DVDの収集癖やめたよ

私は洋画DVDの収集癖があった(今も少しだけ)。期間は4年ぐらい。

観て気にいった作品は勿論、見てないものも新品や中古でどっさり。
明らかに観る量の範疇を超えているにも関わらず、ヤフオクやメルカリで買い漁って、観て、気に入ったら残して、気に入らなかったものは売って。そういうのをひたすらに繰り返していたら1000本近くなってた。
流石にその頃は1000本中、鑑賞済なんて100とか150本とかそんなものでほぼ観ていないので囲んでた。
売る金額を考えたら、実質レンタルよりも安い気がしてた。メルカリやヤフオクで売れるのも、何だか気持ちが良くてやめられなかった。


大量に所有している謎の誇らしさと、本数観てりゃ映画ファン、円盤持ってて映画ファンみたいな謎思考をもってた。(何と闘ってたんだろう)

私の部屋は四畳半と狭いのだけど、そこにDVDがギッシリ。増えていくから「観なきゃ…」って誰に責め立てられる訳でもないのに焦って、気持ちが落ち着かなくなったりもしたけど止められなかった。収集ペースも量も常軌を逸している感じはしていたので止めたいとは2018年後半ぐらいから思っていたけど、癖づいて中々やめられず


映画好きというレッテルに凄い雁字搦めにされた部分があって、映画鑑賞を記録するアプリで毎日のように映画を見て毎日レビューを投下している猛者たちをみて謎の敗北感を感じていて、より一層本数を見なきゃという気持ちでいっぱいになってたのね。つらかった。

社会人になって、一層みる時間が無くなたって、フリマサイト等に手放していくサイクルにもほとほと疲れてきた。「疲れたからやめるー!」って言って投げだせるほどの量じゃなかった。

踏み出すキッカケはツイッターで収集癖をやめたがっている人をウォッチしはじめたとき。
検索かけてヒットした人の葛藤ツイートを時々見ることにした。その人はDVDではなかったんだけど「もう、やめます。」みたいなことを呟いては数日後に開封報告ツイートみたいのしたり「ミニマリストの本を買いました!これを目指します!」と言った数日後「また買ってしまいました。レアが云々」と呟いたりして、典型的な止めたくても止められない人だったんだけど、はたから見たら私もこの人のようにズルズル続けているだけなんだ…と思った。買いたくなって心折れそうになった時はこの人のツイートをみるようにしてた。人の振り見て我が振り直せ精神。

ちょっとずつ効果も出てきて、買い漁ることが無くなった。
今ある大量の収集物たちを全て見るには途方もない時間を消費してしまうので、どういう基準で処分をするか検討中。
2019年は棚を1個処分するぞ!と思っていたものの全然達成できなかった。
2020年こそはとリベンジ計画をしている。
とりあえず量としては今棚が1.5個分はあるんだけど本数を100本に絞る。これはわたしの宣誓。やり遂げる。見てろ2021年の私。


その他

収集癖にも色んな収集対象があるみたいで検索するとマスキングテープやCD、アイドルのグッズとか色々あるみたい。好きなら問題ないけどやめたくても止められないものは病気の類だと思うので、自分なりに向き合って解決出来ればいいよね。