Vol.43　根本 海斗　2

SS伊豆に関わる全ての方々、いつも本当にありがとうございます。今の僕がこの環境でサッカーできているのは皆様のおかげです。本当にありがとうございます。

伊豆の14番、心から指名を受けました、
伊豆の19番、根本海斗です。

今回はフリーテーマということで、SNSで皆様に質問を募らせていただきました。その中でいくつかの質問に答えたいと思います。また、働くサッカー選手ということで、自分がなんの仕事をしてて、どういった生活を送っているのかを皆様へお伝えできればと思います。

Q:髪型は誰を意識していますか？

A:特に意識している人はいませんが、自分がかっ　　　　　　　　こいいって思った髪型を美容師の方に見せてそこから自分に合うように切ってもらってます。
最近染めて自分的にはめちゃくちゃいけてると思ってます。

Q:サッカーのモチベーションの保ち方

A:好きでやっていることなのでいつも楽しくやっている感じです笑
ただ、このクラブに入ってからは、本当にたくさんの方に応援、期待されているなと実感する機会が多くあり、結果を出さなければいけないという思いもあります。昨シーズン東海リーグに昇格した際に、本当に沢山の方々が自分のことのように喜んでくれているのを見て、自分達が結果を残すことによってこんなに沢山の人を笑顔にできるんだって肌で感じました。
保ち方というか、そういう気持ちは常にあります。

Q:海斗さん的昨シーズンMVPは？

A:みんなです。
こんな未熟な自分について来てくれて、東海リーグ昇格してくれた仲間、スタッフ陣に本当に感謝してます。

Q:試合前後のルーティンは？

A:正直ルーティンは１つもありません。笑
ただ、試合後は次の日は仕事になるのでなるべく早く帰って9時には布団に入るようにしてます。笑

質問は他にもたくさんいただいたのですが、この辺で終了とさせていただきます。
次は、冒頭でもお伝えした働くサッカー選手としての自分のことを書かせていただきたいと思います。

自分は半年前に転職しました。
簡単に言うと営業マンから職人になりました。

ポンプの交換やメンテナンスを主に水回り関係の仕事をやらせていただいてます。
蛇口をひねれば当たり前に水がでるし、トイレでレバーをひねれば当たり前に流すことができます。

断水を経験したことある方は分かると思いますが、水って生きていく上で必要不可欠で、水がないと本当に困ります。

昨年の清水区を中心に大きな被害があった台風の際や、今年に入ってあった大寒波によって断水になってしまった際に仕事させてもらい、水が出るようになると本当に喜ばれました。
水が出るようになったお客さんの顔は本当に忘れられないし、ものすごいやりがいを感じます。

普段は人の目にかかることのないポンプですが、それがなければマンションやアパートの各部屋に水は供給されません。
目立つことはないけれど、自分が今やっている仕事がなければ困る人はたくさんいます。
そうです、縁の下の力持ちなんです。
自分が勤める会社の名前もそこから来ています。

こんな感じでいかにも自分が直してみんなを助けてるみたいな言い方をしてしまいましたが、まだ入社して半年の見習いです。笑
サッカーしてる自分を見てる皆様からは信じられないくらい怒られてます笑
毎日怒られてます。怒られてない日は入社してから片手で数えられるくらいです。
でも嫌になったことはありません。
社長も皆さんも真正面から自分にぶつかってくれて指導してくれます。
サッカーだけでなく仕事もめちゃくちゃエネルギー使ってます。

6時起床
7時出発
７時半出勤
18時半退勤
19時練習
21時練習終わり
22時帰宅
23時就寝

だいたいこんな流れの日々を送ってます！

※ここから大事です↓
※ここだけでも読んでください↓

勉強して、国家資格取得したり、修行を積んで手に職つけて、将来独立するって夢があります。
社長とかがこのことを聞いたらきっと大笑いされてしまいます。でも、それが今の自分の夢です。
そして独立して、SS伊豆のスポンサーとなり、選手じゃなくなっても何かでクラブを支援し、共闘したいと思っています。
そして自分が独立して選手を雇ってまたさらに自分と同じようにその選手が独立して、スポンサーになるサイクルができればこんな幸せなことないと思っています。
今、本当に1日を必死に生きています。
これまでどれだけ甘えて生きて来たのかを痛感してます。

今シーズンは東海リーグでの勝負となります。
試合数や相手のレベル、移動距離などこれまでとは全然変わって来ます。けれど僕たちは必ず胸が熱くなる試合をし、東海一部リーグへと昇格させます。
今年もこれまで同様に皆様の熱く、愛のあるご声援をお願いいたします！

次回は同じ「カイト」の
鈴木海都選手です！
よろしくお願いします！