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船運通勤実証実験を体験

1. 古くて新しい通勤手段?東京都で水運利用の実証実験

都心の海側は、都が防災目的で浮き桟橋を各所に設けていて、実は日本橋・秋葉原・松戸なんて所にも船で行くことができます。少し前のことになりますが、東京都が通勤時間帯の水運利用の実証実験を行っていました。

2. 行ってみた!観光船状態?

何本かコースがあったうち、自宅から近い五反田から天王洲アイルまでの便に乗ってみました。スマホで予約・決裁できて、乗り場ではタブレットで改札していましたが、チケットは紙で、集計も手書きメモとは何だか役所っぽい?

五反田出港

何故か女性多く(内、子供連れは1組)、途中すれ違った上りを見ると向こうも女性多かったです。通勤時の実証実験というより単に観光船状態でした。五反田9時発の朝最終便だったこともあるかもしれませんが。

3. 運河からみる都会の景色は新鮮

五反田駅近く

普段知った地域も、運河から見るとビルの裏側の違った景色を見られました。そういえば、ニューヨーク、マンハッタン島東側に新たにフェリー航路が作られたそうで、通勤利用の乗客がインタビューで、「何より気持ちいい」(冬なのに!)と答えていました。こういう効用もあるようです。実際、わたしも気分が良かったです。今回の船は屋根無しのボートだったので冬夏は屋根が欲しいところです(コースによっては屋形船を利用していました)。

4. 移動時間の発想の転換?

わたしは移動しながら仕事や勉強をするのが好きですが、運河だったら揺れが少ないので、席に広さがあれば十分仕事はできます。電車より時間がかかる分、船内でまとまった時間が確保できる点にフォーカスしたら良いかもしれません。どのみちスピードでは電車に敵わないので、便利を売りにしてはいけないのでしょう。

左手が天王洲アイル船着き場

都会の水辺も悪くないです。船で来れば、行き帰りに水辺に立ち寄れます。

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