見出し画像

#032.どこで何をしたいのか?

最近、福祉を学ぶ学生と話す機会がありました。将来どうなりたいの?と聞くと、福祉課関係に就きたいと。そこから詳しく質問をしていくと、今よりももっといい福祉業界にしていきたい!と話がでたので僕が思う福祉へのアプローチとは・・と伝えた所、大変共感してくれた事と、その子の夢が少し変わったという事例がありました。
#正しくはより夢が明確になった
この考え方は飲食業界も勿論、いろいろな分野でも同じ考えができると思いますので共有します。

目の前のサービス利用者様(お客様)へ直接自分がサービスを提供する。これはいわゆる『プレイヤー』になるかと思います。1番お客様と近い所にいる存在、と言えます。対面サービス(接客)が好きな方はここがいいかと思います。

そして次のポジションとしては責任者(店長やチーム長)『監督』といってもいいかと思います。実際の現場だとプレイヤー兼監督的な人が多いかと思いますが、サービス提供以外の仕事が増えてきます。教育、運営、数値管理、マネジメント、目標達成など。

最後はオーナー(事業部長・役員など)いわゆる現場からは1番遠いポジションになります。ここはその組織によっても違いはあると思いますが、大きくは『ヒトモノカネ』といわれる経営全般、がミッションかと思います。

この位までは大体知ってる、想像できる範囲、バイト先で見てる光景、などと思いますが大事なのはここからです。

サービスの濃さ(お客様との距離)で考えると
プレイヤー > 監督 > オーナー(経営)と言えます。左が1番濃く右にいくに従って薄くなる。

一方でより沢山のお客様へサービス提供できる(直接ではなくても)順にすると
プレイヤー < 監督 <オーナー(経営)と言えるかと思います。
これは飲食店にあてはめるとイメージしやすいかと思うのでその例えで説明すると・・

例えばホールで接客をする人は、最高の料理と接客で目の前のお客様を喜ばせる事が直接できます。いくら経営者が熱い想いをもっていても最後に接客するあなたが良くなければアウトです。それくらい大事なポジションです。ですが、1日に出会う人数や、1ヶ月でその人が会える人の限界値はあります。

#いい接客を1日500人にしたい !と思っても物理的に厳しい

そこで店長であれば、そのような素敵なホールを育てる事も仕事に一つになりますが、もう1人育て上げる事ができると、単純に喜ばせれる人は倍にできます。この倍倍をスピードで確立できれば店長は現場にはいって1プレイヤーで時間を使うよりも育てたほうが、より多くのお客様を喜ばせる事が可能になります。そして利益をだせる店舗が作れるともう1店舗作る事ができます。

#資源がたまってくる (人やマニュアルや資金等)

2店舗、3店舗と増やしていく事ができたら、我々のサービスによって喜んでいただける人を増やせる事になります。これが経営の役割でありミッションかと思います。
タイトルにある、『どこで何をしたいのか?』は、プレイヤー、監督、オーナー、それぞれに、それぞれの強みやミッションがあります。どれがいいとか悪いではなく、同じ目的をもって同じゴールに向かうにもそれぞれの役割がある事。そして自分自身はどこで自身の力を発揮したいのか?チームへどのような貢献をして盛り上げていきたいのか?をこうやってわけて考えてみるといいかと思います。

#経営に興味ある人募集



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?