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2023/04/22

3ヶ月ほど休日もなく働きっぱなしだったためか、心と身体が遠のいている感じがする。ストレスもそろそろ抱えきれないぐらいの量になりつつあって、これでは流石にヤバいと思った矢先に口からホチキスの芯が出てきた。なんで?

正直この症状、僕からすると数年前から起こっていた症状で別に珍しいものではなかった。しかし配信上で「ホチキスの芯出てきた」と言っても誰も信じてくれず、この画像を見せてみたところ空気感が一気に変わった。僕以外の人から見たらこれはかなりショッキングなもののようで、周囲の友人からも心配の声が多くかけられた。他人から見たら事態はかなり深刻なようで、むしろ周りの反応の大きさに驚いている自分がいる。正直僕が人生で求めているものの大きさに比べたらこんなことはとても小さなもので、気にするに足らないと思っていたからだ。いつか肺に刺さって死ぬのかもなぁとぼんやり思っていたし、肺が機能しなくて苦しむ思いは経験済みだから恐怖も無かったわけではないけど大きくはなかった。肺が潰れても器官が傷ついて血痰を吐いても歩みを止めてはならないと思っていた。それで死んだら、もう僕はそれまで、ぐらいに思っていた。でも流石に周りの人間の説得もあって月曜日は仕事を休んで病院に行くこととなった。当然だけど。冷静に考えて口からホチキスの芯が出てくるのが普通なわけない。

「大の大人が夢を追う上で、まともな神経でいられるか」と配信上で言った言葉を今でも覚えてる。今でもその考えに変化はない。狂気じみた信念が無いと僕は理想を叶えられると思っていないし、正直今だって口からホチキスの芯が出てきたぐらいで病院に行くのは億劫に思っている。それでも周囲の友人や上司などの説得があったからこそ行かなければならないし、忘れかけていたけど僕は会社に所属している正社員だから社会的なテイを保たないといけない。上司に「死なれたら困る」と言われて、思わず反射的に「そのときは道端にでも捨ててください」と言いそうになったけど、ぐっと堪えた。僕は覚悟とはまた違う、狂った感覚を持ってしまっていることを自覚した。

多くのリスナーの方々が心配してもらえることに関しては申し訳無さと感謝の念が絶えないのだけど、それでもネット上では善意で殴ってくる人間がいる。「命を何だと思っているんだ」とか「真面目に考えろ」とか。これはまだ優しいほうで、もっと脅迫じみたことや不謹慎なことを言う人すらもいた。正直なところを申し上げると、そういった物言いの方々は心配をされている印象をあまり受けない。正直言うと、意図がわからない。それならば僕が死にかけたときに助けてくれるのかと言えば、おそらく彼らは手を差し伸べないのだと思う。僕と少なくとも多くとも時間を共にしたリスナーたちや友人たち、関係者の皆様は悲しんでくれたり、手を差し伸べてくれるのだと思う。だけどそうではない人たちは結局自らが善意的な行動を行って自己の正当化を図っているだけにすぎなく、かつ攻撃性を包み隠すことができないのだと思う。死にかけている人間にすら攻撃性を隠せないとは、精が出る。まったくもって関心した。だけども安心してほしいのは、そういった野蛮な精神を持った人の力を借りることは今後一切ないので、安心して自分の居場所に帰ってほしい。少なくとも、僕はそれを提供しない。

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