。
同じアイドルが好きと言って出会った人で週末集まって本名も知らない半分バーチャルな感覚もある繋がりは不思議な感覚でした。
その中でたまに現実的なこともアイドルのチェキをつまみに語らうのもとても刺激的でした。

多様な目線
アイドルヲタクは与えられた中で楽しむことしかできません。それをどうやって楽しむか。
ヲタクはどんなことでもどんな状況でも楽しめる。たぶんつまんないことでも違う目線から見ることにより面白がることができるようになったと思います。

人の心を動かす人間の美しさ
これ!まさにこれ!アイドルは美しい!
人生の大切な時間を私たちのために使ってくれたアイドル達!本当にありがとう!君たちは最高に綺麗だ!美しい!
本気でやってる人間は美しい!!

自己プロデュースの重要性
どうやって自分を見せるか?できる範囲の中で何ができるか?
今時はSNSの発信力がアイドルの人気に直結する世界となってきます。もちろんアイドル自身の発信力だけでなく運営側のプロデュース能力も問われます。どうしたら売れるのか、どうしたら目立つことができるのか。どうしたらグループが注目されるのかなど、、考えるようになりました。

ざーっと書いてみましたが、競輪につながることもチラホラかな。
人生で無駄なことはなく、どれも自分につながってきます。

逆に自分が応援していただく立場になって、応援したくなる競輪選手になれるようにアイドルヲタクとしての経験を生かしていきたいです。

おしまい